マグネシウムボディで軽量なうえに6ボールベアリングで巻き上げも軽いルビアスを更に快適に使おうと
ボールベアリングの増設をやってみました。
部品さえ揃えばお手軽(?)に出来て効果抜群!ぜひみなさんもチャレンジしてみてね!
準備するものです。
・ルビアス本体 ・ドライバー細、精密ドライバー(#1) ・メガネレンチ(#10) ・つまようじ ・シールドタイプのベアリング 内径7×外径11×幅3.0−1個、内径3×外径6×幅2.5−3個 ・トーナメントZ2500C用カラー1個(¥200) ・グリース |
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ドラグノブを緩めてスプールを外します。
ルビアスにはメインシャフトにスプールベアリング1個が入って いますがベアリングの下にはアルミ製のカラーが入っています。 これも後ほどベアリングに交換します。 サイズは内径7×外径11×幅3です。 |
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つまようじを使ってOリングを外します。
傷付けないように、引っ張り過ぎて伸ばさないように丁寧に 外します。 Oリングを外したらベアリング、カラー、スプールメタルと呼ばれる カラーを外しますが、スプールメタルにはピンが入っていますの で、これもつまようじで押し出して外します。 |
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スプールベアリング、カラー等を外した後、ローター基部にある
緩み止めネジを外し、メガネレンチを使ってローター基部のナット を外すとローターが外れます。 |
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本体カバーを開けるとこうなります。ルビアスの本体カバーは
3本のビスで固定されています。3本の内1本だけ短いビスが ありますので組み込む際に間違えないようにして下さい。 (写真の○の箇所です) また、ビスは「非常に!」固いので「なめない」ように気を付けて 下さい。
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カバーを開けるとドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフト、
オシレーティング機構等が見えてきます。 |
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ドライブギア、ピニオンギアブロック、オシレーティング機構を
外すとウォームシャフトが出てきます。今回ベアリングを追加 するのはこの部分です。 |
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右側のカラーの溝とリール本体を挟んであるウォームカラー
リティナーを引き抜き、ウォームシャフトを後方へずらすと取り 出せます。 シャフトの前後に白いカラーが入っているのがわかります。 |
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前後のカラーのサイズは内径3×外径6×幅2.5。
これが既製のベアリングとバッチリ合います。 ちなみにルビアスの取説には左側のカラーは「ベアリング」と表示 されています(^▽^;) |
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ベアリング及びカラーを入れる順番です。
左側に1個、右側に2個+トーナメント用カラーが入ります。 |
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入れ終わるとこの状態になります。
カラーはベアリングとリールとの隙間を埋めるのに使います。 後は解体した順番と逆の順番で組み立てるだけです。 くれぐれも無理やり組み込もうとせず、各部品がきっちりはまる ようにすれば特に難しい作業ではありませんよ! |
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解体した部品は順番に並べておくと組み立てる時に
迷わないですみますね。 |
初めてベアリング増設をやってみたんですが、手軽で効果はバツグンです!
改めて注意点としては
・外した部品は絶対無くさないようにパレットや箱の中で解体する。
・組み立てる時にキッチリ合わない時は無理に押し込んだりしない。
なお、今回のベアリング増設にあたっては境港の吉田さんのページを参考にさせて頂きました。
http://www.infosakyu.ne.jp/~yoshida/index.html