雑記帳 2004年 12月第2週

2004/12/05 Sun.

この土日は早起きをしているせいで、一日がえらい長く感じる。予定があって長く感じるのはいいが、一日が暇で長いと拷問だ。
起床は正午なんだけど、起きて部屋の窓を開けて換気しようとすると、一体何だというような熱気が部屋になだれ込んでくる。
最高気温は夏並みらしい。さて、今日は外出は却下。家でダラダラ過ごすことに決定。やるべき事は少しだけど一応あるしね。

そろそろプログラミング専用マシンに特化しようとノートPCをちょい前からあれこれとやってるんだけど、どうも微妙な不具合が。
Windowsをカスタマイズするツールとしては有名な「窓の手」ってのがあるんだけど、これを使うと何故か101キーボードになる。
日本語入力も一切出来なくなるし、記号が思うように打てないなどの不具合が出まくりで、これの対処に長時間頭を悩ます。
4回リカバリして「窓の手」入れてを繰り返すも原因不明なので、やむを得ず直接レジストリを編集して解決。動くからいいか。
エディタとかの最低限のソフトだけを入れて、その内にサーバーにするかもしれないという事で「ActiveState」からPerlを落とす。
細かい設定を見直して、LAN用の認証ユーザーを設定して完成。後は「VNC」を導入したいとこだが、日が変わったので寝る。

2004/12/06 Mon.

いかん、「Online Notepad」の改造が面白すぎる。ってか、Perlが面白すぎる。ウェブ上でやりたいアプリがガンガン作れる。
何つーか、こういうクリエイティブな仕事をやりたいね!クリエイティブという言葉の微妙なニュアンスは違うかもしれんけど。
今日はあるロジックを組むために一日中頭を悩ませてた。例えば、下の画像。これは現状の「Online Notepad」ですが。

簡易オンラインメモ帳のソフト(?)みたいなものだけど、現状はCGIが動くカレントディレクトリのファイルしか取得していない。
要するに、サブディレクトリの中身のファイルは読めないワケです。さすがにこれじゃ利便性が悪いってことで、こう改造してみる。

こんな感じにして、一覧表示する時にディレクトリ階層も一緒に見れるようにしてるんだけど、どうにも思った形にならなかったり。
ってか、思ったように記号が表示されない。「│」とか「└」とか「├」とか。記号で綺麗にディレクトリ階層をつなぎたいんだけど。
多分、フラグ管理と階層数の管理ができてないんだろうな。どこかに手本になるようなソースとか転がってないものなのかねぇ。
ちなみに、最終的にはこんな感じの表示にしたいワケです。それにしてもややこしいな。立川から出る前に完成させたいとこだ。

2004/12/07 Tue.

いかーん!バグだらけになりそうな予感が満載!一体何をしようとしているのかは、昨日の雑記を参照ってことにして下さい。
ってか、rename関数が激しく使いにくい!rename ($filename, $newname);って書くとき、どっちの引数にもパスが必要なのか。
そう言えば、unixコマンドを勉強した時に、rename関数は対象ファイルが無ければ新規作成を行なうって聞いた事があったな。
要するに、rename(/temp/index.html, index2.html);って書くと、tempディレクトリ内のindex.htmlのリネームはしてくれない。
代わりに、CGI動作ディレクトリにindex2.htmlとかいう新規ファイルが作成されてしまう。うーん、これはさすがにマズいよなぁ。
となると、第一引数のパスの部分だけを引っこ抜いて、第二引数の先頭に付加すればいいってこと?やってみないとわからん。
とりあえず、この部分の解決法は何とか理解できそうな予感。しかし、さらにメンドくさいのがファイルのコピー機能だろうな。
今までは全部カレントディレクトリ内に複製を行なってたけど、サブディレクトリを有効にすると、ディレクトリ指定をしなければ。
えー、要するにコピー先を指定するためのディレクトリ指定のフォームが増えるってこと?もうデザイン的に限界なんですが。
しかも、さらにメンドいのがファイルの新規作成機能。ディレクトリ一覧を読み込んで、どこに作成するかを指定する必要がある。
ディレクトリ作成機能とファイル作成機能を分割した方がいいのかな。さすがに同一メニュー内でまとめるには無理っぽいぞ。

