日本最後の清流と言われる四万十川(196km)の源流点を5月中旬訪れた。 源流地点は高知県・津野町(旧東津野村)の不入山(いらずやま、1336b)の南東斜面、標高1200bにある。 源流地点から流れ出した清流は、高知県・西南地域の1市3町2村を大きく蛇行しながら支流からの水も吸収して太平洋に流れ込む。四万十川は四国第2の大河だ。 この日は午前8時半、車で高知市を出発、県西部の須崎市からは国道197号を愛媛県宇和島方面に向けひた走り、津野町船戸から不入山に入り、約2時間で四万十川源流点の登り口に着いた。 ここで淡路島から来たというご夫婦と合流、昨年5月にも来ている私が先導して大きな石がごろしている道?を登り、沢を渡って約30分で源流点に到達した。 源流点の両脇からは谷川の水が流れ落ちているが、白い角材の標識の下が源流点だという。 昨年来たときは木がうっそうと生え茂って薄暗かったが、この日は木漏れ日も射して写真も何とか撮れた。 標識には正面に「渡川(四万十川)の源流点」、側面には「幹線流路延長196kmここに発す」と書かれている。 水は冷たくて、おいしかった。 水筒を持ってこなかったことがとても悔やまれる源流点登山だった。 次ページに四万十川に架かる沈下橋の写真を載せてあります。 |