5月1〜2日 岡山県 S島他 雨後曇り後晴れ 中潮 釣果:キス:1匹、カレイ:1匹、アイナメ:1匹、カサゴ:2匹、アナゴ:5匹、イシモチ:8匹

今季ファーストキッス!

 

「キスが釣れてるよ!カレイもパクパクだよ!!」

こんな甘〜い言葉を聞いてしまってはジッとしておれません!恒例(笑)のチャットによる連夜の綿密な作戦計画を決行すべく、またもGENさんの

ホームグラウンドに行って来ました。

例によって前日入りして夕マズメに肩慣らし。渡船が出る港に着くと、釣り人の姿はわずか二組。1人はヤル気なさげな茶髪の兄ちゃんと小学生

のオコチャマ連れの若旦那(今時言わんなぁ・・・)。

こりゃハナシ聞いても参考にならん(失礼)とサンダル履きのままキャスト開始!何か釣れればいいなぁ的で気合も”まったく(笑)”入ってません。

 

珍しい(?)投げ竿に興味深々のオコチャマ達の質問攻撃に耐えつつキャストを繰り返していると、やっとこ鈴が”チリリンリン”

ナイロンラインを”エイヤ!”と合わせると、何やら付いてる重量感。ワクワクしながら巻いてくると、水面に浮かび上がったのは茶色い菱形!

「やった!カレイやん!」

サイズは小さいながらも、スタート早々のゲットにホクホクです。

しばし投げ返しますが、反応無し。次第に日も暮れて来て、夕マズメモードに突入です。

すると早速鳴り響く鈴の音!上がって来たのはイシモチ君がグ〜グ〜グ〜。

「アナゴが釣れんかなぁ・・・。」

というボヤキが聞こえたかのように、イチモチ、イシモチ、アナゴのペースで釣れて来ます。

「オイオイ!なんか本気になっちゃうよ♪」

あっという間に¥500分の青虫を使い切ろうとする頃にアタリも遠のき、時刻は既に10時前。

途中何度かGENさんから陣中見舞いの電話をもらい、

「なんか要るモンあったら言ってね!」

アリガタイお言葉にエサの追加と発泡クーラーをお願いし、優柔不断のオイラに散々振り回されたであろうGENさんが港に着いたトコロで夜の部終了です。

更にアリガタイ海鮮麺(大)の差し入れを頂戴しながら1月以来の再会にしばし釣り談義です。

話は尽きないものの、

「明日も早出なんですわぁ。」

というGENさんともお別れ。いつもいつもお世話になりっぱなしでホンマありがとうです<(_ _)>

GENさんと別れ、翌日に備えて少な目(?)のアルコールで無理やり就寝。時刻はAM2時前でした(^▽^;)

 

 

明けて2日のAM4:00。なんと3:50に合わせていた1発目のアラームを”無意識のうちに”切っていたようです。

あわてて飛び起きたものの、わずか2時間足らずではアルコールが抜けてるハズもなく気分は最悪。

”ゲーゲー言いながら(笑)”身支度を整え浮き桟橋に向かいます。

船長さんに行きたい場所を伝えると

「チヌか?投げか?」

「投げです。」

同船した方々はみなさん磯師の様子で、投げはオイラだけ。あとで思えば、この時に気付くべきやったかなぁ・・・。(謎)

 

目指すは去年キス&カレイで”非常に気持ちよく”釣りが出来た某所。次第に近づくと、海面に無数の”海坊主”が浮かんでいるではありませんくわ!!

「ありゃ〜、アカンやん。」

そんなオイラの心中を知るハズも無い船長さんのお勧めで、実績場所の角を曲がったポイントへ。

「こっちゃも(潮が)よぅ流れんでぇ〜。」

「はぁ・・・。」

本命には乗れなかったものの、すぐ横やし、やってみるべぇとキャスト開始です。

恒例の(?)ちょっとだけヒント♪

作戦計画どおりに仕掛けをセット、ご当地流の釣り方でアタリを待ちます。

しばし待っても鳴らない鈴にシビレを切らして巻き上げにかかると、何やら重い?

「?なんぞ付いとるど。」

大した重量感もなく、引きもなかったので海草か?と思った矢先、目に飛び込んで来たのは懐かしい(?)お姿!!

