1999.09.10〜1999.09.15

Arundel

世界の車窓から(イギリス編)。
イギリス二日目。
今日は、コッツウォルズ地方のチッピングカムデン
という小さな村を訪ねます。
コッツウォルズ地方というと、蜂蜜色の石造りの
家々が美しいイギリスの伝統的な村で有名です。
今回のイギリス旅行のテーマは田舎町。
癒されに行きますよー。
チッピングカムデンに到着です。
ロンドンから電車にのって、モートン・イン・マーシュ
駅まで行きます。さらにそこからバスに乗り、
ブロードウェイという小さな街で乗り換えます。
ここもとてもこじんまりとして可愛い街でしたが、
バス乗り換えまでの少しの時間しか滞在できま
せんでした。そこからまたバスに乗り換えて
20分ほどで到着です。

見えますかね?
お庭の樹が鳥さんの形になっています。
郷土料理を食べようということで、
地元のお店に立ち寄りました。
挽肉の生っぽいのがパイ生地に包まれて
出てきたのですが、ボリュームも多い上、
ちょっと油っぽかったです。
私は、前日の疲れからか、ほとんど食べ物がのどを
通らない状態で、かつ重い料理だったので
目で鑑賞だけしていました。
お犬さまが実に自然な状態で
窓辺に座っています。
かわいすぎます。
さて、村を離れてどんどん丘陵地帯を
歩いていきます。
丘からの見晴らしは最高です。
どこまでも続く牧草地帯。
風が自由気ままに通り過ぎていきます。
気持ちいいことこの上ありません。
パブリックフットパスという道があり、
その道をひたすら気の向くまま歩き続けます。
うっすらと見えますかね。道…。
これもパブリックフットパスです。
こんな道を見つけながら、
どんどん歩いていきます。
一斉に走り去る羊の…ケツ。
いたるところに羊の群れ。
数えていたら眠れそうです。
丘を降りてくると、蜂蜜色の家々が
見えてきました。
う〜ん、美しい!
観光客もいないので、本当に静か。
こんな村に住んでいる人たちは、きっと時間に
あくせくすることなく、のんびり心豊かに暮らして
いるのだろうと思います。でも、いつまでも
変わらない状態で村を守り維持していかなくては
なりませんから、そういった意味では
とても大変かもしれません。
村の一角で。
アイスクリーム売りの少女が、ゆったりと
本を読んでいます。
FIGAROチックな一枚になりました。
▲Rondonへ戻る
▼Arundelへ
L'Angleterre