6月4日17:30〜5日5:00〜15:00 | 広島県 A島他 | 晴れ | 大潮 | 釣果:キス:40匹、アナゴ:2匹、ベラ:1匹 |
広島遠征!
「ピンギスばかりじゃイヤ!もっとビンビン来るようなノンが釣りたいぃ!!」
とBBSでボヤイていると
「それならこっちに来ませんか?”肘叩き級(!)”のキスが釣れますよ!」
と声を掛けてくれたのは広島の釣友GENさんでした。
いてもたってもいられず「お邪魔しまっす!」と返事をして土曜の夕方広島入り。急遽釣れてるというアナゴもやりたいとダダをこね(笑)
”気合たっぷり(笑)”の青虫¥1000!石ゴカイ¥1000!!のデカいパックをクーラーに放り込んで出発です。
途中ドシャ降りの夕立に一瞬不安になるものの無事到着。安着メールを入れると仕事で遅くなるとの悲しいお返事。とりあえず日暮れまでのキスポイントを
教えてもらって車を走らせると2名の先行者。状況調査に声を掛けるとフグだらけの海草だらけで釣りにならないとの事。
持っていた”スーパー(笑)”ホリデイライトキャストをチラリと見て
「そんなに投げんのやったら橋の下がエエやろ。」 ← 完全にスーパーチョイ投げと見られています。
一瞬ムカッとしながらも
「やってみます。(このオッサン!この竿がどんだけ飛ぶか知らんやろぉが!テメェのヘナチョコ投げよかはるかに飛ぶわい<(`^´)>)」
ココロの中で叫びながらもチョッと移動しヒョイと3色にキャスト。しかっし!近くにブイが浮いてないにも関らずどう考えてもロープの手応え。
しかもオッサンの言葉どおりフグの猛攻で片っ端から針が切られてしまいます。
「こりゃ釣りにならんなぁ。」
ボヤイているとオッサン+1名が場所を移動した様子。そそくさと空いたスペースに入り4色投げてサビいてみると2.5色でキスのアタリが!
「おるやん!おるやん!!」
一気にテンションが上がっての回収も海草に食われて痛恨のバラシ。何投かしているうちに海草林の切れ目を見つけたのでキャストし、アタリのあった
ゾーンをじっくりサビいて乗ったのを確認!ロッドを高く上げて切れ目ラインを通してやっとこ広島ファーストキッスゲットです(^_^)v
ちょこっとだけポイントのヒント♪ |
1匹キャッチ出来て狂喜乱舞(笑)していると足元まで潮が上げて来ているのに気付きました(オイオイ)
あわてて先ほどの波止に上がり、アタリのあったポイントを重点的にサビきます。んでもってピン〜中型を3匹ゲット!次第に暗くなって来た頃待ち人到着!
「どないですかぁ?」
「キスが3匹ですわぁ。フグが多ぅてよぅ針切られてもぅて。」
昨年秋以来の再会に釣り談義に花が咲きます。特に最近キスに燃えてる(?)GENさんの熱のこもった話には、思わずうなってしまいました。
暗くなってもう1匹追加し、更に地元のオジサマまで話に加わり話は弾みますが既に手元が見せません。
「じゃぁアナゴやりましょかぁ!」
と、今夜の本命であるアナゴポイントに移動です。
着いたのはとある桟橋。外灯も点いててイイ感じ。先行者はイカ狙いのようでしたがダメとの事。
「んじゃぁやりますかぁ。」
慣れた様子で道具を並べ、ササッとエサのイワシをさばいてスルスルっと投入。2本目をセットする間もなく軽やかに鳴り響く鈴の音に走り寄ると
鮮やかにアナゴゲットはさすがの一言です。
一方事前メールの一文『¥1000分の青虫が無くなる勢いです!』を信じて買った、気合の(もうエエって?)青虫で様子を見ますがアタリ無し。
「イワシ使って下さいよぉ。」
の言葉に甘えて使ってみると、なるほど鈴がチリリンリン♪
「来た来たぁ!ぉお!!こんなに引くんかぁ?」
ルアーロッドを結構な引きで締め込んでくれてなんとか1匹目をゲット!その横では2ツの鈴が鳴りっぱなし状態で次々に釣果を伸ばしていくGENさん。
「そりゃぁイイとこ見せにゃならんでしょう!」
続いていたアタリがまばらになった頃、ゴソゴソと家財道具(笑)を広げ始め、まな板の上に”デン!”と乗せたのはご友人が分けてくれたという「関アジ様」!
