ノストラダムスの予言の中の幸福の科学<2>

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ノストラダムスの予言の中の幸福の科学11 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/12(Wed) 11:31

皆様,ノストラダムスの預言詩の中の幸福の科学ということで話をしております.詩の中には,高橋信次というキーワードが大変重要な位置を占めていることが理解されると思います.この方のお名前は,幸福の科学では,最初9次元最高指導霊として紹介され,その後6次元仙人界まで落とされたそうです(家族から聞きました).まさかこれを鵜呑みにする人もないとはおもいますが,最初方便として理解しても,だんだんそれが定説になっていくところが怖いところです.端的に考えてみてもアール エル ランティと言うのが,天上界における名前として言われていますが,この称号「アール」は,ほかのどの9次元霊にもついていません.「真の」メシアとして神から認められているただ一人の9次元霊であることが想像できます.

 その方が(分身として),この日本に,「電気屋のおじさん」として生まれ,いくつかの特許をとり,技術者かつ起業家として生き,宗教をおこし,その役目を全うしたのが1970年代でした.私は学生として,その最後の一年に氏の教えに出会うことができました.GLAと言う団体ですが,大学の友人が入っており,(私はついに入りませんでした)ビデオを見たり,2,3度集会に出たりしたことを懐かしく思い出します.
 この方は,大いなる悟りを得ても,菩薩業を続けていたようです.悩みをもち相談に八起ビルを訪ねる方は多く,そのお一人お一人に親身に指導をされていたようです.友人は割合,氏に近いところにいたようで,初めて八起ビルに氏を訪ねたときのことを私に語ってくれました.面談中でしたが,出てきて(偶然通りがかりによっただけなのにわかったそうです)個別に会ってくれて,心の指導をしてくれ,また,私的なことで,知るはずもないことを次々に(陽気に)言われ(もちろん差し支えない範囲で)指導してくれたと語ってくれました.この面談の前には,中年の主婦が深い悩みで相談に訪れていたそうです.途中氏は席をたち,トイレに行ったそうですが,私の友人は,氏がトイレでそっと涙をふいているのをかいま見たそうです.氏はそのようなお人柄の方でした.これは,すべてに一貫しています.最後まで人を愛すると言うことを貫いた方でした.
 観自在力が存在し,それは,このように使われるものということを,私はこの友人の話から,即座に信ずることができ,今までの人生の悩みに大きな光明が指したのを昨日のように思い出します.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学12 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/13(Thu) 01:52

高橋信次先生は、個人における悟りの指導を多くされたと思います。今回のこの幸福の科学においては、個の悟りというよりは、法の肉付け、法から見た世界観、多次元宇宙構造を世の常識として根付かせることの方が大きな目的でした。このため、会員一人一人の心の修業がある意味でなおざりになった感があります。しかし、個の悟りの部分について教えがなかったのかといえば、そんなことはないはずでした。個の悟りの部分は、従って個人責任に帰せられるわけです。私は、これは会員にとっては、とくに初めて法に触れた方々にとっては大変酷なことであったと思っています。
 法によって考えるとか、反省するということが言われていますが、これが個の悟りの基底にある考え方です。法とは中道の神の心であるわけですが、各個人におきましてはこれは良心という形をとって現れます。ですから一番わかりやすくいえば、良心に照らして反省するとなります。これを曲げて解釈しないために、法=神の心がどのような性質を持つか説かれているわけです。信次先生はこれを、自己保存(保身)から離れることと教えています。神には保身はありません。当然の事です。あまねく一切を照らし生かすのが神であるからです。人は、競争心を抱いたり、他と比較したり、怒り、ねたみ等々多くの保身の想念を持ちます。これらの一つ一つを、自己保存の想念であることを認識してよい方向にもっていくことが反省です。神に近づくことが反省の方向といえます。
 反省がうまくいったかどうかは、心が晴れ晴れして軽くなったかどうかでわかります。とくに心を蝕み重くするのが、執着という自己保存想念です。どうしても部長に昇進したいとか言うたぐいの想念です。このような想念が根底にありますと、生活していく上でいろいろな悪影響が出てくるわけです。また心は重く暗くなります。従って、こういう執着から離れること、神の子として原点に戻る反省が全ての人に望まれます。このような反省がうまくいきますと、やはり瞑想状態に入れば体が大きく、山のように広がっていくことが実感できるはずです。その心を実生活に生かしていくことが神理であると理解しています。


