金曜ロードショーで「耳をすませば」 が放映されました。ひさしぶりに全編を見て感動しました。
さわやかな気分で心が満たされる映画ですね。いまでもファンが多いというのもよくわかります。
猫を追いかける場面では、映画が製作された当時の聖蹟桜ヶ丘の街並みがほぼそのまま再現されています。住民にとっては何度見ても感激するシーンの連続!
桜ヶ丘の街並みや「いろは坂」の光景があちこちにちりばめられています。「あそこも映画で使われていたんだ・・・」と改めて気がついたスポットもいくつかありました。
ところで、雫は聖司がイタリアに出発した後、小説の執筆に集中して毎日をすごし、聖司の帰国を知って驚きと喜びに身をふるわせます。
今だったらメールで連絡をとりまくっているでしょうから、そこまでの感動にはならない気がします。
わずか10年前のことですが、大切な人が遠くに行くのは、今よりもずっと寂しくせつないことだったのですね。
(2006年3月)