
長野写友会会長 塚田富士夫
長野写友会は、お陰様にて1983年4月結成以来29周年を迎えました。
多くの方々より貴重なご意見やご称賛を承り、毎回実行と反省の繰り返しで29年の
歳月を経た思いが致します。
前回まで開催して来ました写真展は、長野写友会の記録と長野県の豊かな自然環境の
記録が、微力ながら出来たのではないかと自負しております。
「自然と共に人々の生活がある」【自然・暮らし・祭り・生きる・途(みち)】を
表現意図として、会員が一年間を通して長野県内の東西南北を撮影して参りました。
当会の会員は私以外皆さん趣味の写真家です。年代も40代~80代での人達で
年配者は人生経験を生かし、若い人は行動力で補い、お互いが助け合いの精神で全体
を形成しています。
個々の人格を高め素直に被写体に向き合う事により、自分の感動を人様に伝える事が
重要であり「現在から未来へ」記録の伝達作業ですが、楽しく写す事のみでは我が会の
事業は成り立ちません。
「写真展、写真集」を発表の場として地域社会に役立てる事も会の大切な目的と役割です。
人生時々の一瞬を大切に記録すると共に表現に精進して良き仲間と写真道を歩みたい
と思っております。
力量不足の写真展ではございますが、変わりゆく長野県内の現風景の視点からご高覧
をくださいますようお願い致します。
最後になりましたが、長野写友会に物心共にご協力くださった各企業団体様、ご高覧
くださりました皆様方に深く感謝すると共に、重ねて今後のご指導をお願い申しあげます。
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