鮮やかな手つきで瞬く間に刺身にして頂き
「さぁ、食べて下さい!こんなの店で食べたらウン千円は取られますよ!」
見事なお手前で出来上がった関アジ様のお刺身。
もう、その味といったら絶品の一言で他のアジの刺身が 食べられなくなりそうです。 |
最高の刺身を頂きながらコンビにのおむすびをかじっての夕食タイム。外灯も消え他の釣り人が帰った後ヘッドライトを点けた二人の釣り談義は最高潮です。
アナゴ君です。結局オイラが釣ったのは2匹だけ(;^_^A | |
んでもってまたも鮮やかにアナゴを捌くGENさん。
「目打ち忘れたぁ〜。」「これ使えます?」 ハンドギャフを打って 「(包丁が)切れねぇ〜。」 と言いながらもあっと言う間に捌いてしまわれました。 |
「んじゃ今夜はこの辺にしましょう。明日もよろしくお願いします!」
別れた後、丁寧に教えて頂いたルートを通って寝床に到着。軽く(?)1杯の焼酎で見事に撃沈してしまいました(-_-)zzz
ハッと目が覚め時計を見ると携帯のアラームが鳴る前、すでに明るくなっていて釣り人の車がドンドン入って来ています。ほとんどが投げ師のようでクーラー片手に
浜へと降りて行くようでした。
GENさんとの待ち合わせまでしばし時間があったので、眠気覚ましを兼ねて状況視察。どの投げ師も長い竿持ってるわりにはチョイ投げしかしていません。
ゴミも少なく綺麗な浜でした。 |
ブラブラしているとそれと分かるカヌーに押し潰されそうに(笑)なっているGENさん号到着。
道行く人誰もが振り返るGENさん号です。
お手製のアウトリガーがなんともシブイです。 |
「おはようございます!風が出なくて良かったですねぇ。」
エッコラヨッコラとカヌーを波打ち際まで運んで出船!まずはイカのご機嫌を伺いながら岬の先端を目指します。波止で投げていたエギンガーはGENさんの釣友らしく
しばし情報収集。投げ師達の”狙撃(今日はいつもと立場が逆です)”をかわしながら実績ポイントにさしかかってキャスト開始。
と!後ろからデカイ声が!(笑)
「来たぁ〜!!!」
さすが!ジージー何度もドラグが鳴って初春イカというGENさんのテンションは最高潮です!慎重に、慎重に間合いを詰め、こちらまでドキドキしながらランディング!
上がって来たのは1.8kgのデカアオリちゃんでした!
ご覧下さい見事なサイズ!用意していた玉網から足がはみ出すサイズでした! |
こちらもテンション上がりまくり!負けるものかとシャクリ倒しますが所詮は素人。追って来る姿も見えず上がるテンションとは裏腹に胃の辺りがイヤなカンジに。
そんなオイラをお構いなしにGENさんに2杯目がヒット!先ほどより小さめですが続けざまのヒットは超カッチョ良かったっす!
もう少しがんばりたかったんですが、下を向くとこみ上げて来るものがやって来ました。まだまだイカをやりたげなGENにお願いしてキス爆釣島に向かいます。
道中走り去るボートの引き波にワァワァ言いながらも無事到着。小さな砂浜に降りた途端に吐き気が納まる現金なカラダです(;^_^A
生き返ったように喜々としてタックルをセットしてキャスト開始!GENさんはこの間イイ思いをしたらしい岩場からショートロッドでチョイ投げです。
3色程度にアタリがあったのでゆっくりサビいてみるとピンながらもキスちゃんゲット!しかもアタリは止まらず投げても投げても食って来る感じで順調に数を
伸ばします。しかっし!次第に満ちて来る潮位に足元が怪しくなって来たのでGENさんが乗っている岩場に移動。先ほどアタリがあった周辺にキャストしますが
海草林に食われてしまい数が伸びなくなっていました。
その頃・・・・・・
「ぐあ〜!!またベラじゃぁ〜!!」
「ぉお!!エエアタリ!こらぁ肘叩きやぁ〜!!・・・・なんでじゃぁ〜!しかもデカ!」
岩場の先端でひたすらデカベラ(笑)の猛攻に会うGENさん、釣っても釣ってもベラ!それも”巨”が付くらいのベラばかり。
「こうなったらこの辺のベラ全部釣ってもぅたる!」
しかし・・・
「納得イカン!移動させて下さい!」
というワケでカヌーで島の反対側に移動。「やってみます。」と船上から落とし込んでみますが、またも・・・(T▽T)
「・・・すんません、イカ釣れたトコ帰ってもイイですか?」
