ノストラダムスの予言の中の幸福の科学<1>

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ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/16(Thu) 23:57

皆様、ノストラダムスの予言は2000年までと言われています。この中に幸福の科学のことが数十詩に及んで書かれていることを知っていますか?私は、幸福の科学の方針が変化し始めた頃から悩み真実を知ろうとしてこの書を調べてきました。そうすると、聖書の予言とあわせて、流れがわかり(幸福の科学の神理の本流からのずれに対し)確信を得られるようになりました。
 
ノストラダムスは、霊言のなかで、自分の予言に対して「解釈」を述べています。これは、ノストラダムスとてより上位からの霊示で予言を見せられているためです。したがって、原典の予言詩のほうが格段に信頼性があると申せましょう。

現在、当宗教団体に関連して悩んでいる人のために、これからその流れを順に説明してゆきたいと思います。

胡散臭いと思われる方のため、今回ははっきりしている二つの詩をあげたいと思います。
殆どは、大乗和子訳に従っていますが、わかりやすいように他のものを引用したり、おかしいと思ったところは辞書で調べなおしたりして修正したのもあります。

まずは、
12章71番 ()内は比丘による注釈
大川と小川は悪を(フライデー事件)せきとめ(名前がそのままであることに注意)
なじみの情熱の光は現れず(すなわち高橋信次:このころから現れなくなった)
フランスを通って予言として受け入れられ(このころ幸福の科学月刊誌にフランスで記事にされたことが載っている)
(結局)宗派は崩れていくであろう


次は、
10章71番
大地と空気は多くの水でこおりつき
彼は、木曜日に礼拝にやってくるとき
いまだかつてそのように(着飾って)美しいことはなく
4つの部分(日本のこと)からはじまり、彼に名誉を帰すようになるだろう
(この詩は経験した人にはすぐ分かると思いますが、1991年12月26日(木)の初めてのエルカンタレ祭のことを言っています。このとき初めてそれまでのスーツ姿ではなく衣装を着けて登壇しました。また前日の大雪で東京の町は道路が凍りつき、とても空気が冷たく、私も家族が出かけるのを見送るとき滑らないように注意した記憶があります。)

今回は、多くの関連した詩のうち、事件についてのものをあげました。しかしこれらは特段重要というわけではありません。次から順に、今回の歴史的経緯とその意味が皆様につかめますよう、重要な詩とその解釈を載せてゆきたいと思います。


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学1 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/17(Fri) 08:31

皆様、前回に引き続き予言解説に入る前に、予言のもつ性質について注意したいと思います。ノストラダムスの予言は外れたなどと世間では言われましたが、それは大半が無知からくる誤謬です。あのもっとも有名な1999年の予言も外れたなどといわれていますが、事実は逆でこれはそのとおり現実のものとなってしまいました。事実これは最も重要な詩の1つでした。この解説は後でいたしますが、予言というものは、多くの人が信ずれば外れます。これは道理で考えてみても明らかです。(だからといって、当会の外れた予言を擁護するつもりは全くありません)。
 物理学(量子力学)に相補性(不確定性)の原理というのがありますが、これは微小な事象の観測と事実の関係を言っており、正確に観測すればするほど事実は変化するといってもいいと思います。この原理が、実は予言にも当てはまるようなのです。影響力のある預言者がはっきり予言すればするほど(すなわち観測をするほど)事実はずれてきます。ノストラダムスはこのことをよく理解していたようです。このため彼は、予言を誰にもわかるような親切な書き方をしていません。これには神の秘儀があるようですので、これ以上申しませんが、予言の特質としてよく理解していただくと、物事が正しく見えてくると思います。次回から予言詩の解説に入ります。


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 2 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/18(Sat) 21:30

