ステアリング系統の剛性の向上

 2ページ目

 さらに、余った鉄パイプを用意して、ステアリング・ラックの取り付け部の左右の長さとほぼ同じ長さに切断して、両端を潰して、穴を開けましょう。

 新型のワゴンR(MH21S)から採用されている、ステアリング・バーの製作です。

 ラックの取り付け部の左右をつなぐことによって、取り付け部の剛性を確保するものです。

 ステアリング・ラックの取り付け部を幾ら補強しても、その土台であるボディーは、ただの鉄板ですので、それを補強してやるわけです。

 なお、パイプの両端は、こんな感じで潰していき、ドリルで穴を開けます。

 意外と長い範囲で潰しているのがお分かりでしょうか。

 ここまできたら、あとは実車に取り付けながら、ステーの曲げ角度を調整していきましょう。

 現物合わせで、加工と取り付けを繰り返す事になります。

 なお、こちらが左側になります。

 そして、右側です。

 ラックの上側の取り付け部に、自作のステアリング・バーが見えますね。

 このようにして、ラックの取り付け部の上下に、補強バーを付けることになります。

 こんな安物でも、細いパイプでも、何もないところに補強材として取り付けると、それなりの効果がありますよ。

 あとは、しばらく走行した後に、きちんと増し締めをして、ボルトに緩みがないかどうかをチェックしましょう。

 これで、今年のジムカーナがちょっと楽しみですね〜。



 サブ・メニューに戻る