やっぱりこの改造は無しにしようかなー。あまりにも改変しなけりゃいけない部分が多すぎる。かなりバグが出てきそうだし。
ちなみに、ディレクトリ一覧を作成する際に記号でつなぐってのは、正常に動いてます。ってか、よく考えりゃ楽勝じゃないか。
でも、上記の問題を解決しないと、せっかく作ったディレクトリ一覧を作成する機能が無駄になるな。勉強できたからいいけど。
さて、進退窮まった。選択肢は二つ。果ての無い改造を続けるか、さっさと退くか。OK、ここはスマートに後者を選択だな。
あれこれ考えた挙句に無理そうだと判断したら、それ以上時間をかけるような事はしません。時間はもっと有効利用しませう。

2004/12/08 Wed.

6日の雑記の最後に「立川から出る前に」って書いたけど、今日はクライアント先に行って話をしてきました。場所が……青梅。
立川から青梅線で22分という素敵な場所です。企業名は言えませんが、ビデオデッキ修理クレーム事件と言えばわかるかな。
そこの関連企業なんですが、午前中からそっちに行ってました。話をした結果、来週から俺は青梅勤務になりました。合掌。
駅で言えば「小作」というトコになります。駅周辺には何もありません。いい感じで田舎の駅なんだけど、ここホントに東京かよ。
通勤時間が30分ちょい増えるだけかと思いきや、小作の駅から歩いて15分。ってか、自宅から多摩センの距離くらいあるぞ。
扱う言語はJSPとJavaとJavascriptと言ったところでしょうか。しかも、この条件で3月末までと決まってしまったから質が悪い。
別に仕事内容に期待なんかしちゃいないけどさ。一応C/Sっぽいものだし、そろそろJSPも扱えるようにならんとマズいだろうな。

あー、今書いてて思い出した。自分の口癖の中に「期待をしなければ失望しない」ってのがある。これ、いつから使ってたっけ?
最近は家の文庫本を読み直してるんだけど、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似た言葉があった。
新潮文庫版の上巻の125ページです。「期待をするから失望が生じるのだ」と言ってる。OK、俺は間違ったことは言ってないな。
ちなみに、この本は中古で210円にて購入。古本で買うってことは、少なくとも原付を買い取った後だろうから、2001年夏以降。
でも、サークルやってた時に同期でT口というこの世の果てみたいな女がいたんだけど、そいつに関連して使った記憶があるな。
2001年以降だと既にこの女には愛想が尽きてたし、当時ではそんな事は今さらって感じだったし、読む前に口癖になったのか。
さらに話題が横道に逸れるけど、あれに関してはロクな記憶が無いな。サークル抜きなら悪いヤツじゃなかったかもしれんが。
大体な、何が悲しくて夜中の2時半に電話を受けてそいつの家まで家から自転車で行かなきゃならんのだ。あまりに悲しすぎる。
ここは完結に終わらせよう。俺の言いたい事はただ一つ。真性の方とこれ以上の面識を持つのは心の底から勘弁です。以上。

さて、何だか色々と勉強しておかないとマズい予感が。特にJSPか。また専門書を買うのかぁ、何で一冊があんなに高いんだ。
今日はもうダメだなー、気力を失いました。検索スクリプトの修正版でもアップして、さっさと寝ることにします。おやすみなさい。

2004/12/09 Thu.

昨日と一昨日なんだけど、非常に珍しいことに日が変わる前にはベッドの中に入っていたりします。7時間半睡眠は快適です。
いつだったか覚えてないけど、朝のワイドショーとかで「国ごとのサラリーマンの睡眠時間」みたいなコーナーがありました。
日本のサラリーマンの平均睡眠時間は7時間ちょいらしいです。ヨーロッパのどこかの国だかは8時間とか言ってるし。長すぎ。
さらにどうでもいい話なんだけど、アインシュタインは睡眠時間は10時間だったらしいです。睡眠時間が長いと天才なのか。
しかしながら、かのナポレオンは3時間だし、あのエジソンでも4時間だったと言われます。さて、これをどう見るかが問題です。

