自作FRPボンネット

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 ここで、純正の白(カラーコード26u)に塗れば、目立たなくてさりげないチューンになるんでしょうけど、なにせ表面の凸凹が目立つ手抜きボンネット。

 少しでも凸凹が目立たなくなることを期待して、お約束の「つや消し黒」で塗ってしまいます。

 もちろん、サフェーサーなんて面倒なことは無しです。

 1本¥198の特価品のつや消し黒で塗っちゃいました。

 めちゃくちゃ波を打って、凸凹になっているのが分かりますか?

 でも、その辺は自作って言うことで許されるかな?って思いますけど・・・

 この、右側だけに出来た隙間が許せないんですよ。

 発泡ウレタンを充填したときに、充填しすぎて膨らんだことと、ボンネット全体がゆがんでしまったことが敗因です。

 発泡ウレタンを使うときは、ちゃんとボンネットの局面を出した状態でやらないと失敗します。

 あとは、隙間が広がらないように押さえつけておくことかな。

 ちなみに、裏側から見ると・・・

 こんな感じです。

 見栄えが悪いですね。

 でも、かなり頑丈ですよ。

 普通に、純正のボンネットのように開け閉めが出来て、高速道路でテストしたところ、1*0km/hまでちゃんと出せましたから。(スピード・リミッターはもちろん解除しています。)

 あと、製作途中の画像がなかったフロントのキャッチ部のアップです。

 発泡ウレタンがものすごい充填されているのが分かりますね。

 これくらい入れておかないと、純正のキャッチは怖くて使えないですよ。

 閉めるときに、「メキッ」って音とともに、ボンネットが割れたら悲惨ですからね。



 以上、FRPボンの失敗作でした。(苦笑)

 でも、重量は純正が約7kgに対して、自作ボンネットが約3kgですから、フロント部で4kg位の軽量化になっています。

 ・・・見栄えは悪いですけどね。

 参考にする方へのアドバイスは、表面・裏面を作るときは、ボンネットの外周に壁を作って、メス型に近い形状にしたほうがいいです。

 FRPって、のこぎりで簡単に切れるとは言いますが、真っ直ぐに切るのって難しいですよ。

 ボンネットの先端は、微妙な曲線やヘッドライトの形状に合わせてあったりしますので、切らずに済むように形を決めてしまった方が、あとから楽です。

 あとは、予算があれば、ボンネットを包装しないで、直に貼り付けたほうが綺麗に作れると思います。

 その場合は、塗装を痛める可能性を考慮して、予備のボンネットを使うとかしたほうがいいかも。





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