12月10日17:00〜24:00 大潮 晴れ M港 月齢27.5

ヒイカ後タッチー転じてプチオフ会?

『ヒイカリベンジしますんで、ご一緒にどうですか?』

リンク先のぐんたろさんからお誘いを受け、M港にヒイカ初挑戦に行ってきました。実は先週もタッチーのご機嫌伺いに行ったんですが、タッチー不発で

ヒイカが爆釣してたのを指くわえて見ていたのでした。

丁度(笑)休暇だったこともあり早めに出発。いつもの釣具屋に寄り、ヒイカ釣りについて店員の兄ぃちゃん達にあれこれ質問。

「エサはやっぱシラサ?」

「ヒイカでしたらブツの方が大っきくて目立ってイイです!」

「ウキはどれがエエのん?」

「これ使って下さい!でも、エサ付けてケミ(ホタル)付けたら(ウキが)立たないかもしれないんで、ガン玉打って下さい!」

「この疑似餌は・・・ etc.」

お勧めのブツエビとやら1杯と電気ウキにタチウオパワーをご購入、コンビニ寄って、さぁ!M港へ!

 

M港に着くとすでに軽トラに発電機装備のオジサマ2名と”ドッカと”座り込んでウキを見つめる女性が1名、本命ポイントをタッチの差で射止めた

エサ師1名他オジサマが2〜3名と結構な人出。

「ゲゲ!出遅れとる?」

そそくさとクーラーを持ち出して釣り座を確保。まだ明るいんでタバコをくわえながらノンビリ準備を始めます。

「え〜と、クーラーに座るとして、エビ箱はココ。道具入れをココに置くとしたらライトはココか・・・。」

などなど、のんびりウキを眺めるエサ釣りなので広々とお店を広げて仕掛けのセット。昼間準備しておいた仕掛けを延竿にセットし”ピンピン”跳ねる

慣れないエビに手こずりながら準備完了!ウキウキしながらウキを投入し実釣スタートです。

次第に暗くなって来たのでライトON!先週車に直付けだったライトですが、今日はバッテリーから電源供給。何時間もつかわかりませんが、バッテリー

上がりの恐怖から開放されて気分は上々です。しばし、何のアタリも無いので

「今日はタッチーの日か?」

とAXヘッドをキャストしてみますがプカプカ浮かぶウキも気になり集中できません。

次第に車も増えて来て、見覚えのある投光器をセットする集団が。

「ぐんたろさんのグループと違ぅんかなぁ?」

ウキとそのグループを交互に見ながらアタリを待ちますがサッパシ。更に時は過ぎ、背後に止まった車から出て来た『オレンジ色のにくいヤツ(笑)』

まっすぐにそのグループの所に向かったと思うと、車から大量の(笑)機材を出し始めてせっせと設営。しばし横目で様子を伺うとどうやら調理器具の様子、

ということは?

ふとポケットの携帯を思い出しました。と、ぐんたろさんからの着信履歴が残ってます。半ば確信しつつ、そろそろと”オレンジ色”に近づくと・・・

「どぉ〜も始めましてぇ〜!ぐんたろです!」

とガッチリ握手。

「どないでっかぁ?」

「いやぁ、さっぱりですわぁ。」

「うちの(グループの)方が明るいですから、横入ってやって下さいよ!」

熱心に誘って頂いたものの、知る人ぞ知る”超人見知り(へ?)のオイラ。大人数で固まっておられる所にお邪魔しにくく、しばし談笑後に釣り座へ戻ります。

「釣れたら焼きますからねぇ!」

その言葉が効いたのか(?)、腹が減ってきました。食い物の色も見えんのでは食欲もワカン!とヘッドライトを頼りにモソモソとコンビニ弁当でささやかな夕食。

「腹も膨れたところでエサでも替えたろかぁ。」まったくカジラレた跡ひとつ無いキレイなエビ(泣)を取り替え、「今日はタナ深いらしいです!」というアドバイスに

従いググッと下げてみます。頼りなさげなライトの明かりの中心、周囲とウキを流してみますがなぁ〜んもナシ!

