少し前のことになりますが、去年(2011年)の12月12日、おみくじの自動販売機が金比羅宮に設置されました。
鳥居をくぐってすぐ右にあります。
朱色の販売機の隣には、イワクインネンを書いた看板も新設されました。歴史的な説明に続いて、「耳をすませば」との関連に触れていますが、映画のエピソードをそのまんま書いちゃってます。完全ネタバレです。
そのエピソードと参拝客の運勢がどうつながるのかも、なんだか意味不明です。でも、ここまで階段を登ってきたカップルたちは、細かいことは気にしないのでしょうね。
清清しく端正な字で「聖蹟桜ヶ丘・金比羅神社」と書かれたおみくじです。
神妙な面持ちで開いてみると、全国的によく見られるタイプのおみくじではありません。独自に開発したものでしょうか。内容は恋愛に絞られていて、商売繁盛や学業成就についてはあまり書かれていません。
「耳をすませば」の登場人物に似ているような、似ていないような不思議なキャラが、恋愛成就について熱く語りかけてきます。
(2012年8月)