いろは坂の階段を登って、登って、登りきると、左側に小さな金比羅宮があります。周囲は桜ヶ丘一丁目の住宅街です。
この金比羅宮の一帯は、鎌倉時代には「関戸城」とも呼ばれた砦の天守台でした。
後に山頂は削られて、当時と地形は大きく変わり、今では閑静な住宅街となっています。
いろは坂通りをさらに進むと少し先に天守台の表示があり、さらに進むと桜ヶ丘ロータリーです。
映画「耳をすませば」の中の重要なシーンに、この金比羅宮がほぼそのままの形で出てきます。
今でも耳すまファンが訪れるスポットですが、静かな住宅地ですので住民の迷惑にならないように気をつけましょう。
(2005年6月)
(2012年5月訂)