熊公の独り言 U




◆ 東星小クリスマス会 ◆
12月19日(木)東星学園小学校のクリスマス会でした。
 午前中は3部に別れて、T部 クリスマス ミサ ・ U部 5年生による聖劇 ・ V部 みんなで歌おうクリスマスと続き、理事長と校長のお話で締めます。これで2002年の終業です。
 クリスマスはキリストの誕生を記念する日であり、待降節に入ってから、その為に各クラス、学年で目標を作ったり、活動したりしてきました。学校全体の呼びかけは『神さまといつもいっしょ』です。
 カトリック ミッション スクールとして「クリスマス=サンタクロースの来る日」ではなく、救い主がどうして私達の所にいらしたのかを考え、それに答えるように生活をしてきました。許し合うこと、人に対して優しく生活すること、我慢すること・・・・。こう言ったことを学校全体で考えてきました。

 
 会場を飾った4年生のステンドグラスの一部

 
5年生による聖劇


6年生の合奏に合わせてみんなで歌います

 創設者ヨゼフ・フロジャク神父は学校のある場所をキリストの誕生した場所の名を取り「ベトレヘムの園」と名付けました。そして、学校の名前に、3人の博士をキリストのもとに導いた「東の星」の名を付けました。ですから、毎年クリスマスの本質を追い求める作業を全校あげて行います。2000年前のユダの地で起きた事柄をみんなで考えて、終業の時を迎えます。

 クリスマス会の後は軽食をとった後、「餅つき大会」です。日本の伝統「餅つき」を実際に見たことのない子が多い現在、これを実際に見て、楽しんでもらいたい。バザーの時には餅つきが行われますが、全員の子がその餅つきを体験できているわけでもない、そういうことから、クリスマス会の後「餅つき大会」が行われてきています。
 全校生徒に「磯辺・あんこ・黄粉」の3種類のお餅が配られます。男子職員は子ども達の「ヨイショ ヨイショ」 の声に応援されてお餅つき、女子職員は餅切りに励みます。

  
全校生徒の応援を受けての餅つき                    餅切りに励む女子職員

 
お餅をもらって大喜びの子ども達

 毎月第1週に行われるブラジル献金と、待降節中に行われるクリスマス献金は幼・小・中高合わせて、日本の真裏のブラジルの、ベタニア修道女会のシスターが活動するスラムの保育園と救ライ活動をされている佐々木神父様・ミゲル神父様に届けられます。暖かいクリスマスを迎えることのできる私達の務めの一つです。
(2002.12.19.) 






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