4WD改2WDへの道

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 4WDの状態では、フロントのデフの形が特殊で、トランスファーに向かってシャフトが伸びている形状になっています。

 このため、トランスファーが無いと、右のドライブシャフトを取り付けられません。

 しかし、2WDになった今、トランスファーは重たいだけの代物。



 じゃぁ、フロントのデフを2WD用のものにして、普通のドライブシャフトを取り付けることが出来るようにしましょう。

 (4WDの場合は、トランスファーのお陰で「等長ドライブシャフト」になっていますけどね)



 フロントのデフを交換するとなると・・・

 もちろん、ミッションを分解することになります。



 すみません。

 鬼のような速攻でミッションをばらしたので、途中の写真がないです。

 (立場上、あまり長時間は工場を占有できませんから・・・)

 

 ここに来て、はじめて4WDを買って良かったと思える瞬間がきました。

 4WDは、トランスファーの関係で、ワイヤー式のシフトを採用しています。

 つまり、ミッションケースもシフト関係も、ターボ車(RRやワークス)と同じってことです。

 これが意味することは・・・ターボ用のデフが使えるってことです。



 そこで、ただ単にデフと交換するのは、手間がかかるだけで嫌だったので、Keiワークス純正のヘリカルLSDにしちゃいました。

 ミッションをばらばらにして、一番奥にあるデフを交換したら、逆の手順で組みつけていきます。

 右にあるのがフロントデフ、真ん中のシャフトがカウンターシャフト、左の奥にあるのがインプットシャフトです。

 左の手前にある小さなシャフトは、バックギア用のリバースギヤです。



 ちがう角度からも見てみますか?

 これが裏からみた状態です。

 右の手前にみえる竹林のようなシャフトが、シフトシャフトで、これが動いてギヤチェンジをしていきます。



 そして、ミッションケースのもう半分を組み付けると・・・

 こんな感じになります。

 上に見えているギヤが、5thギヤです。

 これも、2WD用のハイギヤに交換しようと思ったのですが・・・

 手元に無かったので、辞めちゃいました。

 まぁ、5thギヤだけなら、ミッションを降ろさなくても、マウントを外して、傾ければ交換できるかな?って思いますし。





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