第8回全国藩校サミットin長岡
第8回全国藩校サミットが、今年は越後長岡藩「崇徳館(そうとくかん)」の長岡市で開催された。 長岡市は藩主に明君をたくさん持ったことにより、学問の盛んな藩で、これが米百俵の逸話を生むことになった。 今年は藩校サミットが、「常在戦場」と「米百俵」の土地で開催されることで注目度が高く、全国から51の藩のご当主が集まり、また各地の藩校の伝統を持つ地区からの一般参加者も多く参加し、定員の千6百名の申込はすぐに埋まり、事務局では心苦しいお断りをするほどの盛況であった。 主催は漢字文化振興会で、第1回は幕府の学問所の東京湯島の昌平坂学問所であった。 徳川御宗家も毎回ご出席され、かつ参加者が各地のご当主と、直に意見交換ができることで、開かれた異例のサミットである。 |
サミットのポスター。常在戦場と米百俵の越後長岡 |
この日は長岡駅も「天地人」ではなく藩校サミット一色 | 各所に歓迎の幟がたつ | |
長高生の先導で満面の笑みで田辺藩牧野さま御夫妻到着 | 藩校サミットin長岡会場の長岡市立劇場 |
格調高い「書道吟」による藩校サミットのオープニング |
藩校サミットin長岡は、第一日目が、主催者挨拶に続き、主催者および藩主と藩校の紹介があり、続いて、講演と大会宣言がある。(主催者挨拶以降は撮影は禁止) ・記念講演T「江戸時代の人づくり」 徳川 恒孝氏(徳川宗家18代当主) ・記念講演U「郷土先人の漢詩にみる長岡の精神」 石川 忠久氏(元二松学舎大学学長) ・論語素読 地元小中学生 ・基調講話 「長岡藩学の系譜と米百俵教育の理念」 稲川 明雄氏(河井継之助記念館館長) ・鼎談 櫻井よしこ氏(ジャーナリスト:藩校の流れをくむ長岡高校の卒業生) 森 民夫氏(長岡市長) 羽賀 友信氏(長岡市国際交流センター長) ・大会宣言 近藤 孝子氏(前長岡市教育委員会委員長) |
詩吟に合わせ、書を書く、詩吟神風流福吟会のみなさん | ||
越後長岡藩「崇徳館」牧野忠昌実行委員長の大会挨拶 | 泉田裕彦新潟県知事の挨拶 |
次期開催地の、松江藩文明館の代表者挨拶で、第一部は閉幕となる。 第2部は長岡城跡のホテルに場所を移し、全国の藩校の交流会である。 和気藹々の中で、交流会は進み、再開を約して会は終わる。 翌日、21日(日)は視察研修である。 |
ホテルから見た工事中の長岡城二ノ丸跡の遺構 | 大忙しの受付風景 | |
地元の郷土芸能「神田囃子」 | 越後長岡は酒の本場、「越路酒造り歌」の披露 | |
越後長岡のもてなし、最後は日本三大銘菓「越の雪」 | 和気藹々で会場は盛り上がる |
徳川宗家徳川恒孝さまのご挨拶 |
徳川宗家を囲んで、壇上に勢揃いする全国の藩のご当主 |
大会役員の腕章(管理人が使用したもの) |
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