科学技術にたずさわるものとして、予言の解釈を行っていますが、いかにしてそれが正しいのかは、結局最終的には信ずるしかないという気がします。もちろんその課程では検証の為の努力がなされますが、実は科学的なものも信という要素があるように思います。
 ここでは幸福の科学の初期の霊言集は(もちろん幾多の間違いも含まれていると思いますが)啓示によっているという私の立場を表明したいと思います。
 問題はその後当会の性質が変化し、内容が怪しくなっていること、多くの退会者やまた仏罰などにおびえる方達が出ていることです。これをノストラダムスの原典により検証し、その根本を明らかにするのがこの投稿の目的です。
 ノストラダムスの予言の中でも、当会の長たる方にたいし、その初めにおいてはメシアの要素を認めています。次ぎの詩がそれです。いつものように()内は比丘の注釈です。
10章75
待ち望んだ人は(キリスト教ではメシアをこのように呼ぶ)ヨーロッパには現れず
アジアに現れるであろう。
それはヘルメスの人から現れ(釈迦の魂の一部がヘルメスであることは当会の最初からの主張)
東洋の王達(王というのは歴史的な精神的指導者と理解できる)全てを越えるであろう

これは、やはり今回日本に起こったことであると解釈するのが自然と思います。最後の部分で世界の王でなく」東洋の王達といっていることに注意してください。すなわち釈迦や孔子を超えるといっているのです。
また、霊言集を出していくことも次ぎの詩にかかれています。

5章41
ひっそりと、由緒ある人が生まれるが(生まれが華やかな場所でないことを示している)
卓越した統治の力と寛大さを授かり
古い墓から貴き血を蘇らせ(霊言で貴い古人を蘇らせたことと解釈できる)
青銅の世紀を黄金の世紀に変えるであろう(科学技術の世紀を霊的世紀に買えること)

また長たる方はご自分でノストラダムスの予言集の中のチレンであることを述べられています。従って次ぎの詩もこの方の詩です。

6章70
世界の指導者は、チレンであり(チレンが当会の長であることは本人の主張による)
初めは愛されるがあとで畏敬され恐れられる(当会で最初は気さくな人として親しまれたが現在は仏罰にあらわされるように恐れられている)
その名声と賞賛は天まで届く
それなのに(本人は)ただ(人生の)勝利者の称号で満足するだろう(初期の講演会で「我は人生に勝利した」と発言された)
(実はこの次ぎの詩と連詩になっており、ヘンリーによる解釈ではそれは「チレン総裁の末期は横暴な利益を組織ぐるみであげたことがあばかれ人類に多くの悲しみと苦しみをあたえる(大乗訳の6章71の注釈)となっている)

はっきりした詩は、まだありますが、これでノストラダムス(天)もメシアの出現を最初において認めていることがわかります。次回は、進路が間違っていく過程について述べたいと思います。


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 3 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/19(Sun) 09:03

以下のようなご批判を受けました。これはもっともと思います。私も自分のみが正しいと主張するつもりはありませんし、そもそも目的は詩の解釈を問うものではありません。

「あなたが今引用している予言の部分を勝手に自分の周りの出来事に当てはめて「これはこのことだ」と言うのは....」

ただ、ノストラダムスはランダムにいろいろな予言をしているのではなく、人類の歴史にとって重要と思えるものを予言するのが主目的であったと思います。そのために一見小さいと思える事件まで取り上げ、その時代、その地域の人へのメッセージにしているようです。たとえば下の二つは明らかにオーム事件を予言したものです。

10章49
世界の庭 新しい都市の中で (これは東京の事であることはよく解説されている)
摩天楼に続く地下鉄の中(地下の道でと訳されているが、地下鉄の意味もあるのでそちらを取った。地下鉄サリン事件を暗示している)
桶の中に包囲されて沈む(水中クンバカを示していると思われる)
強制的に魂を中毒させる水をのませ

12章55
陰気な弁護人(青山被告のこと) 不信と悪
悪い弁護で法は裏切られ(かれは弁護士であり、嘘をついて人々を騙そうとした)
残忍な騒動を起こし人々を動かす(ニュースでこれらの騒動が幾たびも報道された)
田舎であろうと都市であろうとその場所(オーム道場)はひどく嫌われる(事実いまでも忌み嫌われている)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 4 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/20(Mon) 13:35


