1月28日 | 広島県 福山市 | 晴れ | 大潮 | 釣果:アナゴ:1匹 |
2006年初釣り
なんと!年も明けて1月も終わろうというのに、未だ竿を振っていませんでした(;^_^A
ガラス職人(と言うのか?)のGENさんにお願いしてた水槽を取りに行きがてら、なんぞ釣れるモンはないかいな?
「・・・あなごなら。」
待ってました、そのお言葉!昨年釣らせてもらったアナゴの味が忘れられずにいる我が家の面々、そそくさと準備を整え
すっかり慣れてしまった福山道中。
お日サンもサンサンと明るい3時過ぎに福山入り。アナゴのアナバがGENさん家の途中ということもあり、初めてのお宅訪問。
「どうもぉ〜。」
「遠路はるばるご苦労さんでしたぁ。」
軽い挨拶の後、出来上がってる水槽に感動のアラシ。ぶつけないように慎重に車に積み込むと
「まぁ、上がってって下さい!」
ぉお〜、これが秘密の(笑)漁師小屋かぁ。どことなく我が家の工房に似てるのは気のせいでしょうか(笑)
ありがたいブラックコーヒーと久々に嗅ぐシンナーの匂い(笑)にすっかり気分もほぐれた(オイオイ)トコロで本命のアナゴ狙いに出撃です。
とは言ってもまだまだ明るい土曜の午後。GENさんに借りた根魚セットを片手に目ぼしいポイントをウロウロしますが、ゲット出来たのは
”超”カワユいガシラ君のみ。
そろそろ日も傾いて来たので本命ポイントへ。まだフェリーが帰って来るとの事だったので道具だけ担いで桟橋に乗ります。
まずは餌の準備と買って来といたイワシを切れないナイフで悪戦苦闘。実は生まれて初めて魚を捌いたのはココだけのナイショ(^▽^;)
地元のオジサマや妙に人なつっこい(?)メバラーとヤイヤイ言いながら釣りはじめますが、すっかり日も落ちたというのに反応無し。
「んん〜?去年はあんだけアタッたのになぁ?」
増えてくるメバラー達ですが、サイズが小さくてアタるものの掛からない様子。
途中GENさんからのTELに状況報告。
「そんなハズでは・・・?」
だって、鳴らないんやもん!鈴が・・・。
時間だけが過ぎていき、小水タンクもソロソロ満タン。近くのトイレに向かっていると、真っ赤なカヌーを積んだGENさん号到着。
「やっぱあきませんわぁ〜。」
「この時間で釣れないってのはオカシイですねぇ。」
アタマの中は疑問符が飛び交ってる様子のGENさんも2本の竿出し、オイラのと合わせて5個の鈴の音をひたすら待ちます。
・・・・・・が
「がぁ〜!ツマラン!メバル釣ってもイイですか?」
辛抱タマラナくなったのかメバロッドを持ち出してベテランの背中は気迫がよみがえっています(笑)
「・・・(アタリ待ち)・・・あ!小せぇ〜!!・・・(アタリ待ち)・・・お!乗らねぇ〜!!」
う〜ん、実に楽しそう。これなら来る前に買っといた根魚タックル持って来るんやったなぁ。
しばしそんな時間が過ぎた頃、振り向いたGENさんの目が一点を凝視しています。
「今(鈴が)鳴りませんでした?」
「へ?」
帽子に付いた耳当てが擦れる音で聞こえなかったんですが、どれかの竿が鳴ったらしいのです。
「その一番端のヤツのような・・・。」
どれどれ、と竿先を見ていると、確かに時折小さく鈴が鳴っているではありませんくわ!!
じっくり待って合わせを入れると確かな生命反応ぐわ!!!!!
「来た、来たぁ〜!!!!!!!!」
待つことウン時間!やっとこ釣れました待望のアナゴちゃん!
(しかし・・・この格好は少々ナサケナイかも(;^_^A (ちなみに竿はGENさんの・・・(^▽^;) |
「よっしゃぁ〜!この調子でいきましょう!!」
・・・・・・・・・・・・・・・されど
今の今までリンとも鳴らなかった鈴が電話器のごとく鳴りまわるハズもなく、外灯が消えるPM9:00過ぎには早々と納竿とあいなりました。
「これにこりずに来て下さいね!」
そうお別れの言葉を残して、有り余る「根こそぎ魂」をお持ちの氏は隣島へとメバル成敗へと走り去って行きました。(元気なお人である(;^_^A
帰りは高速で一気に帰宅。途中のSAでは怪しげな車生活か?と思われるような南米人家族のオジョウサマ(推定年齢18歳)の嬉しいパンチラ(●^o^●)
も拝見出来て眠気も吹っ飛び(オイオイ)その勢いで家に着くや一気に水槽(推定重量30kg)を部屋に運び込んでしばしニヤニヤ(怖い?)。
風呂に入って冷え切ったカラダを暖め、少量の酒であっけなく撃沈とあいなりました。
ちなみに・・・
翌朝6時に満面の笑みを浮かべながら水槽の掃除をしていたのはミナサマご想像のとおりです(;^_^A