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あとがき |
この物語は、ノンフィクションを基として、作者が装飾を加えたものである。 第二次世界大戦中、空襲によって檻から動物達が逃げ出し、町の中で暴れ出すという危険性が予想され、ほとんどの動物が射殺された。そんな中、理由は定かではないが、ある象に、餓死という方法が採られた。その象は餌を求めて曲芸をしながら死んでいったという。 しかし、そのこと以外、和音を始めとする登場人物、団体名などはもちろん、それに付随しておきる出来事などは、すべて作者の創作である。 作者は以前から、動物園抹消を希望している。いや、それ以前に、人類のみの滅亡を心の底から願い続けている。 |
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