4月18〜19日 | 晴れ〜曇り | 大潮〜中潮 | 月齢16.3〜17.3 |
う〜む、残念なり・・・
遂に!待ちに待った日本海ジギングの日がやって参りました!場所は出雲大社前の「小づちや」さんからの出船です。
去年の同時期にも行ったんですが、瀬戸内海とは比べ物にならないくらいの豪快な海に感動を覚えたものでした。さすがにしょっぱなから
オイシイ思いをさせてくれるほど甘くはなかったんですが、今回は2度目でもあるしゼヒともデッカイのをゲットしてやるぜ!と準備にも熱が
入ります。
前夜から入念にノットやジグのチェックを繰り返し、更に忘れ物がないかチェック。特に船に乗る度に酔ってしまい楽しい気分が続かない
オイラ、ネットで酔い止め対策について検索したところ出るわ出るわ記事の山!それだけみんな船酔いには苦労してるんすね。
そこで見つけた何点かのアイデアを施し準備万端!されど出発時間までには少々時間が余ってソワソワウロウロ・・・。
そんなオイラを見て嫁さんが笑いますが、みんな判りますよね?
18日PM4:00、ご同行願う釣友すえさんとO師匠が住む岡山県へ向け出発!途中岡山市内の釣具屋に立ち寄り対日本海用にと150g前後
のジグやフックを買い漁り(笑)ます。目に付くもの付くものみんな欲しくなり会計に持って行ってゲゲゲ!この日のために特別予算(笑)組んどい
て良かったぁ〜と大満足ですえさん宅へ。合流後出雲大社までの中間点となるO師匠の実家への手土産なんぞを買っていざ出発!
と車を出そうとした正にその瞬間!すえさんの携帯に1本の電話が入りました。
「え!?出れるって言ってたじゃないっすか!!・・・ でも波はそれほどでもないハズ ・・・・ etc。」
相手はO師匠のようでした。助手席で聞き耳を立てていると恐れていた事態が・・・。
「風が出るから出船できなくなったって・・・。」
「へ?・・・。」 ← 固まるいがり
そうなんです。天気予報を見て「ヤバイかなぁ・・・。」と思ってはいました。雨は覚悟していたんですが折からの低気圧の接近が早くなり
さしもの小づちや店長も出船を断念したとのことでした。
「あの店長が(船を)出すのをアキラメルくらいやからよっぽどなんやで。」
「今回は行けると思ったんやけどなぁ・・・。」
というワケで夜も眠れないほど待ちわびた日本海ジギングは急遽中止という最悪の結果に終ってしまいました・・・(号泣)。
「・・・で、これからどうしよう?」
「さっきO師匠とも話したんやけど田井港で甲イカが上がっとるらしいわ。せっかくこっち来たんやから、やってみん?」
「ブリがイカに化けるとはなぁ・・・。でも道具みんな(家に)降ろしてきたで。」
「貸したるわ、とにかく積み換えよ。」
と急いでヘビーなジギングタックルを降ろしいつものライトなタックルを積み込みます。幸いロッドとリール以外の道具(ルアーやライトなど)は
積みっぱなしだったので釣りにはなりそうです。ドタバタ準備を整え改めて出発、向かうは岡山県田井港。狙うは甲イカ、メバル、シーバスです。
その車内では・・・
「・・・。」
「・・・。」
そう、あまりのショックにしばし言葉が出ない二人がいたのでした。
「また土産がムダになってもうたね。」
「ホンマやぁ、次はこっちで買うことにするわ。それも出れると決まってからね。」
と運転席と助手席でそれぞれ握り飯をかじりながらポイントへ向かいます。到着するとO師匠の車発見。
「どうも今回はご愁傷さまでした。」
「どうも、ようこそ岡山へ(苦笑)。」
と去年秋以来の再会を交わし返す返すも無念の一言3人衆。気を取り直して港を眺めると多くのエサ師が発電機でライトを焚きまくっています。
「ありゃメバルやろな。ゲ!波止の先端ライトが点いてないやん!こらアカンわ。」
と数投した後そそくさと移動、今度はライトが点いていて人が少ない港の片隅へ。
「エエ感じや、1投げ目から来るかもしれんで。」
という言葉を待つまでもなく心地よい感触が伝わってきました。
「ぉお!来た来た。」
久々のメバルちゃんです。サイズは実に小さいですが
地元赤穂ではなかなか釣れないんで嬉しかったです。 |
すぐさますえさんにもヒット!
「な?これはこれで面白いやろ?」
と一時は活性の上がったオイラ達でしたが後が続きませんでした。
次に向かったのは日比港、すえさんによると台船の陰を狙えばシーバスやメバルが釣れるとのこと。アドバイスに従いミノーを通してみますが
反応無し。バイブに換えても同じく。借り物のタックルに気を使いながらの釣りに四苦八苦しながらキャストを繰り返しますが一向に釣れる気配
がありません。と、メバルタックルで極小ワームをキャストしていたすえさんにヒット!何かの根魚のようでしたがマコトにカワイラシイサイズ。
一人カワユイお魚とたわむれるすえさんに「さすがホームグラウンド」と降参のボウズ組。結局何も釣れぬまま次の港へ向かいます。
辿り着いたのは児島競艇場近くのとある港(すみません、港の名前忘れました)見ると赤々と外灯に照らされた港では多くのメバラー達と共に
小さな網を持ってうろつく兄ちゃん達。聞くと小さなイカが浮いていいるそうです。
「ここはメッカやからなぁ、遠投した方が有利かもよ。」
と早速キャストを始めますがオイラ達が始めるとすぐに引き上げていくメバラー達、ここもアカンのか?と、眠気が襲って来た頃すえさんが
カワユイのをぶら下げて来ます。
「ま、軽いもんよ。」
間を置かずにブラ下げて来るすえさんに対しさっぱりの二人、ジグ製作談義なんぞを咲かせていると
「話込んどらんと釣らな!シャベっとってメシが食えるか!」
と怒られながら(笑)落とし込むとすぐにヒット!でも後はさっぱり・・・。一人釣果を伸ばすすえさんに対しすっかり撃沈の二人でありました。
結局すえさんの一人舞台に終わり19日AM3:00に納竿、カワユイメバルが2匹という結果に終りました。
大物狙いのハズが超小物釣りに代わってしまった今回でしたが月をながめながらの釣りもたまにはイイものですね・・・。