車載パソコンとは 車に乗せたパソコンのこと

インダッシュPCとは ダッシュボードの中にPCを全て収納して外から見えなくすること

2DINPCとは オーディオ用のスペースにPCに関する全ての部品を納めること

ここでは 3つめの2DINPCを 製作することにする


まずパソコンを車に乗せるにあたって、考えなければならないのは電源だろう

言うまでも無くパソコンは家庭用コンセントのAC100Vで動作している
それに対して車の標準的な電源はバッテリーから供給されるDC12V

市販のDC/ACコンバーターを使用すれば普通のパソコンを改造無しで使用できるが
そうなるととても2DINスペースには収まらない

そこで このM1-ATXを使用することに

このボードは車の安定化されてない12Vを安定化してATX電源として使用できるように変換するDC/DCコンバーター
見慣れたPC電源プラグが付いている
出力は90Wと多くは無いがここで使用するPCには十分な容量といえる

次にパソコン本体ともいえるマザーボード

12cm角の小型マザーボードnano-ITXを使用した
小型なのはもちろん消費電力も25W程度と とても優れている
25Wが多いのか少ないのかよくわからないかもしれないが 最近のパソコンはこの5〜10倍ぐらいの消費電力がある
ファンレスモデルもあるが今回はファン付きの1GHzを使用



nanoITXはノートパソコン用のメモリーしか使用できない
PC2700 DDR333 CL2.5 512MBを使用した

下に見えるのはMINIPCI用の無線LANボード
秋葉原でジャンク品100円で購入
nanoITXの裏側にあるMINIPCIスロットに刺して使用するが アンテナが無いのでどの程度の利得があるのかわからない
ドライバーも付属していなかったのでこれにはあまり期待していない



無線LANカードを刺してみた



このように右側にはみ出してしまうため使用を断念

余っているATX電源を使用して動作検証をしているところ
電源の上に乗っているのはノートパソコン用のDVDドライブとHDD

問題なく動作した

ここでDIN規格について説明すると 縦50mm×横178mm奥行きは車によって違うみたいだがあまり多くは無い
2DINだから縦100mmX横178mmの四角い空間になる

ここにPCを収めるわけだが 決して大きくは無い空間にさらに液晶ディスプレイと4CHオーディオアンプを収めようと思う



7インチワイド液晶モニター



オーディオアンプ 2ch分のアンプを二階建てで設置 計4ch


ケースの製作

ホームセンターで普通に売っている1o厚のアルミ板を使用した
コの字型にアルミ板を曲げて 2DIN分の箱を作る訳だが 特別な工具が必要なわけではない
曲げようと思う方向の内側をヤスリでけがくときれいに曲がる けがく とはヤスリでまっすぐ溝を掘ることを指す
万力で挟んで一気に曲げるのが理想だが万力が無くても机の角に手を当てて木材で抑えながら曲げればだいたい良い
自信は無いが溝を50%ぐらいまで掘ることができれば手でも曲げられると思う
ここで注意してほしいのは178oの箱を作ろうと思っても178mmでけがいてしまわないように
なぜなら曲げた金属板の厚みがプラスされて左右で2〜4mm程度目標より大きくなってしまうから



このような四角い箱を作成



これは液晶ディスプレイのコントロール基板を固定するために作った



これはDVDドライブを固定するため

これらは内側に設置するのでさらにアルミ板2枚分厚さが増すことを計算に入れて曲げる

モニターが立ち上がる仕組み

 アクリル板にスリットをあけて バネをはさんでいる

モニターを引っ張り出してこのように立ち上がる
仰角を調整することはもちろんできない


これは自作したD-SUB15ケーブル
使わないIDEケーブルを15本分裂いてコネクターに半田付けした
コネクターは秋葉原のヒロセパーツで購入した
ボリュームのつまみやACアダプターのコネクターなどもここで購入することができた

組み立ててみたところ