3月15日〜16日 大潮・中潮 曇り〜晴れ 千種川

遠征気分でオールナイト!

「春の爆釣シーズンに赤穂のシーバスを釣ってみませんか?」

とお誘いしたのがきっかけで京都からASAZUMA BAIT CRAFTの浅妻さんhazaman工房のhazamanさんが赤穂に来られる事になりました。

例年パチンコ銀座前に溜まるシーバスを釣ってもらおうと計画したのですがシーズン的にはちょっと早め。でも釣友が小爆釣したとの情報も

あることだしなんとかなるか!

「今日は京都からお客さんが来るんでオールナイトでやるんや。晩帰らへんから。」

そう嫁さんに言って家を出たのが集合時間よりかなり早めの12:00頃。「しっかりプラやっときますね!」とエラそうな事を言ってしまったワリには

釣りに行ってなかったので少しでも足しになれば・・・と。

パチンコ銀座前に着くと朝まで降っていた雨も上がって薄曇りなうえ下げ潮という事もあってイイ感じ、水色も雨の影響で笹濁りになってます。

水没しているテトラに気をつけながらキャスト&リトリーブを繰り返して反応をみますがイマヒトツ。

「やっぱまだ早いんかなぁ。」

そこで試作中のリップレスミノーに付け替え泳ぎを見ているとテトラ際で”ギラ!”と光って”ガツン!”とバイトし”クル!”と半転していく姿が!

「あ!惜しぃ〜!40(cm)くらいかなぁ。」

それにしても厳しい状況です。旧大橋の近くまで探り歩きますが何の反応も無し、おまけに昼イチは背中から吹いていた風が下流側から

吹いてきてだんだん強さも増してきました。と、鳴り響く携帯メールの着信音。

”浅妻さんと合流してそちらに向かいます。”とのhazamanさんからの連絡にますます気合が入りますが風もますます気合が入ってきて釣り

どころではない状況。「こらぁアカンわ」と車に避難すると暖かい日差しも手伝って眠気が・・・。

携帯の着信音にビックリして目が覚めました。あわてて取るとhazamanさんからでした。

「どうもはじめまして、これから出ますんで〜。」

「あぁどうも〜、お待ちしてますぅ〜。」

時刻は15時前、京都からだと到着は17時過ぎになりそうだとの事。探りを入れたり休憩したりしながら待っていると投げ竿を持ったオジサマ

がやって来ました。見るとデカいカラ針がぶら下がっていてキャスト&シャクリを繰り返しはじめます。

「わちゃぁ〜、あんなんやられたら怖ぅてやれんなぁ・・・。」

車に逃げ帰り(笑)車中からボラ掛けおじさんの様子を見ていると隣に滑り込んで来た車が1台。見ると中から手を振る笑顔が!

「どうも始めまして!」 ← hazamanさん&浅妻さんです。

「どうもどうも、早かったですねぇ。」

とガッチリ握手!いつもながらネットで知り合った方々とお会いするのは不思議な感じです。実際にお会いするのは初めてでも日ごろから

メールやBBSでやりとりしてるもんで旧知の仲のよう、ハナから会話もはずみます。

「おぉ〜、ここですかぁ。見るからに滑りそうなテトラですね。」

「むっちゃ川ですやん。こんなトコでシーバス釣れるんですか?」

「干潮まで時間ないんで早速やりましょか!」

装備を整え実釣開始!おっかなびっくりでテトラに乗る浅妻さんを心配そうに見守るhazamanさんと共にキャストを繰り返しますが反応は

ありません。と、浅妻さんが引いていたルアーを追って来た影が!

「チェイスしてきた!」

その声で一瞬気合が入ったものの日の入りと共に釣り人の活性も下がる一方・・・。

「あきませんなぁ、河口に行ってみましょか?」

というワケでその場を後にしいつもの河口へご案内、ここも未だ絶好調ではありませんがナイトでやればなんとか・・・。

 

完全武装で波止を歩きいつもの階段に到着。

「わぁ海やぁ〜、潮の匂いがする!」

と感動しきりの両氏。おっかなビックリで急な階段を降りてザブザブ入水、なんとか釣って下さい!

過去の実績ポイントを説明しながらオイラを先頭に探っていきます。と、闇夜に響き渡る「ヒットォ〜!!」の声!!

あわてて振り返ると真中でキャストしていた浅妻さんのロッドが曲がっています!

ファーストキャッチは浅妻さん!オリジナルのシルバーフォックスでの

キャッチです。う〜んシブイ!!

「フックが上下の口に掛かっとるぅ〜、どうやって外したらエエんやぁ〜。」

「やったやった!デカイですやん!」

と大喜びの両氏、さぁ次はhazamanさんにも釣ってもらわなくっちゃ!と、そんな心配は無用!とばかりに更にデカイ声(笑)が!

「来たぁ〜!こらデカイわぁ〜!!」

ドラグがジージー鳴りロッドも大きく曲がっています!こりゃマジでデカいかも?

