長岡藩主「牧野家資料館」が開館

2014年6月15日、「米百俵の精神」の由来となった国漢学校が開学した日に、さいわいプラザ(旧長岡市役所)3階に「長岡藩主牧野家資料館」が開館した。
資料館の展示室で最も注目されているのが、1/300スケールで造られた長岡城である。あらゆる資料を参考に、いままで幻であった長岡城が忠実に再現されている。
入館無料であるので、長岡の歴史の探索に大勢の人が訪れてほしい。

1/300で精巧に造られた長岡城、奥が本丸

堀の奥に浮かんでいるのが本丸で、手前が二の丸である。現在は本丸が長岡駅で二之丸はアオーレ長岡(長岡市役所)である。行列が見える奥が大手門で現在は大手通りである。本丸の左角に長岡城の象徴である御三階が見える。
牧野家と領民の垣根が低いのは昔からで、地元の祭礼には二之丸手前の広場に大勢の領民が屋台とともに入り、みんなで祭りを楽しんだ。

大手門の通りを進む行列
水島爾保布(にほふ)の描いた長岡城、中央が御三階

現在の長岡には城下町の面影が全くない。本丸跡や堀を取り壊し、本丸を駅にして、長岡城を残すよりも次世代の玄関口とすることを選択したのである。

大手通りの先は長岡駅

駅前の一角にに本丸跡の表示 アオーレ長岡(長岡市役所)は二之丸跡

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