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学13 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/13(Thu) 10:58

多次元的宇宙観や法の存在を根付かせることに性急さは禁物と考えます.一人一人の心の悟りをなおざりにして伝道された法をいったい誰が信じるのでしょうか.そういうことではなく,一人一人が,この法によって真に反省し幸福になる過程を通して,他人にその法を伝えるという謙虚な心が必要と思います.このような光り輝く団体を見れば,世の人は自然にこれを受け入れ,そして新しい世紀の幕開けが来るのでしょう.現証,理証,文証とあって,文証(紙に書かれた法)はあっても,それによって,幸福になっていく現実(理証)がなければ人は見向きしません.また,縁ある人は現証(霊的経験)によって,神の存在と永遠の生命を自覚するに至り,この過程をすべてふまえて,真の意味で新世紀の幕開けとなると思います.今,これが真に求められる時代が到来していると,縁あってこの運動に参画した方々は自覚すべきと考えます.それは,不幸を予言することによってではなく,皆様一人一人の真理の実践によってなされるべきであります.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学14 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/25(Tue) 08:59

掲示板復活おめでとうございます.ノストラダムスの予言の中の幸福の科学と題して投稿を続けたいと思います.

ノストラダムスは,未来の幸福の科学による伝道をどのように見ていたのか,見てみたいと思います.
2.89
あるとき,巨大な二つのものが手を組む
彼らの強大な関係は更に増し
新しい体制は隆盛を極めるだろう
血の存在に,数字が報告される
(訳は「ノストラダムス最後の警告」飛鳥著(アスキー)より引用)

この詩は,世紀末に現れる獣に関するものとして知られているものです.従って
1行目は,長とその補佐の結婚による協力関係の成立を表しています.
2行目は,2者による連携が大変よく働くことを示しています.すなわち,長が補佐を持ち上げ,補佐は大変よく働くことです.
3行目は,それによって会の指導体制が,「伝道」に向けて刷新され,強力になることを表しています.
4行目は,長と補佐を「血の存在」と表現し,そこへ伝道により増えた会員数が報告され,その数だけが求められることを,実によく表しています.もちろんこの表現は,本来の意味での伝道,すなわち,その伝道された方たちが神理に巡り会い幸福になることを表してはいません.

一方,伝道している信者たちはどのようになるのかは,次の詩で象徴的に表されています.

4.24
地下で聖なる婦人の見せかけの声を聞き
(婦人部の伝道を喚起する集会が,ビルの地下で行われ補佐のビデオを見たこと)
人間の情熱が神的なもののために輝き始めるのを見る
(信者は,真の信仰心から伝道に熱意を燃やす)
地は彼ら自身の血で染められ
(信者の伝道の努力を表す)
聖なる時が邪悪さによって破壊されるだろう
(伝道の間,邪悪な混ぜものが入ること)

次のように表現される激しい伝道は,ほかでは聞かれません
8.100
おびただしい涙が流され
(その伝道が多くのつらいことを含むことを暗示している)
高いものは低く,低きものは高く
(伝道の数だけで,信仰心が評価されること)
信仰心過多の人生は戯れのうちに失われる
(結局,この伝道が真の信仰心を呼び覚ますわけではなく,無駄になってしまうこと)
なにもかも欠乏して,乾きに死す
(お金,人生,友,家族関係に支障がでてきて,会員が傷つき倒れることを表す)