爆釣島を断腸の思いで断念し、朝イチのイカポイントまで戻ります。下向くとヤバイのでエサ付けなきゃならないキスは断念し、釣ってないイカを狙ってエギを
投げるも無反応。
ここでもキスをあきらめてないGENさん、いいアタリがあったと思っても上がって来るのはやはり・・・(合掌)
「朝イチはカッチョエかったのが台無しじゃぁ・・・。」
もはや笑えなくなって来ました・・・。出船した浜に帰ってみると結構な人出です。みんなキス狙いのようでしたが釣れてないのか帰って行く人や移動する人。
あまりに綺麗な浜にとうとうガマン出来なくなり
「ちょっとだけ投げさせて下さい!」
GENさんに無理を言って長竿でキャスト!足元がサラサラの浜で投げた事が無く、思うように踏ん張れないながらも6色投げてサビいてみるとかすかな反応が。
2色付近に海草林があるとの事で早めに浮かせて回収するとカワユイピンちゃん。3投ほどしましたが、ここでは2匹追加したのみでした。
「せっかく来てもらったのに、こんなサイズじゃ申し訳ない!」
爆釣島が不発に終わったものの型が出そうなポイント求めて移動開始です。
ところが!どこもかしこも釣り人だらけ!車を停める場所さえ無いほどの混雑ぶりで、実績ポイントでは投げられそうにありません。仕方なくココにしたという
ゴロタ浜で竿を出してみることになりました。
目の前に浮かぶゴムボのオジサマに当たらないようにキャストしたつもりが着水点はオジサマの真横(^▽^;) ジックリサビくとキスのアタリが!
早速回収するとまたも途中の海草林に食われてバラシ。しかっし!いる事がわかればテンションも上がります。同じポイントをサビいて乗せて、今度はロッドを
高く上げて”高速回収!”水面を”グルグル回りながら(笑)”近寄るお姿はまぎれもないキスちゃんでした。
「いますよぉ〜!」
GENさんに声を掛けて続けざまにキャスト!ゴロタで針を取られないように3本針で手返し優先で数を伸ばします。ここでもベラに見込まれてたGENさんでしたが・・・
「やったぁキスじゃぁ〜!」
遂に本命をゲットして晴れやかな笑顔です(^_^)
ゴムボオジサマが引き上げたので遠慮なく狭い浜でキャストしまくり!2.5色に固まってるキスを片っ端から釣る勢いで投げまくって順調そのもの。
GENさんも隣に来て、キス談義に花が咲きます。と!磯際にキャストした穂先にトンデモないアタリが!乗った後も引きまくりなんじゃコリャ〜?と回収に入ります。
もしやGENさんのベラ神様(ゴメンチャイ)が乗り移ったか?と不安になるも、そのお姿は!!
なんと!今期最長となる22cmのキスちゃんでした〜!!! |
「これやぁ!これを待っとったんやぁ〜!」
「良かったですぅ〜!でも、これぐらいで喜んでもらっちゃ困るんですが・・・。」
時間も午後1時を過ぎ、体も結構キツくなってきます。
「あっちのポイントもやってみたいんですが。」
と言うGENさんに案内されまたも移動。高い堤防からまずは長竿でキャスト、”なぁ〜んにも無い”海底をサビいて足元近くまで探りますが反応無し。
途中の石積みらしきブッタイに針を取られるので”スーパーチョイ投げ”でやってたGENさんにキスのアタリが!それならこちらもとショートロッドにチェンジして
2色以内で勝負しポツポツとキスを拾いますが爆釣とまではいかない雰囲気。あまりの至近距離に”磯竿(笑)”なんぞも出したりしますが、15時を過ぎ厳しくなって来た
体にはツライ状況になって参りました。
「ぼちぼちシオドキですかねぇ。」
「ぜひまた来て下さい!キスは残念でしたが、連絡くれればいつでもご一緒しますから!」
「こちらこそよろしくお願いしまっす!」
というワケで昨夜から続いた”非常に濃い!(笑)”釣行は終了と相成りました。ちなみに釣果はキス:40匹、アナゴ2匹でした。
今回の釣果+GENさんが入れてくれたキスちゃん達です。
大半がピンと型はイマヒトツでしたが、途切れないアタリに魚影の 濃さを感じさせてくれました。 |
最後に、長々とお付き合い頂いた上に関アジの刺身をはじめ、アナゴ、キス、ベラ(笑)、アオリイカ(!)まで持ち帰らせてくれたGENさん、心から
ありがとうございました!<(_ _)>