１点集中！

「この春１番？」

と思うくらいのポカポカ陽気、車の温度計を見ると１８℃の表示が出ています。日暮れ以降の冷え込みを警戒して”超！”厚着して

きたので汗ばむくらい。

１４：３０ポイントに着くと先行者が１名と対岸にも１名。

「ありゃ入られとるなぁ。」

どうしようかと迷ったものの、他にめぼしいポイントも無いので葦をかき分けエントリー。

「どないですか？」

と声を掛けると

「あそこらへんに固まってますわ。スレも多いですけど。」

「下流側でやらしてもらってイイですか？」

と声を掛けキャスト開始。すると数投目にスレヒット！

「やっぱ今日も口使ってくれんのかなぁ。」

とか思ってると先行者にヒット！おまけにお口！

「お！口ですねぇ。」

「口です！」

うらやましく思いつつもキャストを続けるとやっとこお口にヒット！サイズは小さいですが水温も上昇しているのか元気一杯！足元まで

寄って来てからも暴れまくってくれます。

スレ、口、スレ、口てな感じでやっとこシーバスらしい力強い引きを取り戻してくれた事を楽しみながら先行していた方と話していると

何と！オイラのＨＰを見てくれていることがわかりました！

「どっかで見た顔やと思ったんですよ。イイですねぇ近くにこんな川があって！」

聞くと姫路から来られたそうで、ここにも何度か来た事があるとの事。

キャスト＆ヒット＆ルアーロスト（泣）を繰り返していると先行者（何度もすみません、名前聞いとけばよかったですね）のお友達らしき

二人組みがエントリー。

『あのＨＰ、いがりワークスの・・・』

とお友達に説明してくれているのが聞こえて来て何かこそばゆい！おまけにご丁寧な挨拶までして頂き、ますますイイ気分です。

と、石積み超えという無謀（？）なキャストを続けていてボロボロになっていたであろうリーダーがヒットと共にブレイク、結び直すために

岸寄りに後退すると二人組みにポイントを譲る格好になってしまいました。先行者の方が帰られたと思ったのもつかの間、更にお友達

が来られて普段二人でも狭いと感じるポイントに４人が立ち込むという”超！”過密状態になってしまいまいた。

仕方が無いので上流に移動、しかし案の定バイトのバの字もありません。３人組を見ると相変わらずヒットに次ぐヒットで実に楽しそうです。

対岸を見るとアングラーが二人、更に”投げ竿”にルアーをセットしたアングラーまで現れて大混雑状態です。

「昨日上から見た時には一人もおらんかったのになぁ。やっぱ昨日入っとけば良かったなぁ・・・。」

とだんだんボヤキモードに入ってきました。

３人組に悪いなぁと思いながらも、やはりポイントはあそこしかない！と最初のポイントに移動してそばでキャストさせてもらいますが

ヒット無し。仕方が無いってんで石積みの下流側に移動し、かなりの下げ潮もあって本流狙いの胸までウェーディング。

「届け！」

とばかりにフルキャスト！ルアーをとっかえひっかえしながらキャストしまくりますが、なぁ〜んもなし！！

しだいに日も暮れてきて本来ならばゴールデンタイム、しかし今日のポイントはホンマに１点集中で石積みの際とそのすぐ上流部でしか

ヒットがありません。漬かりっぱなしで腰も痛くなってきたのでギブアップ、結局良かったのは最初だけで後半は疲れるだけの釣行と

なりました。

とりあえずキャッチ出来たのは７匹のみ。サイズはどれも６０ｃｍ前後と消化不良です・・・。

	サイズはどれも小さいですが、ファイトの方は本来のパワーを感じさせてくれました。 ヒットルアーはどれもプロトタイプのＩＧＡＲＩミノーシャローバージョン。しかしその虎の子 までもロストさせてしまう始末です（泣）