1.96
破壊するを任務とするもの(滅びの子,天使であって逆のことをするものの意味)
けた外れの力で,宗教や教会を変えるが
(これだけの力のあるものが指導する団体のことを言っている詩であることがわかる)
生きるものよりももっと大きい傷を岩に与えるだろう
(入信によりつぶれる家族生活や社会性)
美しい言葉は,耳に何度も繰り返されるが
(講演や本は美しい言葉で飾られている)

次は,いよいよ「事態急変サチュルヌの治世」と題して,最も有名な詩の一つに入っていきます.その後は,だいたい以下のような予定でいます.
反キリストの正体と運命(非常に多くの詩がある)
1999年と主の降臨
その後と救済,そして預言の終わり


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学(補足) 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/25(Tue) 18:48

2週間前に起きた,米国世界貿易センタービルへの飛行機自爆テロは,衝撃的事件でした.米国は報復として,世界を巻き込んだ紛争を始めようとしています.
 すでに20世紀(7千年紀)は終わり,大いなる8千年紀に入っています.ノストラダムスの予言は,2000年までと言われています.しかし厳密にいえば,さらに500年後を未来形で予言したり,もっと未来を(未来形で)言ったりしている詩もありますから2000年以後の情報も入ってはいるようです.これは引き続く連続的な予言としては2000年までと理解してください.とくに2000年まで,「世界の王」の支配が続き,2001年にどうなるかがわかるように,諸世紀にはかかれていますので2001年までとするのが正しいのかもしれません.
 実は,ノストラダムスは諸世紀の序文の中で,(主な関心事である)世紀末の宗教に関することのみを述べたのではないことを断っています.また最後の世界紛争と言う言葉を頻繁に使っています.そうすると今回の米国での事件とその後の世界紛争もかなり諸世紀のなかにあるのではないかということは,容易に想像できます.
 最初に引用した池田氏の本を読みますと,池田氏は,イタリアでの火山噴火として解釈している多くの詩が,実は今回に事件を描写している様に読めるのです.
 しかし,「ノストラダムスの予言の中の幸福の科学」では,世紀末の宗教とその指導者の事態急変に関して皆様にお知らせするのが目的ですのでこれだけに焦点を絞りたいと思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学15 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/27(Thu) 09:23

事態急変サチュルヌの治世 -魂が滅びるとき-

諸世紀の中の詩で,大変目立っていて有名なものの一つは,次の詩です.

9.44
はなれよ,はなれよ,すべてジュネーブからでていけ
黄金のサチュルヌ(土星)は鉄に変わり
巨大な光の反対の存在が滅ぼさん
それが起きる前に天は印の数々を示すだろう

この詩では,ノストラダムスは何か切迫したことを言っており,どこかで恐ろしいことが起きるであろうことを透視して,警告しているように聞こえます.多くの予言解釈者が解読に挑戦してきたものですが,未だに定説はありません.ノストラダムスの詩の特徴は,言葉通りに解釈できる部分と比喩を基にいくつかの隠語で構成されており,その隠語の使い方も単に一通りとは限らないことです.また状況に応じて,同じ対象物をいくつかの隠語で表します.この詩を解釈するためには2つのキーワード(隠語)「ジュネーブ」と「サチュルヌ(土星)」がなにを表現しているのか解かなければなりません.また最後の「天は印の数々...」も解釈する必要がありそうです.

