司馬遼太郎ふたたび

 NHK大河ドラマ「功名が辻」の放映に合わせるように、文藝春秋から没後十年特別企画「司馬遼太郎ふたたび」が発刊されました。
この中のグラビア特集で、「功名が辻」、「竜馬がゆく」、「燃えよ剣」、「坂の上の雲」、「王城の護衛者」、「翔が如く」そして「峠」の7作品を、「司馬作品の舞台をゆく」として紹介しています。
 
 小千谷・慈眼寺の談判が決裂し、榎峠、朝日山で激戦となった。平成16年10月の中越地震は、その河井継之助の歴史風景を直撃した。慈眼寺は甚大な被害を被った。崩落土砂に埋まった車から、奇跡的に雄太ちゃんが救出された現場が榎峠で、近くの朝日山の古戦場はいまだ立ち入ることができない。(文藝春秋「司馬遼太郎ふたたび」より)

 「継之助の外交を一個の峠とすれば、談判というのは峠の頂上であろう」。「小千谷談判」の舞台として、ほぼ修復の終わった山門の写真と、「会見の間」は12月現在修復作業中と載っています。
(2006年1月10日)

司馬遼太郎文学碑から見る榎峠 司馬遼太郎文学碑「峠」

 大阪の司馬遼太郎記念館のホームページで「峠」文学碑として紹介されている。


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