「振り出しロッドをローライダーに出来たら?」

そんな思いつきから取り掛かったのがシマノのホリデーライトキャスト300HX−Tのローライダー仕様です。このロッド、今シーズンから使い出したんですが

チョイ投げにはもってこいの硬さと振り出しならではの手軽さに1発で気に入ってしまいました。

しかっし!さすがに並継ぎを振り慣れたカラダにはチト物足りない。加えてガイド形状から横振り時の糸カラミが気になってしまいます。

「ダ○ワの振り出しトラウトロッドに面白いのがあるよ。」

投げクラブの会長がそんな事を言ってたので早速カタログを見てみると振り出しロッドにも関らず遊動片足ガイドを使ってあります。

「これや!」

とばかりに早速ガラクタ置き場(笑)をあさってみると、やっぱりありました!ローライダーライトセット!すぐさまホリデーのガイドを取っ払って位置決め。

300という長さと補強も兼ねて継ぎ位置にガイドをもっていきたかった事から7点ガイドに決定。

と!誘導にするにはロッドのテーパーにぴったり合ったパイプが要ります。ホームセンターで色々物色するも手頃な材料が見当たらず再びガラクタ置き場を

ゴソゴソ。出て来たのが材料取りしてた船竿、すでにガイドは他に使っててストリップ状態。しかもテーパーもイイ感じの細さです。

「ヨッシャよっしゃ!」

ノギスで径を計りながら慎重にカット、そんでもってガイドを巻き巻きしてエポキシコーティング。クルクルモーターで1晩回してブランクス部分はOK!

トップガイドはさすがに径が合わなかったのでマタギに発注したトコロ送料がガイド代と同じくらいかかってしまいました(;^_^A

試運転前日午後にトップガイドが到着、すぐさま取り付け1晩クルクル。

「出来たぁ〜!」

超(笑)シンプルなシルバー1色のスレッドですが

パープルっぽいブランクスにブラックのガイドベース

で結構綺麗に見えます。(よね?)

柔らかく感じてた2番にもガイドを追加する事で張りを持たせました。

継ぎ目を無視出来れば8点にしたかったところですが、しばらくは7点で

様子を見てみます。

早速伸ばしたり縮めたりしてニヤニヤ(*^_^*)していると市販の穂先カバーじゃとても収まり切れない事に気付きました。(へ?今ごろ?(^▽^;)

またまたガラクタ置き場をあさるも手頃な物は見つからず。ホームセンターで薄厚のアクリルパイプと釣具屋で浮きケースを買って来て合体!

全長30cm(!)の穂先カバーの完成です\(^o^)/

突貫工事で作ったんで仕上げはかなりビミョウ(;^_^A

おいおい新しいヤツを作る予定です。

んでもって早速試運転、様子を見ながらの手加減キャストのみでしたが予想どおりロッド全体に張りが出てオモリの弾きも良くなってる感じです。

気になるキャスト時のガイドの「あっちゃ向いてホイ!(笑)」ですが、ぴったしテーパーのおかげで3時間ほどの試運転中1回だけでした。この程度なら

ガイドロック機構が付いてなかったノーマル時と変わらないのでOKでしょう!

 

GWを利用して一気に(笑)作ってしまったローライダー仕様ですが、仕舞い時のガイド同士の接触や穂先カバーの強度不安など改善点はまだまだ

ありそうです。出来ればガイドロック機構なんかも出来れば最高なんですが、何かいいアイデアがあればお願いしまっす!