 ところで,ノストラダムスは,自らの命を省みず,ペストで滅びそうになっている町々に入り込み,未来を透視した医療術を使って多くの人々を死から救った方です.そのような,地獄を見てきた人が表現しているのですから,何か人の死以上に恐ろしいことを言おうとしているであろうことは想像に難くありません.それは,ノストラダムスの最大関心事であった終末の宗教,すなわちこの「ノストラダムスの予言の中の幸福の科学」の中心テーマに大きく関連しているのではないでしょうか.
 人の死以上に恐ろしいことというのは,何なのでしょう.宗教的響きを持ちますが,それは,多くの魂を滅ぼすことを表現していると考えられないでしょうか.私たちは,心のほかに身体をもち,けがをすればやはり否応なく痛みを感じます.それは,神経をパルス列として伝わり最後には大脳皮質の対応箇所で,あるパターンの刺激となることによって心に伝わる仕組みになっています.しかし,もしその大脳皮質のその部分が何らかの異常によって機能しなくなっていれば,痛みは感じません.これは,痛みは肉体が受けるものでなく心が感じるものであるということを意味します.すなわち苦しみは心が感じるものと言うことを認識する必要があります.
 ここで一つ告白しないといけませんが,私は小さい頃ある非常に恐ろしい体験をしています.それはある朝,目が覚める直前の出来事です.だんだん意識がさめていくことを感じながら,同時にこのまま目が覚めると恐ろしいことになる,起きたくないという感覚にとらわれました.しかし,否応なく目が覚めてしまい,そこは,大変恐ろしい世界が展開していました.色がないのです.なにもかも,世界がほんとに灰色一色になっていました.もう一つ,喜びが全くない,いっさいの存在に意味がない,いままで楽しいと感じたことも全く心の外でした.食事はのどを通らず,親に心配をかけないように何とか動いてはいましたが.でもだんだん状態が悪化していきます.ついに母親のところへ飛んでいき,助けを求めようとしましたが,分かってもらえません.誰にも助けを求められないことが分かりました.非常に苦しくなっていきます.座敷で一人転げ回ったのを覚えています.ただ自分で何とかしなくてはならないことだけは分かりました.このまま意識をなくしてほしいと思ったのを覚えています.どこにも逃げられないのです.自分自身で自分の心と対決する決心をしました.何とか夜まで持ちこたえ,夕食は食べるまねだけをして,布団につき眠ることだけを考えました.眠れませんでしたが,次の日には少し状態が安定し,一ヶ月くらいで何とか元に戻る体験をしました.
 この体験を通して,最も怖いことは,肉体の死ではない,それは精神の死(苦しみ)であることを実感しました.私は,ある点で大変おませなところがあり,幼少の頃より,なぜ自分が存在するのか,何の目的で生きるのか,自分の意識はどうして生じたのかなど,真剣に考えていました.その結果が上の出来事になったと言えます.今考えれば外的影響(いわゆる憑依)によっていたと思うのですが,大変な目に遭いました.もちろんその後意識して「哲学的」問題は考えすぎないようにしてきました.こんなことを書きますと,「悪魔付き」の書くことなんか読みたくないなどと言って敬遠されてしまいそうですが,事実ですので隠すこともありません.

 この経験から,肉体の死以上に恐ろしいことは,魂の苦しみであるというのは私の実感であり,単なる修辞学的な表現では決してないのです.苦しみが,一日,一週間,一ヶ月でなく,更に長い間,あるいは永遠に続くとしたら,恐ろしいことです.私は上の詩をみて,魂を滅ぼすことを言っているのではないかと直感しました.
 前置きが長くなりましたが,以上の前提(魂の滅びこそ,人間にとって最も恐ろしいことである)をもって,詩の解読に進みたいと思います.(間をおいて次回に続く)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学16 投稿者:比丘 投稿日:2001/09/27(Thu) 10:53

(次回まで間が空きますので,できているところまで投稿しておきます)

ここで,幸福の科学の初期の霊言集を読んだ読者は,ジュネーブとは,都会のことを言っているのではないかと言われるかもしれません.確かにノストラダムス等はそのように語っていました.しかし,早まらないでください.前にも申し上げたとおり,霊言集では,予言者は1999年の詩とサチュルヌの詩の解釈は,明らかにごまかしています.はっきり言っていませんでした.
 それは,また400年前に戻りますが,ブロワ城での女王との対話で,ノストラダムス自身が語っています.それによると,これらの詩は,これ以上解説することは神からきつく止められていると言っています.それほど重要な詩であり,「何かに」対して秘されてきたものと言えます.伝承によれば,当時ノストラダムスは,詩を構成するための資料を別に作ってあり,これには明快にすべてが書いてあったと言います.しかし死を直前にして,バルカン神より,資料のすべてを燃やすよう指示がありこれらを焼却したということです.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学17 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/01(Mon) 10:03

