月21日13:00〜19:30 大潮 晴れ 千種川 月齢0.2 水色:濁り

スレスレう〜む・・・

昨日は気合を入れて望んだものの結果はイマイチ。それじゃぁってんで下げ潮を狙って午後から出撃です。

場所は同じ千種川のパチンコ銀座前。昼飯を早々に済ませるて駐車スペースに車を止めると先行者はいない様子。

昨日より更に小走りにエントリーポイントに向かい、とっととタックルをセットしてさっさとキャスト!

まずは石積み周辺を探ってみます。と!数投目で早くも根掛かり。掛かった場所はかなり沖で涙を飲んでのロスト1個目。

リーダーを結び直し数投すると”クッ”乗っかるバイト!”ビャ!”と合わせると水面から尻尾が”ピシャ!”

「なんやスレやん。」

と、寄せる間もなく外れるルアー。スレやしエエやん!とキャストを繰り返すとまたも根掛かりロスト2個目。

リーダーを結び直してキャストしながら上流へジワジワ移動。すると岸辺に現れたのは毎度の相方。軽く手を振って挨拶するも

バイトの方はさっぱしです。

対岸を見ると大潮の干潮時ともあって岸づたいに現れた中州に家族連れやらシジミ掘りのオジサマ連がわいわいがやがや。

中にはフル装備で立ち込んでる自分の姿が照れ臭くなるくらいの軽装(上下ジャージにスニーカー)という若いお父さんがロッドを

振っていて足元ではお子様達がカワユイ網を振り回しながらキャーキャー走り回っています。

と、護岸に止まった車のそばでウェーダーに着替える二人組を発見。上流側に入って行くのが見えてまずは一安心。だって、ただで

さえ限られたポイントで向かい合って投げるなんざゴメンですもんね。

こちらはといえばお口を使ってくれるヤツがいっかな釣れず(掛からず)引きは堪能出来るものの”釣れた”んやなくて”引っ掛かった”

んでは面白みも急降下です。

イライラが募り始めた頃、例の二人組が対岸をこちらに向かって来るのが見えました。その内の一人がオイラのすぐ上流で1匹掛けた

もんやからたまらない。二人並んでキャストを始め、立ち込んでるオイラの足元にボンボンルアーを放り込んで来ます。

「なんちゅうヤツラじゃ!マナーもへったくれもあったもんやない!」

とプリプリ怒りながらキャストを続けていると、その相方までもがヒットさせやがった!ますますプリプリしていると先程の家族連れのお子様

がキャーキャー言いながら二人組に寄って来て「ちょうだい!ちょうだい!」とおねだり。差し出されたかわゆい網に入れて上げると飛んで

きて頭を下げるお母様。

「この時期のシーバス食べても美味しぃ無いのになぁ。」

と、その後も釣れるシーバスを片っ端からおねだりしては持って帰ろうとするお子様に心和むものの、まな板に乗ったシーバスと格闘

しなければならないお母様の事を思うと気の毒にすらなってきました。

と、背後の葦をかき分けて普段着+スニーカー履きのT氏登場。体調を崩して以来、立ち込んでの釣りが出来ないでいるのです。

釣果報告がてらT氏に頂いた缶コーヒーでしばし休憩。ついでに満タンだった小水タンクを空にしてキャスト再開です。

やっとこ心が和んだのもつかの間、その二人組の一人がオイラのまん前をザブザブいわしながら(当然オイラがキャストしていた

ポイントです)かき回した後、今度はすえさんの前でザブザブ。二人しておもクソニラミつけてやりながらキャストを続けますが当然

バイトなんかありっこありません。

「こんチクしょうめ、メタルジグでも付けてブチ当てたろか!」

と怒り心頭に達した頃にザブザブいわせながら上流へ引き返していきました。

すると、上流で投げていたジャージ姿のお父さんにもヒットした様子。お子様にキャーキャー言われながらのガッツポーズでこちらも

思わず笑いがこぼれます。

気を取り直してキャストを続けていると軽いバイト!”クッ”てな感じで合わせると首を振ってるような感触が伝わってきました。これは

もしや?

やっとこ口を使ってくれた54cm。見てのとおりボロボロ元気無しで

あっさりキャッチです。

ヒットルアーはタイドミノーSSRでした。

二人組が引き上げて行ったのを見て上流部を攻めていたすえさんのロッドも大きく曲がっています。ヒット後から水面でバシャバシャ

やってるところを見るとお口ヒットの様子。後で聞くと75cmだったそうです。

すっかり日も沈み真ん前のパチンコ屋の賑やかな明かりに照らされながらのキャストが続きます。気温、水温も下がって来て昨日同様

ガタガタ震えながらスレシーバスのヒットにうんざりしていると今度のヤツは首を振っているような?

やっぱお口でした!サイズは更に小ぶりな50cm。

ヒットルアーはシーケンシャルミノーでした。

その後もスレ掛かりが続き、何やら消化不良状態のまま19:30に終了。季節は春でも水の中はまだまだ冬の様子。早くホントの春が来て

元気一杯のお口バイトが楽しめるにはもうしばらくかかりそうです。

 

 

 

ホーム        2004年3月度の釣果へ。