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ボタニカルは「植物学的な」という英語です。
植物を題材としたものに、学術的に必要とされ、描かれた植物図があります。一方で、光琳の花鳥画とかゴッホのひまわりのような、究極の芸術品までと幅広く、ボタニカルアートは丁度その中間に位置します。
色や形、大きさ、特徴などをよく観察して、正確に表現することはもちろんのこと、その造形の妙、美しさを時間をかけてきっちりと描きあげます。"植物の肖像画"といわれる所以です。
 ヨーロッパではルネッサンスの時代から植物画として一分野を築いてきましたが、日本画における花鳥画が美の世界に君臨していた日本では、その存在はなきに等しいものでした。
 欧州で大きく開花したこの分野をわが国にもと、1970年にようやく日本ボタニカルアート協会が設立され、大田洋愛、二口善雄、藤島純三、佐藤広喜 その他の諸先生方の志を、弟子の私たち世代が引き継ぎ、全国各地でこのアートの普及活動に努めております。山田恭子のボタニカルアートギャラリー

 私は東京の佐藤広喜氏のもとで勉強に励んでいた1996年、国立博物館主催の全国植物画コンクールで第一席の文部大臣賞、翌年の1997年 先生が尽力されたコンクールで第一席の創芸大賞を受賞、それを機に普及活動にはいりました。
 現在、信州ボタニカルアート同好会として、地元の塩尻のほか 豊科、松本、諏訪、辰野の信州豊南短大の各教室で指導にあたっております。
植物をこよなく愛する人たちが月に二回一堂に会して植物談義に花を咲かせながら、目の前のモチーフの表現に悪戦苦闘する時間を楽しんでいます。

植物画:山田恭子

2006.01.10
あけましておめでとうございます。
LINKのページを追加しました。
2005.09.20
ついにサイトオープンしました!
当サイトでは、山田恭子さんの手がけたボタニカルアートの作品を展示しております。


最終更新日:2006.01.10