皆様,400ほど前に予言者ノストラダムスが,神霊の力を借りて,どのような未来を,この世紀末,そして新ミレニアムの始まりを透視していたのかについて,お話ししています.今回は,前々回に述べた,最も有名な詩の一つである「ジュネーブより逃げよ」の詩の解釈に入ります.
 それでは,はじめにこの詩の中の最も重要な隠語サチュルヌ(土星)から考えてみたいと思います.このために二つのアプローチをとります.一つ目は神話によるアプローチです.
 サチュルヌとはギリシャ神話で農業神を表しています.これだけだと何のことか分かりませんので,惑星である土星として解釈してみましょう.神話では太陽系の惑星を神にたとえることがよくあります.太陽系で最も大きな惑星は木星であり,これは地球最高神を表すと言われています.大きさが,必ずしも神の階級を表してはいないと思われますが,象徴的に言えば,二番目に大きな惑星が土星であるため,サチュルヌは,象徴的にたとえて言えば「二番手」の神を表すことになります.これが神話によるアプローチからの一つ目のヒントです.
 
 次は現代の「神話」からのアプローチを行ってみましょう.宗教法人「幸福の科学」(教祖:大川隆法)の初期の書籍によれば,エルカンタレの過去の名前はエルミオーレといい,金星において人類創生を試みた造物主であったということであります.6億年以上前の話と言うことです.(この辺の確認は本人やほかの霊人による話を信ずるしかすべはない)ここでの「人類」は現在の人類とはだいぶ生体が異なっていたようであり,現在の植物に近く,自律可動でエネルギーは光合成から得ていたが,文明は出来なかったようです.(この話は後で高度の文明を創生したということに書き換えられた書籍が出版されている)この「人類」は,(植物のように受動的で)ただ光がさしさえすれば喜んでいたということがかかれています.結局,この「人類」は発展がなく火山活動で滅びた後,エルミオーレの意識はエルカンタレと改名して地球で新たな人類創生を神から命じられることになります.
 これについて,話の流れという観点から一点の吟味を加え,話の信憑性を確かめたいと思います.霊には個性というものがあり,これはたとえ9次元霊でも同様です.(事実,もし9次元霊に個性がないのであれば,私たちは霊人を名前で呼ぶ必要はないのです)この個性あるいは魂の傾向性と言いますのは,「最後のカルマ(業)」と呼んでもいいくらい,変わることは難しいようです.造物主エルミオーレの傾向性として,金星での「人類」とその指導から読みとれるのは,太陽としての神とその恩恵(光)を受動的に一心に受ける「人類」との関係です.この関係は,エルカンタレとして指導的立場になった地球においては,ほとんど常に王(=神)として転生を重ねてきたことに現れています.(これが釈迦が慈悲を説くという所以と思われる)今生は,時代の制約のため王として生まれなかったのですが,この個性(カルマ)はその指導や言動に顕著に現れているといえます.こうしてみますとどうやら,金星時代からの話のつながりはあるように思えます.
 付け加えて言えば,受動的な,ただ光を受けるだけの「人類」に発展は望めなかったことが金星での実験で確認されたことになります.もし同じことをこの地球において行うのであれば,発展のない,停滞した人類となることは間違いないと言ってもよいでしょう(アジア的停滞を思い出してください).ただ自己に対する信仰心だけを求め我のみを神とする方向に行き過ぎることは注意を要するという意味です.
 なお,書き換えられた書籍の内容は,信じるに足る根拠が見いだせませんでした.なぜなら,もし金星の実験が長の言うとおり大成功であったのであれば,なぜその方法を引き続いて行い,更なる発展を目指さなかったのでしょうか.大きな疑問です.まさか試験管の化学実験とは違うのですから.根本的問題(欠陥)があるからやり直しをすることになるのでしょう.
 この現代の「神話」からのアプローチより,その指導傾向が植物を育てることに大きく関連した指導的霊人をサチュルヌ(農業神)で表現していることを示唆したいと思います.
 以上二点のアプローチと,本投稿で解説した詩4章29より,象徴的に「二番手」(あくまでも象徴であって2番目に偉いということは意味しない)である農業に関係した神とはヘルメスで表現される方,すなわち当会の長であると推測できます.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学18 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/04(Thu) 09:38