「お!キスやんかぁ〜!!」

今季ファーストキッスは21cmのナイスサイズでした(^_^)v

続けてナイスサイズのアイナメちゃんもゲットして、出だし好調!やっぱココは魚影が濃いわぁ!とホクホクしていると、雲行きが怪しくなって来ました。

おまけに雷の音まで聞こえて来て、竿なんか持っていられる状態やない!同時に降りだした雨に慌ててカッパを着込むものの、雨宿り出来るトコロも

無く、ゴロゴロピカピカ雷さんにビビリながら岩に寄り添って通り過ぎるのをひたすら待ちます・・・。

 

やっとこ雷の音も遠くなって雨も上がってきました。ズブ濡れになったベストやディパックを広げて天日干し。ロッドも拭いてキャスト再開です。

ところが・・・

この雷がいけなかったのでしょうか、出だし好調と思えたのがウソのように生命反応がありません。

近くの岩の上でやってる磯師のオジサマにもエサ取り1匹釣れてないようでした。

 

と、ポケットの携帯が。

「おはようございます!どないですかぁ?」

GENさんからの電話に

「アカンわぁ〜。」

と状況報告。潮もイイし、昨日の気温からして悪いハズがないコンディションに首をかしげるばかりの二人。

「とにかく・・・ガンバッて下さい・・・。」

励まし(?)のお言葉に気合を入れ直して手返しを繰り返します。やっとこ釣れたと思ってもこんなヤツラ・・・。

カサゴ(?)のチビ兄弟がダブルでヒット(^▽^;)

雨が上がったとおもったら、今度は横風!PEはともかく、ナイロンの竿なんかラインがたるみっぱなしです。

エサ換えのときの重量感はヒトデや”得体の知れない軟体生物”ばかり。アタリなんかまったく取れなくて、久々に鳴ったと思っても鮮やかブルーのギザミちゃん。

「このまんまじゃ(エサが)ようさん余ってまぅなぁ。」

昨夜追加で買って来てもらった石ゴカイ、本虫にしとけばよかったなぁとデカいカレイ針に房掛けなんぞにもしてみても効果無しです。

 

家財道具を抱えて磯を上り下りするのが大儀だったんで粘ってたんですが、遂に大移動を決心して、タックルの1セットを磯師がいた岩に移動。

残りのロッドも持って行こうと巻き上げにかかると、何やら付いてる様子。

「またヒトデかなんかやろぉ・・・。」

ところが!上がって来たのは2匹目(泣)となるキスちゃんでした。

「なんで釣れるねん!向こう行こうと思とったトコやのにい!」

群れが入ったことを期待してせっせと投げてはみるものの、やはりというかなんというか・・・。

 

「こうなりゃヤケクソや!」

根がかってパッチンしたシモリ付近を重点的に探ってみるとナイスサイズのカサゴをゲット!

「今日は根魚デーやぁ!!!」

根掛かり→力糸ごと仕掛けロスト→根掛かり→またもロスト→根掛かり→針全部ロスト→でもって更に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(泣)

「うがぁ〜!!!!」

と!あまりの消耗の激しさにウンザリしつつ、切れてヒラヒラしてるラインを”虚ろな目”で見ながら隣の竿を巻き上げてみるとズッシリの手応え。

重りに掛かってるのはロストした力糸以下仕掛け一式。

「ラッキー!!」

早速”ヒラヒラ”してたラインに結んでキャスト。

と!せっかく回収出来た力糸以下(以下略)がまたもガッツリ地球をヒット。

「チッキショー!!!」 ←小○太夫の顔をご想像下さい

なんてことを繰り返しながら、やっとこもう1匹カサゴゲット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(高い魚じゃ)

 

 

 

あれこれ試してみたものの結果は出せず、お迎えの時間が待ち遠しくさえ思えてくる始末。

早々に片付けを済ませ、ウツラウツラ(笑)してると待ち焦がれた(?)お船が遠くに見えて来ました。

「ヤレヤレ・・・。」   (今回の釣行記は「・・・」ばかりです・・・) ← ね?

今回の釣果です。

本命の島(赤丸の中)では不発でしたが、終わってみれば美味しい魚ばかり。

嫁さんの喜ぶ顔が見れそうです。

(そう、ウチの嫁さんは”猫並み”なんです)

 

 

 

 

 

 

 

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