10時間目:初心者ドライバーから一般ドライバーへ

公道は公(おおやけ)の場ですからネ♪


えぇ、短期集中の「初心者マークの運転術」最後の講義です。


ここを御覧になられた初心者ドライバーの皆さん、
そろそろ運転には慣れましたよね?

慣れていない方はまだ見ないで下さいね。


さて、今回は「初心者ドライバーから一般ドライバーへ」です。

まず、公道を走っていれば分かると思いますが、
初心者ドライバーから見て、一般ドライバーはどのように見えますか?

一言で一般ドライバーとは言っても、本当に色々な人がいます。


「時間に追われて荒い運転の人」

「熟練かつ安全運転の人」

「マナーの悪い若者」

「ルール無用のオバチャン」

「親切なおじさん」




初心者ドライバーの貴方が、初心者マークを外すということは、
今度はあなた自身がその中の1人になる、ということです。

いくら、あなたの技術や経験が不足していても、
貴方を守ってくれる御札(初心者マーク)はなくなります。
そして、他のドライバー同様に、あらゆる責任を背負っていると改めて自覚しなくてはいけません。



そこで
貴方が初心者マークを外す際には、是非とも自分の理想のドライバー像を目指す運転を心がけて欲しいのです。

たとえば「車を気遣うサンデードライバー」
運転する時間が、どうしても持てない人もいると思います。
そういう人は、「自分がサンデードライバーである」と自覚した上で、
謙虚なドライビングを心がけることです。

また、たとえば「マナーの守れるドライバー」
マナーを守ることは、人として常識です。
まして、公共の場である「公道」において、マナーを守ることは、
大人としての当然とも言える心がけ
ではないでしょうか。

はたまた、「休日はバリバリ走りこむ『走り屋』ドライバー」
運転技術の向上に終わりはありません。
日々上を目指すのは人の成長に必要なことでもあります。
やる気と経済力で「上手いドライバー」を目指すのもカッコいいですよね。


車を運転するのに、運転する理由も手段も様々です。

しかし、初心者の時の心理、
特にマナーや公共性に関しての考え方は、ずっと持ち続けましょう。

初心者に嫌がられるようなドライバーには絶対にならないで下さいね。

この辺りがわからない人は、一時間目からやり直しですよ?




さて、
運転に慣れてきたら、もう一つやって欲しいことがあります。

それは「人をたくさん乗せる」ことです。

あ、初心者のうちからガンガン乗せてた人はいいですよ?

でも、身内の送り迎え程度しかしなかった人は、
是非とも何かにつけて、自分が相手を乗せて運転するようにしましょう。

これは、様々な人を乗せることで、
自分では自覚していない癖などを見つけ、運転の幅を広げるのに役立つからです。

初心者マークをつけていたら遠慮されても、
一年も運転していれば、先輩だろうと誰かの親だろうと、喜んで乗ってくれます(ハズです( ̄▽ ̄;

助席に色々な人を乗せて走るのは楽しいですよ♪



最後に、
くれぐれも事故には気を付け、安全安心なドライバーを目指しましょうね☆
(出来ればゴールド免許目指しましょう!)


短期講習お疲れ様でした!
次の講習でお会いしましょう〜

(2006/2/15)


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