 隠語ジュネーブの説明の前に,一言.霊界の次元構造や心の構造と合わせて,人間の目的,真の悟りの方法論を説きあかしたこと,それは,観自在力を持ち,霊的実証を行い,神の愛の実践と大いなる慈悲の顕現を(どれも最高のものとして)同時に行い得たのは,有史以来GLA創始者高橋信次だけであることを,私たちは大いに認識する必要があります.釈迦にしてもあの世の構造や心の構造は,はっきり説き得ていませんし,慈悲と悟りの方法を示す(文証)のがその仕事であったといえます.イエスも愛についてその偉大な器から体現し,真の意味において神理の実践者として神の愛を示す(理証)ことが仕事であって,やはり神理全般について総合的に説き起こすことは出来ません.(伝承によれば,二人とも宗教をよく勉強していた事実があります.実際,宗教というのは2千年前も現在もそれほど大きな進歩はしていなかったといえます.)メシアも時代の制約を受けるといわれますが,科学時代の現代において,街にあって日常生活の中からから偉大な悟りを開き,またこの永遠の神理を,(ほとんど零から)想起するのはいっそうの困難を伴ったことでしょう.これは,今までの救世主の仕事を遙かに越えた驚異的事実といえます.これが可能であるのは地球の人類の全責任を背負う方,その方でなければ不可能であります.今回の「幸福の科学」はこれを受けて,霊言を通して更にそれを発展させ,情報の肉付けと正法の流布による時代の刷新を行うことが本来の任務であったといえます.

 さて,エルミオーレが地球に移った後,多人数指導体制がとられます.9次元霊の間の関係とその人類への顕現については,いろいろ秘められてきたものがあり,今起きていることにも関係があるようですが,この考察はあとで機会があれば行うことにします.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学19 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/04(Thu) 09:40

 次に,隠語ジュネーブについて解いてみたいと思います.ジュネーブは人の集まるところを意味し,これが都会であるとか言われたりしましたが,長が主宰として深く関係する場所で,人の集まるところといえば「幸福の科学」教団しかありません.他の詩でジュネーブがでてくるのを調べてみましょう.
 最初の一つは

2.64
ジュネーブの人々は飢えと乾きで干上がり
間近にありと思われた希望は消え失せる
憎むべき法が動揺のある場所に現れ
隊は港に近寄れない

 この詩は,ジュネーブを幸福の科学として考えれば,次のように意訳する事が可能です.港は教会という意味があることがしられていますから
「2.64の解釈」
「幸福の科学」では,多くの人が傷つき倒れる
天国は我々のものと思っても,それはかなえられない
混乱する会,その法に,人を魂の破滅に追いやる毒が混入する
外からの救助は,会に介入できずに難しい

もう一つは
1.47
ルーマンレイク(ジュネーブの古代名)での説教は面倒なことになるだろう
ある日の説教が,数週間,数ヶ月,数年間にわたって広まるだろう
彼らはつまずき,裁判官は彼らの愚かしい法を非難するだろう

この詩は,幸福の科学での長の話の内容が,結局ある裁判に負ける原因を作ることを言っているようである.いくつかの負けた裁判のどれかを言っているのかもしれない.

