Delphi2006.10.03

さてこれからデルフィへ向かいます。
その前に、腹ごしらえ!
今日のお昼は「スブラキ」(魚編)です!
魚とピーマンやタマネギを串焼きにした
ものです。レモンをしぼって食べますが、
とても美味しかったです!
付け合わせは、ライスなんですが、ギリシャでは
米を前菜に野菜代わりとして食べるそうです。
パルナッソス連山を抜けて、もうすぐデルフィ。
こちらは途中のトイレ休憩で立ち寄った店の
後ろにそびえる山々。っていうか岩々。
カランコロンと、羊の首の鈴が遠くから風に
のって実にのどかに聞こえてきます。
あああ〜、癒される〜…
ちょうど、写真の日付のちょい上あたりに
羊の群れが歩いているのですが…
これでは見えませんね…
なんだか、シータの故郷「ゴンドアの谷」を
彷彿とさせます。
山の中腹に見える村がこれから滞在する
アラホバという村です。
コテージ風のホテル。
きゃあああ、憧れの天窓が!!!
窓の外はもう山です。
もう少し寄ってみましょう…
部屋から見えるのはこんな景色!
ここでもやっぱり羊の鈴の音が…
「ペーター!」「ハイジー!!」
って感じです。
なんとなく。コテージの廊下。
この辺りは、冬はスキー場に近いので、
スキー客で賑わうそうです。
アラホバ村の教会でしょうか。
私、階段に弱いんです…
今晩は、大きなナスにチーズを乗せて焼いた
ものが出てきました。これもギリシャ料理だった
ようですが…
こちらは、ギリシャビールとギリシャワイン。
ワインは「松ヤニ」入りのワインで、
ちょっと癖がありますが、でもとても飲みやすく
美味しかったです。
さて、ついにやってきました、デルフィの遺跡。
デルフィですよ、デルフィ!Delphi!
改めてスペル見て、うわお〜、やっぱり
これなのね〜、私たちがお仕事で使っている
パスカル言語「Delphi(デルファイ)」は…!
後ろにそびえるのは、フィドリアースの岩山。
実際に見るとその迫力はすさまじいです。
まずは、デルフィ博物館。
これは、「大地のヘソ」と呼ばれるもの。
古代デルフィは「世界の中心」と考えられて
いたそうです。
愛は叫ばなくていいですよ、愛は。
よく見えませんが、この人、マイクみたいな
ものを持って歌っています。
音楽がさかんだったようです。
これ、文字じゃなくて、楽譜なんだそうです。
これも音楽を象徴する絵です。
なんていったっけな…
女神が琴を弾いているようです。
スフィンクス。
デルフィのアポロン神殿の柱に
乗っかっていたモノだそうです。
ところどころ色が違うのは、修復跡です。
白い部分が修復されて追加された
部分だそうですよ。
至る所に猫が…
カフェの席なんですけど…
我がモノ顔ですよ。
にゃ〜ん、気持ちよさそう…
一応記念に。Delphiってスペルを確認(笑)
さて、デルフィ遺跡を登っていきます。
奥にあるのは「アテネ人の宝庫」。
かなり修復されています。
おおお〜、デルフィのアポロン神殿に残る
柱です。6本しか残っていません。
ああ、確かに。デルファイ(プログラミングソフト)の
アイコンはこの柱の絵だったよ…。
柱しか残っていないのが本当にもったいないと
思うのですが、マニアにはたまらないもの
なんでしょうかね…イマジネーションが膨らむもの
なんでしょうか…柱だけでも残っていてすげえ!
って思うものなんでしょうか。
よく分かりません。
古代劇場。
演劇祭や音楽祭が催されていたようです。
こうして下を眺めると、どんだけ高い標高に
あるか分かりますかね?
登ってくるのも一苦労なんですよ。
暑いし…。
スタジアムもあります。
笑える話は、古代は男性がここで素っ裸で
競技をしていたそうです。
素っ裸なので、体を保護するために
全身にオリーブオイルを塗って
走ったりしたそうですよ。ここで…。
だから、この辺りもそうですが、ギリシャ全土で
オリーブの栽培が盛んなんですね。
スタートラインもちゃんとあります。
はい、佐久間さん、ヨーイドン!
あ、これ、大丈夫です、世界各国の老若男女
みんなこうしてスタートダッシュしてましたから。
イオニア式の遺跡も無造作に…
と思いきや、ちゃんと修復されていますね。
さて、観光後は、お昼♪
アラホバのタベルナです。
こちらは、ムサカというギリシャ料理。
マッシュポテトを固めたようなところに
(材料は良くわからん。調べてから乗せろって?)
挽肉っぽいのとかチーズとかを入れて
焼いたもの…だと思うんですが。
とても美味しかったです!
ギリシャ料理は、今のところハズレなしですよ!
腹一杯になったところで、アラホバ散策。
アラホバは、毛皮や皮製品を生業としている村。
こんな可愛い皮靴も売ってました。
あと、とにかく多いのが、フルーツや木の実を
瓶詰めにしたもの。保存食の一環なので
しょうかね。随分標高の高いところにある村だし、
冬は随分雪深くなるそうですし。
わおー。毒々しい色…
でもなんかお洒落です。
チーズ屋を真剣に覗いている佐久間さん。
路地には、ちょっとしたテーブルが並んで、
時間になると、地元の人々が集まって
おしゃべりを始めます。
比較的新しい教会ですかね。
ギリシャ正教の教会です。
フィドリアースの岩山を背後に、そろそろアラホバ
ともお別れです。
写真じゃ伝わらないですが、とにかく
気持ちいい高台です。
ツアーのバス。あ、ボルボですよ。
ギリシャでは、バスは超高級で、4、5千万
するそうで、バス泥棒も後をたたないそうです。
ツアーの皆さんも、まったり黄昏れています。
風が本当に気持ちよくて、いつまで
眺めていても飽きません。
さて、これからまた4時間くらいかけて、
今度はメテオラへ向かいます。

▲ギリシャTOPへ