某サイトでは、睡眠時間が6時間以内の人を「ショートスリーパー」と呼び、それ以上だと「ロングスリーパー」と呼んでいます。
一般的な見解では、「ショートスリーパー」は「順応的、外交的、自信家の傾向があり、実業家タイプ」と思われているらしい。
後者の方は「内向的、苦労症、非順応的で、芸術や科学などの繊細で創造的な仕事に向く」らしい。「らしい」ばっかりだな。
苦労症とか繊細さがどうとか言われてる「ロングスリーパー」は、要するに普段から脳を使うから長く寝ますよってことなのか?
ってか、睡眠時間ってのは翌日の予定とかの時間的な理由に左右されるのでは?明日が休日なら自分は延々と寝るだろうし。
多分、そういった事情に左右されない、本当の意味での「平均的」な睡眠時間のことを指してると思うけど。まぁそりゃそうか。
本当の意味での「平均的」な睡眠時間は、自分の場合だと大体9時間といったところかな。予定も疲れも無い場合の話だけど。

で、何の話をしようとしてたんだか、すっかり忘れた。とにかく、夜になってやる事が無くなって7時間半寝たってだけです。
まぁ、確かにこの二日間は寝る前にはある事をしていて、微妙に脳が酷使されたというか、ある意味では鬱になったというか。
確かに精神面で「痛い」ものに出くわすと、さっさと寝るかという気分にはなるけど。やはりこれが二日間の早寝の原因か?

思い出した、何の話をしようとしてたか。アレですよ。以前にもちょっと話をしたアレですよ。この時期のサラリーマンの楽しみ。
以前っていつだっけと思って自前の検索スクリプト(使い心地が良くて微妙に宣伝)で検索したら、もう一ヶ月も前の話だった。
とりあえず!出ました!12月の第二週と言ったらボーナスですボーナス!全く期待しないままに明細を開封してみました。

      ∥
      ∥
   ∧∧/ヽ
   /⌒ヽ)つ|
  i三  |ヽ_/
 ~三 |
  (/~∪
  三三
 三三
三三

先生!首でも吊っていいですか!?ってか、数年前まではボーナスからは税金が引かれなかったんだよな。いい時代だ。
何も給料3ヶ月分よこせとは言いません。2ヶ月分よこせとも言いません。1ヶ月分でいいから下さい。血涙流しそうです。

そろそろ寒さが限界に来て、いい加減にコートでも出そうかと考えてる。職場に来ていけるのは黒のロングコートだけかな。
それにしても、以前旅行行った時にも思ったんだけど、自分は私服の所持量がえらい少ない。あることはあるんだけどさ。
何だかどれも学生気分の服しか持ってないから、この年になってそういうのを着るのも微妙に憚られるものがあったりする。
冬服ならそこそこあるんだけどな。セーターとかの所持量はそこそこあるけど、いかんせん春とか秋の服には非常に困る。
マルイのスパークリングセールにでも期待してみるか。一つだけ前々から着てみたいと思ってるのがあるんだけどさ。
自分が着ると果てしなくアレかもしれませんが、白のセーター。でも気に入ったデザインのが見つからないって愚痴が。

ダメだ、ボーナスの額が鬱すぎて何もやる気が出ない。CGIの改造でもやるかと思ったけど、もうそろそろネタが切れた。
Online Notepad」の改造でも続けようかと思ったけど、作業量を考えるとやる気が失せる。いい加減にJSPでもやるか。
Eclipse」を使ってちょこちょこやってるんだけど、個人レベルでJSPで何が作れるのかが思いつかず、何だか中途半端。
今までCGIで作ってきた掲示板の類でもJSPに移植してみようかとも思ったけど、JSPはエンコード関係がメンドいっぽい。
フォームから送信したデータをどう受け取るかとかはPHPくらい簡単なんだけど、Javaという都合上処理系統が書けない。
ファイルとの入出力もメンドいっぽいし。ポインタの概念が無いだけC系よりかは手軽に扱える気がするけど。かったりー。

ってか、今日のは無意味なまでに長い雑記だな。それだけヒマだってことだ。しかも職場で書いてるし。死んどけ自分。

2004/12/10 Fri.

