ブルーのNYPDポリスカー


高校生の頃に同級生から、「『ダーティハリー3』の女刑事(タイン・デイリー)が

出ている刑事物が、日曜の深夜にやっているよ」と知らされました。

早速当時バイトを頑張って購入したビデオでタイマー録画をして観たドラマが


「女刑事 キャグニー&レイシー」


でした!この物語は当時では珍しいアクション物ではない

その時代の風刺を物語にした、銃によるドンパチの少ない

足で捜査をするニューヨーク市警14分署の女性刑事二人


クリス・キャグニー刑事=シャロン・グレイス

メリー・ベス・レイシー刑事=タイン・デイリー


が活躍するドラマでした。その中で衝撃だったのは青いポリスカーでした。

CHP・LAPDやSFPDを見慣れていたUSポリスカーですが

青いポリスカーが存在することに、驚きました。


クライスラー ダッジ

ニューヨーク市警
 

ブルーのボディーに白いラインが入り、ドアにはNYPDの徽章が入り

警官の制服のシャツもブルーで、斬新なイメージがありました。

アメリカにはこんなポリスカーがあるんだと、正直驚きました。


当時の日本では「西部警察」や「太陽にほえろ!」「特捜最前線」「Gメン’75」など

が流行っていましたが、これがキッカケでアメリカのポリスドラマや

映画をを観るようになりました。もちろん、主にニューヨーク市警です。

シルベスター・スタローンが主演した映画


「ナイト・ホークス」などや他にも

「ゴーストバスターズ」


にも当然、当時のニューヨーク市警のダッジが顔を揃えていました。


クライスラー ダッジ モナコとプリムスフューリー
ナイトホークス / ゴーストバスターズ

 
クライスラー ダッジ

ニューヨーク市警
 

それから就職をしてテレビを見る間もなく、過ごす日々が続きますが

世の中にレーザーディスク(LD)が普及し始めると、早速LDを購入しました。

やはり購入するのはアメリカポリスストーリーです。

エディ・マーフィ主演の「ビバリーヒルズ・コップ」でもダッジは破壊専門でしたが

オープニングでたくさん出てきました。しかし、車は次の80年代の車に変わります。


ミッキー・ローク主演の「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」では、新しいダッジに

変わっていました。


「ニューヨーク 摩天楼はバラ色に」

「乙女座殺人事件」

「ブルー・スチール」など


ニューヨーク市警のポリスカーは、新しいダッジに変わっていました。

しかし、デザインはブルーのボディーに白帯が健在でした。


クライスラー ダッジの世代交代

ニューヨーク市警
 
 

テレビドラマでも新しいダッジを観かけるようになり

「LAW&ORDER」

でも1シーズンから4thシーズンまで観ることが出来ました。

映画でも80年代後半になってもダッジが活躍し


「レオン」「あなたに降る夢」


などでもダッジが活躍していましたが、90年代初頭はシボレーのカプリスに

変わって行きます。しかし、まだブルーのボディーと白帯は健在でした。


「マーシャル・ロー」「デビル」


などは、FR車最後のカプリスが登場しています。