幸福の科学の変遷
幸福の科学は,最初において神の意をくんだ団体としてスタートし,多くの霊言がおろされました.そこで多くの人が疑問に思うことは,もし本当に天の神々ならば,後でこの団体が変質することを知っていたのではないのか.それなのになぜ言わないのかというところでしょう.もし注意深くこれらの本を読んだ読者なら,天はそのようなことを予測しており,そうならないようにやんわりと指導していたことがわかると思います.またノストラダムスの霊言を読んだ方は,期待とは裏腹にありきたりのことしか言っていないことに失望した人もいるでしょう.ノストラダムスは,諸世紀の著者であり,もっと詳しく解説できてもいいのではないかと.
 実は解読のためのポイントはちゃんと言ってくれてありました.しかし彼は他を秘したようです.嘘と言っては天使が嘘をつくはずがないのですが.天は今回のことを,実験と表現していました.実はヒトラーも日本にメシアが現れるが,それはイエスではなく別のもので,これが大いなる実験となると予言しています.この実験の意味を理解しないと今起きていることは理解できません.イエスの霊言では,天上では,大変な問題があってその対処に追われていることを暗示していました.
 今回のことは,2000年も前から予言されていたことで,ノストラダムスは,これを具体的に説く使命があったようです.しかし,露骨に書くわけにはいかないのです.私も,予言を解読した後,いままではこれを口には出せませんでした.
 そこでまず幸福の科学の変質について表したと思われる詩をいくつか挙げてみたいと思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 5 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/20(Mon) 13:36

以下の詩は幸福の科学が変化していく様子を表しています.
5章72
みだらな勅令に喜び(伝道の号令の下,信者が動く様子を示している)
毒は法にまぜられ(それまでの真の法が曲げられていくようす)
金星(の法)が,大いに受け入れられ(太陽の法に対し書き換えられた書を示す.金星でのエルミオーレの失敗を大成功に書き換えているためこのように呼ばれる)
太陽の(法の)混ぜ物をすべて暗くするであろう.

この詩では,伝道が開始されると同時に,法が曲げられていくようすがかかれている.このように,太陽の法とは,啓示によってかかれた書であることが暗示されている.次の詩は重要なものの一つである.

5章53
太陽の法と金星の法は競い
予言の精神を我がものとし
どちらも受け入れられない
たとえ大いなるメシアの法が太陽の法であろうとも

当会の長の解釈では金星の法をGLAとしていたが,これは誤り.
会にいた人はこの詩の意味は一目瞭然.

4章32
肉が魚に取って代わるとき(魚はイエスに従う子羊の意味がある.このような信徒が,闘争的な信徒(肉)に変わるときという意味にとれる)
一般の(会の)法はそれに逆らって作られ(上の詩で述べたとおり)
老いた人は素早くたち,それから取り去られ(最初の本部長小沢氏を指す.活躍したがすぐ左遷されたようである)
友人の間のありきたりな物事は傍らに置かれるだろう(伝道が第一という意味)

1章91
神々がそれを人類に現し
彼らは戦いの宣告者であり
晴れ渡った空に剣とと槍を示し(伝道開始の頃,空にこのような形の雲があちこちでみられ会の長はこれを天使が伝道を奨励しているかのように語った)
左手に苦悩が増すであろう(信徒が,右手で伝道,左手で家庭,すなわち家庭がなおざりになること)

この詩は,2行目の戦いの宣告者が重要.実はこれは伝道の戦いの宣告ではない.天と「会の長」の戦いである.天はこのように警告を発したのである.このことは後でだんだん明らかになってくる.

そして次の重要な詩につながる.

