柏崎駅前通りの貞心尼歌碑


長岡藩士の娘として生まれた貞心尼であるが、生涯の大半を柏崎で過ごした。貞心尼のことについてはブログで紹介しているが、この駅前の歌碑の画像がなかったので、時期尚早としていままでとり上げなかった。
柏崎良寛貞心会会長の田村甚三郎氏が、「貞心尼の歌碑解説書」を出版している。
また柏崎観光協会が平成22年3月に、まち歩きガイドブック「貞心尼」(下記の地図はその一部)で、駅前から反時計周りでイロハ〜ヲの番号を付けている。田村氏の解説書では、駅前通りの対角線のチを其の1とし、やはり反時計周りで番号を付けている。今回は田村氏の順番に従って、多くの中から選ばれた12首の歌を紹介する。


ソフィアセンターに置かれた、托鉢姿で北を見つめる貞心尼像

其の1は左上のチ「沖遠く入日の影をしたふまに・・・」からである。右側の解説で下に「」書きしてあるのは歌の出典である。歌碑の周りは綺麗に清掃され、碑の前に物が置いてあるなどは皆無であった。
10年住んだ釈迦堂跡
20年住んだ不求庵跡
柏崎駅通りの貞心尼の歌碑 市内常盤台の洞雲寺に眠る

其の1「チ」 カバンの小林前 「もしほ草」
其の2「ル」 かりわ前 「もしほ草」
其の3「ヌ」 コダマ薬局前 「焼野の一草」
其の4「ル」 桑山木材前 「もしほ草」
其の5「ヲ」 クリーニングよしむら前 「もしほ草」
其の6「イ」 酒蔵前 「もしほ草」
其の7「ロ」 朝日生命前 「もしほ草」
其の8「ハ」 新野屋前 「図書館所蔵半切」
其の9「ニ」 小池玩具前 「図書館所蔵半切」
其の10「ホ」 大森DP前 「焼野の一草」
其の11「ヘ」 アドエレガンス前 「もしほ草」
其の12「ト」 ベルモ前 「蓮の露」

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