智異山の둘레길（トルレ道）

韓国南部の전라북도（全羅北道）、전라남도（全羅南道）、경상남도（慶尙南道）にまたがる山並み一帯をを지리산（智異山）と呼び、智異山国立公園に指定されている。
１００を超える多数の峰々で構成されているといわれ、主峰は천왕봉（天王峯）１９１５ｍで、済州島の한라산（漢拏山）（標高１９５０ｍ）に次いで、韓国第二の山である。
韓国仏教の聖地といわれ、朝鮮王朝時代に排斥された仏教寺が、この山に退避して寺基を求めた。松広寺、実相寺、華厳寺、燕谷寺、双渓寺をはじめとする多くの名刹が、多数の参拝客を集めている地である。
近年になって、その寺の修業僧たちが、悟りをひらく修業の一環として、歩いて智異山麓を一周するようになったことが、いつしかウォーキング・コースを形成し、智異山トルレのはじまりだという伝えがある。

厳しい山岳地帯を歩く本格的なトレッキング・コースであり、一部区間を除くと、易しいコースではない。
熟練した技術と装備とが要求される難コースの一つである。
７年の歳月を経て、２０１２年、全コースが完成した。

智異山の둘레（トルレ）コース

大きな智異山国立公園をぐるりと囲むように、둘레（トルレ）コースが設定されている。
전라북도（全羅北道）、전라남도（全羅南道）、경상남도（慶尙南道）の３道と남원시（南原市）、구례군（求禮郡）、하동군（河東郡）、산청군（山清郡）、함양군（咸陽郡）の5市・郡、１６邑面、それに８０余りの村にまたがっている。
その全長は３００ｋｍを超える。
２０１２年、全２２コースが開通した。
下に、その全体地図をご紹介する。


なお、地図中で表示している番号は、コース番号である。
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各コース別のルートと概要

コース別のルートとその概要をご覧いただけます。下のボタンからご覧ににりたいコース番号のボタンを押してください。



全コースのルート概要一覧