4章29
太陽(真の法)はかくれ,水星(の神ヘルメス)が優位に立つ
第二の天にしか置かれないことで,ヘルメス神は,バルカン神(工学の神:高橋信次)に捧げられる
あとで独自の「輝く太陽」を作り出す

この詩は,今までの詩の総括である.1行目は会の方針の変更を示す.2−3行目は,釈迦が2番手でしかないことでバルカン神に1番手を取られた形にしかならないことを言っている.
最後は,所謂「金星の法」を作り出してしまうことを指す.

そして

2章27
天の軍隊の奮闘は挫折し(天はもう会の長の傾きを直せない)
もはや前に進むことができない
(真実は)口を閉じて隠され
人々は踏みにじられる

2章30
すさまじいハンニバルの神々がよみがえらせる男により(会の長)
人類のおそれが再び蘇り(反キリスト(第一がネロ第二がヒトラー)による弾圧のこと)
そこにはこれを越えた恐怖はなく
バベル(の塔を築くこと=神への反逆)によってローマ人(ハンニバルの戦いで襲われた人,すなわちこの場合信徒たち)に起こることをマスコミは黙っている.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学 6 投稿者:比丘 投稿日:2001/08/20(Mon) 15:44

ヨハネの黙示録(アブストラクト)です.何が書いてあるのか,確認してみたいと思います.
 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二ヶ月間活動する(3年半)権威を与えられた。
 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名とその幕屋、すなわち天に住む者たちをののしった。 (丁度3年半,主の悪口を意い続けた指導者もいるようです)
 地に住む者でほふられた子羊の命の書に世の初めからその名の書き記されていない者は皆、彼を拝むようになる。(主のしもべ以外は,だまされてしまうこと)

 耳のある者は聞きなさい。
 とりこになるべき者はとりこにされていく.ここに聖徒の忍耐と信仰がある。
 また、私は見た。もう一匹の獣が地から上ってきた。それには子羊のような二本の角があり、竜のようにものを言った。 (元キリスト教徒で獣を補佐する人のこと)
 この獣は、最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。また地と地に住む人々に、獣を拝ませた。

 また、地上に住む人々を惑 わし、獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。
 (像を拝むことが行われるようになる)

 また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせ た。(ある団体でその初期に,入信により霊的な刻印が額に押されることが語られた.)
 ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間を指しているからである。その数字は六百六十六である。 (7は神を表す完全数であり6は7に成りきれない数字である.自分を777と言ったばあい,7に成りきれなかったら,結果の数字は何ですか?)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学7 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/06(Thu) 09:43

皆様,だいぶ間があいてしまいましたが,ノストラダムス予言の中の幸福の科学と題して,話を続けたいと思います.
 ノストラダムスの原典の中に,シランという人物のことがたくさんかかれていて,これが黙示録の中の666であり,世紀末に登場する反キリストであることは,多くの方が言っていることであり,いわば定説に近いことです.で,問題はそのシランが誰であるかと言うこと,いつ出現するかに焦点が当てられてきたわけです.実際原典の中ではシランのことを彼と言ったり王と言ったりいろいろな表現で表しており,ノストラダムスの関心の深さが読みとれます.私は,会の方針に対する抗議として,会を離脱し,それから,原典を見て,もしかしたらシランが,当会の長たるかたでではないかと思い当たり,原典を解読してきました.そうして,恐るべき発見をしてしまいました.自分自身の中では否定したかったのですが,できなかったのです.そうこうするうち,なんと,あろうことか,ご本人が,ご自分で,原典の中のシランは自分のことであると白状してしまったのです(ある講演会のテープ).シランがどういう人物であるかを,知ってかしらずか,「ノストラダムス原典の中のシランは自分のことです」とはっきり申されましたので,もう疑う余地はありませんでした.「知らん」で通せば良かったのですが,そうはなりませんでした.そうしたらそのシランに対応する人物(いろいろな呼び方がされている)がどういうことをするのかを調べていけば,未来(真実)がわかるわけです.その通りのことが起これ(起きていれ)ば,これはもう確かと言わざるを得ないわけです.こうして1999年を待って,予言の正確さを確信するに至りました.従いまして,ここで私が書きますことは,「シラン」ご本人による主張に基づいていると申し上げたいと思います.(次回に続く)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学8 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/06(Thu) 10:35