このように,どうやらジュネーブ=幸福の科学という図式は,はずれてはいないようです.以上で,二つの中心的キーワードが説けましたので,詩の解読を完成しましょう.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学20 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/04(Thu) 09:41

*********よみがえる秘詩 -ノストラダムスからの重大な警告- *********

 最初に3行目の「巨大な光の反対のもの」は,もちろん地獄の王サタンを表すと考えるのが自然です.
 こうして,400年を経て,ノストラダムスの中心的な秘された詩の一つは現代によみがえりました.それは,なんと現代の日本人に送られた詩であり,以下のような内容でありました.
--------------------------------------------------------------------------------
離れなさい,離れなさい,みんな「幸福の科学」から離れるのです
あなた方の指導者であり,黄金の光を放った「長たる方」は,今や光を放たない鉄に変身してしまいました
地獄の王サタンが,すべての魂を滅ぼそうとしているのです
それが起きる直前には,空に印が現れるでしょう
 ------------------------------------------------------------------
身震いがでてきそうな程恐ろしい内容の詩ですが,最初からここまでついてきてくれた読者のみなさんは,話の流れから,理解は容易であると思います.ノストラダムスは400年も昔に,世紀末に起こる,この恐怖の出来事を,神霊の力を借りて何度も何度も透視し,この大変目立つ詩を我々のために書き残していてくれたといえるでしょう.
 最後の行の「直前に起きる空の印」を理解するために,すでに説明した1.91の詩を見てください.

1章91
神々がそれを人類に現し
彼らは戦いの宣告者であり
晴れ渡った空に剣と槍を示し(伝道開始の頃,空にこのような形の雲があちこちでみられ会の長はこれを天使が伝道を奨励しているかのように語った)
左手に苦悩が増すであろう(信徒が,右手で伝道,左手で家庭,すなわち家庭がなおざりになること)

この中で,3行目の部分「晴れ渡った空に剣と槍を示し」が,「空に現れるしるし」を説明しています.「神々がそれを人類に現した」とかかれています.私もこれは見ています.これは伝道開始の頃,サタンの影響が出始めると警告しているわけです.

「ジュネーブより逃げよ」の詩が単独で出てきているのであれば,何のことかわからないのですが,すでにいくつか見てきていますように,この詩を補完的に説明する多くの詩があります.次の三つの詩も参考になるでしょう.

5.24
金星(の法)による統治が強まり
土星(サチュルヌ)は木星(最高神)よりも力を得る
法と統治は太陽(の法=真の法)によって行われ
土星(サチュルヌ)の支配から生じる最悪の事態に堪える

この詩は以下のように解釈できます.

「5.24の解釈,今までの隠語の解釈を採用すれば」
金星の法に象徴される会の指導方針が強まって
長は,会において主たる神よりも力を持つようになる
しかし,それでも真実の法は滅びず残存し
長の支配によって,人々の魂を地獄に導く最悪の事態に備えている

1.51
木星が牡羊座の頭にあるとき,サチュルヌは
永遠なる主たる神により,なんたる突然の変化をさせられることよ
幾世紀を経て例の悪の時がもどり
イタリア,ヨーロッパはなんと騒乱の多いことよ

この詩の1行目,木星が牡羊座の頭にあるのは1999年7-10月(池田).
このときに,長に突然の変化があることが述べられている.この変化は後で分かってくる.また,例の悪の時がもどるとあるのは,ネロによるキリスト教の迫害が再びくること,すなわち反キリストの再来の事実を言っている.また,最後の行で,このころにはヨーロッパは洪水などの騒乱が多いことを表している.

1.53
ああ,かなしいかな,多くの人に苦痛を与え
また,聖なる法の滅び去るのをみるのは(以上,上で述べた事実を表す)
金銀の新しい鉱山が発見されるときには(霊言集の発刊を言っている)
キリスト教徒は,他の法によって心を煩わされることになる(「キリスト教徒」で象徴的に,「他の法」との対比によって,本来の法に従う人々を表す)

 以上,ここで述べました「ジュネーブより逃げよ」の詩の解釈は,他の多くの詩でその事態が説明されており,大変信憑性の高いものと思われるのです.


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