 

と!ポケットの携帯が鳴ってるのに気付いて取り出すとGHさんから着信。

「どうですかぁ?」

「いやぁサッパリですわ。ぐんたろさんのグループはポツポツ上がってるみたいですよ。」

「ちょっとシーバスやってから行きますわぁ。」

と相変わらず元気なGHさんです。

 

とことこやって来たぐんたろさんの手にはザル。

「こんなカンジでさばいてるんです。」

見事なお手マエ!釣ったヤツを食うのは得意なれど、さばく事が

苦手なオイラは感心しきりです。

「釣れたら焼きますから!」

再々にわたる励ましに、なんとか応えねば!ウキを見つめる目に力を込めるも沈みもせずば揺れもせず。またタナでも変えてみるかぁと上げた仕掛け、

なんと自分で出してる竿2本でオマツリしてるじゃあぁ〜りませんか。

「わちゃぁ〜。」

暗くてみにくい細い糸、ヘッドライトを最強にして長期戦の様相を呈してきたカーニバルと奮闘開始です。すると背後から

「ま、コーヒーでも飲んで下さい。ん?どしたんですか?」

「いやぁ、自分の竿同士でオマツリさせてもぅて・・・。」

差し入れのコーヒーをありがたく頂きながらの悪戦苦闘。

「これがこうなって・・・こっちが巻いとるから・・・        ・・・アレ?」

と、どこかで書いたような(笑)フレーズですが、遂に断念。仕掛けを作り直す事を決意してハサミ、ハサミ・・・   ・・・アレ?(またかい!)

やっとこハサミを発見してプチプチ、大事なイカ針を落とさないように注意しながら再セット。慣れない2本立てでは釣りにくい!と短めの5.4m1本に絞って

再スタートです。すると、

「焼けましたぁ!」

やって来たぐんたろさんの紙皿に乗っていたのは!!

やや甘めのタレが絶品のヒイカ焼き!

「皮取ってないけど大丈夫です?」

「ぜんぜん大丈夫です!美味いですわぁ。」

ほんまマジウマで、これが自分の釣ったのやったらナオのコト・・・。頂いた分は返そうと手を替え品を替え・・・ようが無いのでタナを替えてみますが・・・。

 

完全マッタリモードで背中もまん丸、時折ぐんたろさんが覗きに来てくれて気分転換を図ってくれます。と、携帯から流れるサンテレビの釣り番組。

「今ドコです?」

「後ろですわ。」

「へ?」

振り返ると前回SM港でニアミスだったGHさん。

「ご無沙汰してます!」

「シーバスどうでした?」

「あきまへんわ。」

「あっちのグループがぐんたろさんの・・・行きましょか!」

コンロの前で奮闘しているぐんたろさんの元へ。こちらのグループでもヒイカはイマヒトツらしく、見るとルアーをキャストしているお仲間さん。

「タチウオがエライ勢いでヒイカ追い回しとるんですわ。自分が食われそうになってる時に、のんきに飯食うイカはおりまへんわなぁ。」

ヌヌ!ますますヒイカは厳しそう!こんだけ粘ってもダメやったんやから、この際タチに絞ってみるか!と完全にルアーモードです。

GHさんと久々に並んでキャストしながら近況報告などなど・・・。ぐんたろさんも入ってヤイヤイ言いながらキャストしていると、何やら挙動不審のGHさん。

「あ!(車の)キー閉じ込めてもうたぁ!」

「へ?」

「ようやるんですわぁ、J○F呼びますから大丈夫です。」

内鍵トラブル対処法についてアレコレ。ん?そういえば自分のキーは?ポケットというポケットを探ってみてもキーが無い?!一瞬アセッたんですが、エンジン

がかかってる自分の車に気付いて一瞬「?」。あぁ、そういやぁバッテリーが干上がったんで、車から取ってたんやぁ。アカン、すでに”あるつはいまぁ”が(^▽^;)

 