皆様,予言というものは,未来を知る,知ることにより最悪の事態に対処する,という意味がありますが,より大事なことは現在起きていることを理解する,という目的であります.如来クラスの,この地上に出た方々の預言というのは,現在未来を通じての人類救済の意味があると思います.現在,尊い方がでて,指導をされていることと,しかし,尊い方も人ですから,間違いがないという保証は無いわけです.そのとき,いかにして,そこから自分を守るのかというと,やはり心に法というフィルターが無いとだめです.自分で考えるとは,この法に従って考えると言うことであり,これはやはり,相当の鍛錬が必要のように思います.なぜなら,法とは神のお心そのものであり,人として生まれている天使はやはり人である以上,真に信じられるのは法そのものであるからです.ただ,この法に従って考えることは,誰でも努力次第で可能になるのですが,楽なことではないようです.そのとき,人間の判断力は,確かなものとはいえなくなります.このときに,過去の天使が遺してくれた預言というものが,大変参考になります.(次回に続く)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学9 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/06(Thu) 14:58

(はじめに申し上げました)心を内に向けるとは,この法に従って自分の想念を点検していくことであります.想念というのは,表面意識のいろいろな次元で生じています.表面意識の深い部分に存在する執着に基づくものもあり,これをどこまでえぐり出せるかが勝負になってきます.この辺になると,やはり瞑想と言う行為を通して,反省することが必要になってくる部分です.そこまで行き着かなくとも,やはり普段において,自分の想念を客観視できることが必要となります.これが神の子として万人に求められることであると思います.
 ということで,前置きがだいぶ長くなってしまいましたが,前回(6回目)の続きとして,ノストラダムスの預言詩の中の幸福の科学の変遷というものを見ていきたいと思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学10 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/11(Tue) 10:26

ノストラダムスは,注目する事件はいくつかの詩でそれを述べていて,これが解釈の是非をみる一つの基準になっているようです.いくつかの詩で述べられていることが(事実と)符合していれば,確信が得られるわけです.

例えば,冒頭で次の詩がフライデー事件の詩であることを述べました.

12章71番 ()内は比丘による注釈
大川と小川は悪を(フライデー事件)せきとめ(名前がそのままであることに注意)
なじみの情熱の光は現れず(すなわち高橋信次:このころから現れなくなった)
フランスを通って予言として受け入れられ(このころ幸福の科学月刊誌にフランスで記事にされたことが載っている)
(結局)宗派は崩れていくであろう

この詩を補完するものとして,以下のように重複してそのときの世相が述べられています.
4.43
武器の雑音が空中に聞こえ(湾岸戦争)
同じ年に聖なるものが敵をつくり(フライデー事件と湾岸戦争は同じ年に起こった)
彼ら(マスコミ)は,聖なる法を不正なものとし
雷のとどろきと戦いで誠の信仰者は死ぬだろう(アラーを信仰する兵士たちの戦死)

1.45
宗派に従うものたちは,マスコミに大きな痛手を与え(事実,フライデー事件後からマスコミは用心深くなった)
獣(反キリスト,この時点でこのような呼び方をしている点に注意)は,舞台シーンを用意し(はでな講演会のことを言っている)
古代の出来事(霊言)の発見者(会の長)は有名に成るであろう
そして,新宗派で世は混乱し(よくテレビで取り上げられた),離反者が増えるであろう(その通りのことが起きた)

こうして,だんだんと危険な状態になっていくことが次の詩でわかります.
9.47
著名した者による救助(応援)は,価値が無く(フライデー事件で多くの信者たちが著名を求めて街角に立ったが,あまり効はなかった)
たくさんの逆の忠告から(知識人も,反対に幸福の科学に忠告することが多かった)
彼らの君主(主宰)は変わり,危険にさらされ(長の動揺を示す)
かごの中に閉じこめられるであろう(家から出られなくなる様子)


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