金比羅宮(その2)

(こんぴらぐう)

東京都多摩市桜ヶ丘1−54−4

写真

聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩約12分
バス「浄水場前」停留所から徒歩約1分

少し前のことになりますが、去年(2011年)の12月12日、おみくじの自動販売機が金比羅宮に設置されました。

鳥居をくぐってすぐ右にあります。

朱色の販売機の隣には、イワクインネンを書いた看板も新設されました。歴史的な説明に続いて、「耳をすませば」との関連に触れていますが、映画のエピソードをそのまんま書いちゃってます。完全ネタバレです。

そのエピソードと参拝客の運勢がどうつながるのかも、なんだか意味不明です。でも、ここまで階段を登ってきたカップルたちは、細かいことは気にしないのでしょうね。

清清しく端正な字で「聖蹟桜ヶ丘・金比羅神社」と書かれたおみくじです。

神妙な面持ちで開いてみると、全国的によく見られるタイプのおみくじではありません。独自に開発したものでしょうか。内容は恋愛に絞られていて、商売繁盛や学業成就についてはあまり書かれていません。

「耳をすませば」の登場人物に似ているような、似ていないような不思議なキャラが、恋愛成就について熱く語りかけてきます。

(2012年8月)

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