「くぅ〜、引く引くぅ〜!hazamanミノーやでぇ〜!!」

と実に楽しそうにファイト!と、やっとこ引き寄せお顔を拝見した途端テンションが下がるhazaman氏。

「あ、スレとる。腹に掛かっとるわぁ。」

残念ながらスレ掛りでしたが赤穂シーバスの”口をつかむ”事が出来てホッとした様子でした。

赤穂シーバスをゲットしてもらえて一安心、しかし心中は穏やかではありません。そう、まだ今年1匹もシーバスを釣っていないオイラは

ガイドどころではないんです!

あせる気持ちに早くなっていたリトリーブ、ハッと我に返ってスピードを緩めいつものペースに。するとそれを待ってたかのように(?)久々の

感触が!

「お!来たぁ〜!」

やっとこオイラにもヒットです。サイズは小さいですが

一人おいてけぼりをくってたのでホッとしました。

それにしもてhazamanさんの笑顔は素敵です(^-^)

そんでもってもう1匹追加!

続けて2匹目!今度のヤツはなんとか60cmに手が

届くサイズ。ガイド役の面目躍如の1匹でした!

と、またも浅妻さんから上がる声!

「ピックアップしてたルアーに飛び出して来たぁ!でも小さかったぁ〜。」

その後はオイラが2バラシのみ、バイトも遠のき上げ潮でもあるので早めに上がることにしました。ザブザブ行進の水面を見ると夜光虫が

キラキラ光ってとってもキレイ。と、実物を見たことがないという浅妻さんに

「夜光虫キレイですねぇ。でも触ったらアカンで刺されますから。」

という言葉にビビル浅妻さん。思わず笑ってしまったオイラとhazamanさん、

「ウソですって!」

の一言にどっとなごむ一同でありました。

 

時刻は21時頃、さすがに腹も減ってきたのでファミレスで晩ゴハンです。テーブルに”バス””ライギョ”とあちこちの野池にメモが書き込まれた

hazamanさんの地図(驚)を見ながら釣り談義に花を咲かせしばしの休息です。満潮が23時頃ということで陸っぱりから狙えるポイントを思い

出しながら作戦会議、結果海浜大橋の下に行ってみることにしました。

ポイントに到着すると電気ウキで狙うエサ師が1名、幸いルアーマンは入っていません。いそいそと準備を整えキャスト開始!

「実績はあるらしいんすが、ここでは釣ったことないんですよ。」

「じゃぁ実績作りましょう!」

という浅妻さんの言葉に励まされながらキャスト&リトリーブを繰り返しますが反応無し。と、下流側でウキを流していたエサ師にヒット!

「あっちなんか釣れてますよ。」

「え?釣れた?釣れた?」

と興奮気味のhazaman氏ですがルアー組にはバイト無し。おまけにオイラとhazaman氏が1個づつロストし更にテンションは下がります。

更にリーダーを切ってしまったhazaman氏は車の中でオルブライトに悪戦苦闘したとのこと。

(メイン)ラインPEですよね?それならもっと簡単で強いのありますよ。」

「後で教えてください!」

「潮も下げて来たんで上(パチ銀前)上がりますか。」

というワケで再びパチ銀前に移動、時刻は24時頃。到着するやいなや「ノット教えて下さい!」というワケで真っ暗な中即席のノット教室です。

伝授したのはSFノット、簡単で抜けにくいんで現場でやるにはお手軽です。

とりあえず川の様子を伺おうと近づくとサンダル履きの足を水溜まりに突っ込んでしもうたぁ〜!おかげで靴下はビショ濡れ、

「替えの靴下持っていかんでエエの?」

と言ってくれた嫁さんに「イランイラン。」と断ってしまった自分を責めつつ今朝(昨朝か?)のTV占いで”水難の相”が出ていた事を思い出し

更に後悔の念が募ります・・・。

冷たい靴下を我慢しながらキャストを開始しますが反応無し。お疲れ気味の二人を尻目に一人燃える浅妻氏、

「ヒット〜!でもすぐバレたぁ〜!」

と元気いっぱいです。旧大橋近くまで探りを入れた様子ですが風も強くなり朝マズメに備えて仮眠をとることに、時刻は1:30頃でした。

わずか1時間半の仮眠を取った後再び河口に移動、”ボヘ〜”とした頭をかかえながら身支度します。更に元気いっぱいの浅妻さんは

1番に準備を整え「まだか!早よせんかい!」と言わんばかり(笑)に待ってます。と車の後ろでゴソゴソやってるhazamanさん、

「(ノットを)結び直してるんですぅ。先行ってて下さい。」

「じゃぁ先に1匹釣っときますわ。」

という浅妻さんと共に真っ暗な海へ。干潮から上げの潮でもあるんで一気に石積みの先端までザブザブ進行、ん?浅妻さんは?あまりに

速い移動に躊躇したのか遥か遠くにチラチラ見えるヘッドライトの明かり。しまったぁ〜置いてきてしもうたぁ〜。しかし暗いうちが勝負!と

後悔の念を押し殺し(?)実績ポイントを叩きまくりますが中潮の干潮で想像以上に低い潮、一向に訪れないバイトに戦意も下がる一方で

おいてけぼりにしてしまった浅妻さんと来てるハズのhazamanさんの事が気になって戻ることに。しかし戻れど戻れど二人の姿は見当たり

ません。

「もしやどっかで溺れてるのでは・・・。」

そんな事を考えながら先を急ぐと闇夜に浮かび上がる人影が。ん?でも一人だけ?

