来週の金曜日(2008年2月22日)に日テレの金曜ロードショーで「耳をすませば」を放送するそうです。
物語は、東京郊外に住む中学生の少女の心の成長を描いています。スタジオジブリが10年以上前に製作したアニメ映画ですが、時々DVDを見て懐かしい思いにひたっています。
身近な普通の日常の中で、普通の少女が夢を持つことの大切さに気づいていく。周囲の人たちはみんな前向きで、暖かくて、さりげなく素敵です。さわやかな気分がギュッと凝縮された佳品ですね。
以前にもふれましたが、主要なシーンに当時の聖蹟桜ヶ丘の風景がたくさん描かれています。映画に出てくる「京玉線」の駅は聖蹟桜ヶ丘駅そのまま。看板に実在のクリニックの名前が書かれていたりして、リアルな驚きの連続です。
テレビで「耳すま」が再放送されるたびにチェックしている住民も多いのではないでしょうか。
これから聖蹟桜ヶ丘に行ってみようかな、引っ越そうかな・・・と思っている人にとって、どんな街なのか、あらかじめイメージをつかむのに役立つかもしれません。映画に出てくる風景は今もあちこちに残っています。
聖蹟桜ヶ丘に住んでいてよかった、と思わせてくれる映画です。
(2008年2月)