「仲間に出会おう」私のワークショップへの思い
「Be with そだちアイワークショップin北の森」6か月プログラムが始まります。
今日はワークショップへの私の思いを書いてみようと思います。
実は、私は最近まで、長年やってきたセラピストの仕事を辞めようと思っていました。
理由はいろいろ重なっていましたが、シンプルにいうと「動けなくなっていた」状態。
目の前に壁が立ちはだかっていて、そこを突破するエネルギーがない感じ。
時間が経てばたつほど壁が怖くなる感じ。
(説明が抽象的でわかりづらいですけど^^;)
で、結構もがいてる時期が続いていたんですね。
そのうちドカーン!と大きな問題が起きて、どうにもこうにも、にっちもさっちもいかん、みたいになったとき、
20年ぶりに門を叩いたのが「マザーアース・エデュケーション」。
まずはひたすら泣いて終わったオープンカウンセリング。
何とかしようと体当たりして立ち上がり始めたBeウルフキャンプ。
そして私の人生を変えたといっても過言ではない、6か月のプロキョウイクシャ養成講座。通称プロキョウ。
立て続けにプログラムに参加した1年でした。
プロキョウに私は昨年10月から今年の3月まで参加していました。
十数名の参加者が寝食をともにしながら様々なワークやアクティビティを通して濃厚に関わり合うワークショップ。
表面のことだけでなく、自分のその時の気持ちを丁寧に丁寧に扱っていく。
リアクションやフィードバックをたくさんもらったり、人と当たり障りながら自分を自覚し始める。
安心安全な場所で、”自分という存在”を大切にしてもらっている実感。
育まれていく信頼や、ふつふつと湧き上がる勇気。
卒業するころには、大きく立ちふさがっていた壁を、仲間や場のチカラを借りていつの間にか超えていました。
私が感動したのは、仲間と場のチカラ。
スタッフが場を安全にホールドする中、気持ちを丁寧に扱いながら濃厚に関わり合うからこそ育まれる深いつながり。
あ~、いいなあ。この感じ。。丸い関係だなあ。
そんな仲間を青森でも作りたいなあ。。
私はそのつながりを、私が住んでいる青森、さらには東北にも広げていきたいと思いました。
そんな思いが始まりとなって、
今回、マザーアース・エデュケーションに10年以上スタッフとして関わっている
福島出身の佐藤めぐみさんにお願いして、講師として一緒にワークショップをしていただくことになりました。
そして生まれた「Be with そだちアイワークショップin北の森」は
プロキョウの前半部分のプログラムであるコミュニケーションと「きく・はなす」カウンセリングを凝縮して、
さらには”癒し”というセラピストとしての北嶋の要素も入れながら全5回、半年間のプログラムとして行う予定です。
彼女にとっても、私にとっても、新たな一つの挑戦です。
本気で、自分、ヒト、コト、プロセスと向き合い、ともに生きる人を育てたい。
安心できる空間・居場所を増やしたい。
依存でもなくて、かといって独りぼっちになるのでもなくて
自分の感情に責任を持ち、個として自立しつつも、
助けて欲しい時は助けてと言い合える関係。
比較競争や嫉妬や自己卑下など、どこか人と戦いながらつながるのではなく
互いに安心して自分でいられる丸い関係。
そんなつながりを増やしていけたら。。と願っています。
人と本気で関わることって、最初は少し怖かったり、勇気がいることかもしれません。
ですがワークショップに何か惹かれるものがありましたら、ぜひ飛び込んでみてください。
いま、新しい一歩を踏み出そうとしているあなたに
仲間や場のチカラを借りて変化していくことを望むあなたに
是非体験して頂きたいプログラムです。