「どないですぅ?」

「あきませんねぇ。」 ← 浅妻さんでした。

「hazamanさんは?」

「車で寝てるんとちゃいますか?」

次第に薄明るくなって来る中、石積みの上でハンドメ談義に花を咲かせていると6時過ぎに入り口に現れた一人のアングラー。

「おっさん(T氏です)ちゃうかな?」

「そういえばエラく慣れた足取りですね。」

石積みの上のオイラ達を見つけ近寄って来るおなじみT氏。

「おはようさん。」

「おう、どないや?」

「ぜんぜんやな、遅いやん。」

「これからの潮やからな、がんばって来るわ。」

そう言い残しあっという間に姿が見えなくなってしまいました。

立ち込む浅妻さんの図。

波止沿い、川の本流側と探ってみますがなぁ〜んもなし!疲れもピークに達し重い足を引きづるようにふぅふぅ言いながら車に戻ると

やはりhazamanさんは爆睡している様子。

爆睡hazamanさんの図。

徹夜とかが何より苦手なオイラ、ウェーダーを脱ぐのももどかしくたまらず車に転がり込むとすぐに意識はどこへやら・・・。

目が覚めたのは何やら外が騒がしかったから、耳を澄ますと聞き覚えのあるデカイ声で談笑するのが聞こえます。

「うるせぇなぁ〜。」

まだ寝ぼけたまま外に出るとT氏と両氏が楽しそうに談笑中。hazamanさんも浅妻さんもすでに武装解除(笑)していましたがT氏は上がって

きたばかりのようです。

「お、起きた起きた。」

話の輪に加わりT氏の蓄積してきたシーバス論に聞き入るお二人。これからのシーバスフィシングライフのお役にたったでしょうか?

ちなみにT氏をはじめて見たお二人の感想は?

「やっぱペンチやらルアーはチェーンでブラ下げなアカンな。」

「シーバスフィッシングサイボーク(爆)みたいや。」

等々・・・。今まで多数のシーバスを釣り上げ50代とは思えないパワーの氏に

「何が彼をそうまでさせるの?」

と感心しきりの両氏でありました。更に、

「おい!ワカメ持ってかえるか?」

とシーバスが釣れなかった(やはりさしものT氏をもってしてもノーフィッシュだったそうです)時はナマコやワカメを取って帰るというT氏に

「アウトドアライフやわぁ。」

と、ますます海の恵みのありがたさを実感されてる様子でした。

 

時刻も11時前となり朝から飲まず食わずのお二人(オイラはコンビニで買っといたパンをかじってたのだ)の

「腹が減った。」

の一言でコンビニに行く事に。ついでに行きつけの釣具屋に寄って最後のポイントの潮止め堰堤へ。さすがにこの時間ではシーバスは

難しいかとも思ったのですが、ここならバスもイケルかな?との選択です。

潮止堰堤にて2台並んだIGARI号とhazaman号。この2台が真夜中の千種川沿いを

右往左往していたのです。

潮止め堰堤で浅妻さんとhazamanさん。

満潮ということで水位は高く水色も笹濁りとイイ感じなんですがバイトの方はさっぱり。と、壁際を偵察していたhazamanさんが大きく手を

広げて何やらアピール。

「これっくらいのバスがおった!」

この一言で一時テンションが上がったもののヒット無し。しかし大量に集結していたボラ君が光るルアーをチェイス(か?)して来るのを見て

ついついムキになって食わせようとする3人。スピナーベイトへの反応の良さに大喜びするhazamanさん、シルバーフォックスにチェイスし

て来るボラに喜ぶ浅妻さん、メタルジグで食わせようとするオイラとしばしボラ釣りに興じますがいっときの事。

「これだけ(ボラが)いると、潮止っちゅうよりボラ止めですね。」

という浅妻さんの名言を最後に長かったシーバスマラソン(?)は幕を閉じることになりました。

今回の釣行では数もサイズもさっぱりでしたが次こそは大爆釣させてみせます!(ホンマか?)ご両人、ありがとうございました!

 

PS:その後お二人から頂いたメールによると、帰り道に龍野に寄ってバスとライギョを釣って帰ったそうです。おそるべし・・・。

 

 

 

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