ドラゴンナイト2007！

今年もやってまいりました銀ピカに輝くコワイ顔したヤツの季節！

例に（笑）よって

「今週行くで！」

との急な襲撃予告に

「ゲ！今週はどもならんのですが・・・。」

「ウゲ！でもオイラが休めるの今週しかないのよ・・・。」

「なら強力な助っ人を紹介しまっす！」

「かたじけない・・・。」

というワケで、いつものあの人の代わりに来て下さっているというＦさんとタッチー成敗に行って来ました。

１１月１７日

待ち合わせたのは広島県Ｏ市のとある漁港。土地勘も無くナビを頼りにウロウロしていると、それっぽいタックルを持った集団を見かけました。

「あれかな？」

車からタックルを引っ張り出して声を掛けると大正解！

「どうも初めまして。」

「よろしくお願いします！」

明るいうちはコレや！とメタルジグの遠投で様子を見ますが反応無し。生エサ付けて探っているオジサマ達にも反応は無いようです。

次第に暗くなって外灯が点く頃になると、ようやくエサ組にアタリが出始めました。

魚の顔を見た途端にテンションが上がるのが釣り人の常。緩慢になりかけていたキャストも途端にマシンガンに変わります。（笑）

と！トゥイッチ＆リトリーブを繰り返していたロッドに”ガッ！”ってな感じで伝わる生命感！

「お！あたった！」

更にキャストのピッチも上がっていき、遂に！！

「来たぁ〜！！」　←　う〜ん、久々のフレーズ(^_^)

タッチーの引きは強烈！長らくデカイ魚を釣ってなかったもんで少々ビビリながら（笑）ファイトです。

やっとこ水面近くまで引き上げて「バレるなよぉ〜。」と祈りつつ引っこ抜きました。

「おっしゃぁ〜！」

上がって来たのは指３．５本のナイスサイズでした。 にしても・・・ 相変わらずコワイ顔です(;^_^A

「楽しいですか？」

「そりゃモチロン！」

群れが通過する度に”バタバタ！”ってな感じで全員にヒット。やはり生エサは強いらしく同じようにキャストしてもヒットさせるオジサマ達に対して、

ルアーチームは苦戦気味です。

「今日のは小さいわぁ〜。こないだなんか指５本くらいのが上がったんやケドなぁ。」

「これでも十分なんですが・・・(;^_^A」

タッチーに噛み噛みされたワームはご覧の有様・・・

パッタリとアタリも遠のき、お腹の方もグゥグゥいってます。ポイント移動も兼ねてラーメン屋でしばし休憩。

少々（？）ボリュームの少ない尾道ラーメンを食べて移動開始です。

んが！時刻は２１時前。潮は下げて行く一方で、覗いたポイントは池のようにベッタリ。どの波止や桟橋を見ても釣れてる様子はなく、みんなピクリとも

動かない電気浮きをボヘェ〜と眺めています。

そんな中で唯一にぎやかにやってる桟橋を発見。無造作に置いてある発泡ケースからはナイスサイズのタッチーが顔を出しています。

「ここならイケルか？」

しばし連中のエサ釣りを見ていると、電気浮きが”ヒョロヒョロ”と動き出し、ゆっくりと沈んでいくではありませんくわ！

竿を手に取り、じっくり、じ〜っくり食い込むのを待つオジサマの背中。

こちらも思わずこぶしを握り「そら食え！離すなよぉ〜！」とココロで叫んでいたりします。（笑）

「今じゃ！」　とばかり　”グワシ！”　と合わせを入れた竿が見事なカーブで曲がります。

「やった！かっちょエエなぁ〜。」

お仲間から”網係”と呼ばれてる兄ぃちゃんが見事にすくってキャッチ。やはり３．５〜４本はありそうなサイズです。

更にこの網ニィちゃん、デカイ網を手に取ったと見るや”サブン！”ってな調子で何かをすくいます。上げた網には１５ｃｍほどのサヨリが数匹。

すかさずお仲間が入れてる仕掛けを回収して、すくいたてのサヨリをエサに付け替えています。

「おお！すげぇ〜。エサも現地調達なんやぁ。」

「そんな簡単にサヨリなんてすくえんやろぉ？あのニィちゃんすげぇなぁ。」

適度に潮が流れ出した桟橋、エサにはヒットして来るもののワームには反応してくれませんでした。

結局あちこち回った後、朝マズメにやるポイントまで移動して仮眠を取ることになりました。

１１月１８日

深夜にＦＭから流れるギンギンロックを子守唄代わり（？）にしてしばしの仮眠。

通り過ぎる車のライトで時折目が覚めたものの、携帯アラームで起きたのがＡＭ４：００。当然辺りは真っ暗ながらも、外灯に照らされた波止には早くも人影が。

しばし観察してみますが、真正面から吹いて来る”強烈な風”に短時間で帰って行きます。

こちらも”完全防備”で波止に行ってみますが、あまりの風の強さにキャストもままなりません。

Ｆさんも起き出してキャストを始めますが、反応が無かったのかポイント移動の様子。

しばし粘るものの、アタリ１つないまま根掛かりでリーダーがプッツン。車に戻ってリーダーを結び直し、Ｆさんの後を追いかけます。

「どうですかぁ？」

「なぁ〜んも無し」

おっかなビックリで石積を降りてキャスト再開。さっきの場所に比べると若干風も弱まってビシバシキャストです。

ゴールデンタイムと読んでいた時刻も過ぎてアキラメモードが漂って来た頃、オイラのロッドに生命感が！

「お？」

すかさず同じポイントに放り込むと”ガッ！”てな感じのヒットです！

「来たぁ〜！！」

「へ？」

アキラモードでタバコをくわえていたＦさんも慌ててキャスト！

足場が悪いんで強引に引っこ抜き、短い時合を逃すものかとキャストを繰り返します。

更に１本追加したものの、すっかり明るくなった周囲にぱったりと反応も無くなり、体力も限界とばかりギブアップしたのでした。

恒例のチョットだけヒント

今回の釣果です。 とはいっても、オイラが釣ったのは８本のみ。 サイズは３〜４本と型揃いでしたが、欲を言えば もちょっと大きいのが釣りたかったかな(^_^)

ドラゴンサイズとまではいきませんでしたが、久々のルアータックルでの釣りは新鮮そのもの。

姫路辺りでもこれ位のサイズは釣れるようですが、これだけ数が上がるのがご当地のすごいトコロです。（されどＦさん曰く、「今日は釣れなかった！」らしいです･･･）

改めて、今回お世話になりましたＦさん、本当にありがとうございました<(_ _)>