J○Fの車を待つ間色んなアクションで本日のパターンを探っていると・・・

「来たぁ!」

「ぉお!来ましたかぁ!良かったぁ、今日はイカもアカンかったし、ボ○ズで帰らすワケにもいかんかったし。」

やっとこ来たイキモノの手応えを楽しみながらも”スポーン!”と引っこ抜いた指2本。やっぱここではこのサイズやねぇ。

ともあれ手ぶらで帰宅の心配が無くなったので気分にも余裕が出てきました。ブクブクいってるエビ箱の存在はすっかり忘れ(おいおい!)マシンガンキャストです。

しばらくして背後から人影が。GHさんと親しげに談笑を始め、ぐんたろさんも加わって盛り上がってます。しばしの談笑後にご挨拶。

「どうも麦秋です。」

「!あぁ〜どうも!お名前はかねがね・・・。」

なんと!麦秋さんとお弟子さんの鱒屋さんが揃ってご登場。聞くとよそでロッドを振ってからこちらへ回って来たそうです。するとオイラのロッドに手応えが!

サイズはともかく数が出そうなのは嬉しいこと。”スル!”と上がったタチウオを珍しそうに触る鱒屋さん。あまりの細さに

「サヨリに見えた。」

「・・・・・・・・・・・・。」

並んでキャストしていると、またもぐんたろさんからコーヒーの差し入れが。

「ありがとうございまぁ〜っす!」

オイラのクーラーをテーブル代わりにしてコーヒー飲みながらのお話タイム、ぐんたろさんのマシンガントークやGHさんのオモシロ話、麦秋さんの身の上話(?)に

鱒屋さんのテンネン話に花が咲き、みなさんのパワーに圧倒されっぱなし。と!そこへまたkaririnnさんご一家の登場!元気一杯のオコサマに車から引いてある

コードを引っ張られないかとヒヤヒヤしながら談笑延長(^▽^;)

ワイワイ談笑後にキャスト再開、時折のヒットはあるもののナカナカ続いてくれません。

「そろそろ帰りますわ。明日早いので。」

と、麦秋さん&鱒屋さんがお帰りになり、未だヒットが無いGHさん。遂に堪忍袋の緒が切れたのか

「ちょっとあっち(ぐんたろさんグループ)の横に入らせてもらいますわ。」

と、昼間のように明るい発電機パワーの方へ。karirinnさんご一家とぐんたろさんの談笑中にまたも新たなる人物登場!迷彩ズボンにボウズ頭のnhさんでした。

nhさんを師匠と呼ぶkaririnnさんとnhさんの談笑が始まり、さながらオイラのクーラーは談笑テーブル状態に。

「あっちでメバルやってたんですよ。サイズは小さいですが、34〜5匹はおるんとちゃいますか。」

「!

 

オコサマのオネムにご帰宅のご家族連れ。すると!ぐんたろさんちに行ってたGHさんにやっとこ待望のヒット!ぐんたろさんと一緒に半ばバンザイ状態(笑)で帰って

来たGHさん、

「やっと釣れましたねぇ。」

やっとこスッキリした(笑)顔になったGHさん、

「んじゃシーバスやりに行きますわ!」

「がんばってねぇ〜。」

 

残ったぐんたろさんとnhさんのディープな会話に半ばついていけずに黙々とロッドを振って連続ヒット!ちょっとこましな指3本も上がり、バイトも遠のいた頃nhさんも

ご帰宅。時間もそろそろ24時になりかけていたのでオイラも撤収する事にしました。

「そろそろ僕も帰りますわ。」

「そうですね、ウチの連中はまだ粘るみたいなんで・・・。またよろしくお願いしまっす!」

「こちらこそお願いしまっす!」

と再会を約してM港を後にしました。

今夜の釣果です。内1匹はGHさんからの頂きモノ。

相変わらず”ほっそいうっすいノン”です・・・。

 

 

今回の釣行、やっぱヒイカ初挑戦でバコバコってワケにはいきませんでしたが、替わりにオフ会のごとき様相となり”非常に濃い!(笑)夜になりました。

みなさんのパワーが強烈過ぎて帰りの車中は毒気を抜かれた(笑)ように放心状態。だもんで、文面やみなさんの登場順、会話内容などにオカシナ点が多々あるかも

しれませんが、笑って許して下さいませ<(_  _)>

 

 

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