いい加減に自作CGIの改造も飽きたなー、とか思いつつ手元のソースを片っ端からperl -cwで文法とかのチェックをしてみる。
結構ミスがあるな。以前はリリースする前には毎回このチェックをしてたんだけど、最近は慢心してたのかやってなかった。
ってなワケで、修正版を3つほどリリース。どれも大した修正じゃないけど、こういう完璧さを求める心は大事だと思いますよ。
一通り修正もアップも終わって、そういや最近掲示板系にはほとんど機能の追加をしていないことに気付く。何かやりたいな。
そう思って、ネットであれこれ掲示板のソースを拾って見てみると、前々からやろうと思ってて、すっかり忘れてたことがあった。
新規投稿があった場合、管理者にメールで通達をするというものです。しかし、我らが「@nifty」はモジュールが使えない罠。
sendmailも使えなければ、苦肉の策としてのNet::SMTPも使えない。一応作ってみてローカルで確認。動いたから満足だ。
もちろん、環境次第で動作が左右される状態のスクリプトは配布しません。でも、Net::SMTPは思いの外いい勉強になったな。
んで、この知識を活かしてアレを作ってみた。もちろん実験台となるのは「gadult」です。何と使い勝手のいい人なのだろうか。
半分悪戯みたいな内容をメールで送りつけて、かなり満足。そう、今日完成したのはいわゆる匿名メーラーというものです。

左側のレイアウトが崩れてしまってるけど、これはブラウザの横幅を640ピクセルまで縮めてるから。ちょっとした都合ですよ。
とにかく、これをPerlをインストールしたローカル環境で動かせば、普通に匿名メールが出来てしまうという優れ(?)モノ。
標準モジュールがちゃんと入ってるサーバーならいいんだけどね。だからローカル以外でテストができない状態だったりする。
でも、こういうのを配布するってのはちょっと気が引けるんだよね。まだ潜在バグも色々ありそうだし。どうすっかな、コレ。
とりあえずは「ゴミ箱」というフォルダでも作って、配布を諦めた新型「Online Notepad」と一緒に、そこに突っ込んでおくことに。
こういうゴミみたいなアイディアでも、量が溜まってくれば何かしらの使い道も出てくるっしょ。ってか、「@nifty」マジで勘弁。
ついでだから、もうちょいあれこれ変更して、SMTPサーバーとかもソース内で固定せずに、フォームから入力させよっかな。
POP before SMTPとかにはさすがに対応できないけどね。ってか、SMTPサーバーって結構自由に使えちゃうものなんだね。

2004/12/11 Sat.

珍しく午前中に起きたりすると、一日の時間がえらい長く感じられて、さすがに家で怠惰に過ごすのはもったいないと思う。
そんなワケで、部屋の掃除やら昼食やら何やらを済ませた後は、東中野の古本屋に行くことにした。すんげー久しぶりだな。
今日の目的となる本は3冊。まずは、Javaの参考書として名高い「独習Java」。これ、普通に買うと3,600円するんだよね。
それと、かつて一回だけ書店で見かけたFF2の小説(題名忘れた)、後はWizardry小説「隣り合わせの灰と青春」が欲しかった。
後者の方はWizardryファン必携の一冊との事で、相当面白いらしい。リンク先を見ればわかる通り、常時品切れ状態だったり。
オークションとかだと見かけるんだけど、オークションとかのIDとか取ったりするのがメンドい。N阪にヤフオクで買ってもらうか。
この目標の3冊のうち、結局手に入ったのは「独習Java」のみ。中古価格で3,600円が1,500円で入手できました。かなり満足。
他にも4冊だけ買って、全部で2,500円くらい買ったのかな。今回は珍しいことにコミックを購入。滅多に買わないんだけどね。

左上のが先ほど話したJavaの本。んで、右上にあるのは何とFFのコミック版だったりする。しかも、FF1のコミックだったり。
そもそもいつ発行されたんだと思い、発行日を見てみると89年だってさ。15年前のFFのコミックを買う人はいないでしょう。
内容もかなりすごい。あれだけ意味不明なストーリーをよくもここまで無理やりまとめる事ができたもんだ。感心しますね。
下のは文庫で、真ん中と右のが村上春樹の「国境の南、太陽の西」と宮部みゆきの「鳩笛草」です。まだ持ってなかった。
残った左の文庫。これもあるゲームの小説版。SFCとFM-TOWNS(だったと思う)で発売された「ダンジョン・マスター」です。
ちなみに、自分の周辺でこのゲームタイトルを知っている人は誰一人としていません。こんな悲しいことがあっていいのか。
知名度自体は決して低くないと思うんだけど、どうも人気が無いな。ふと、本に付いている帯に書かれてる内容が目に入る。
「RPG大ヒット作、オリジナル小説化!」とか書いてある。後半部分は文句は言わんが、前半部分の記述はどうかと思うぞ。