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上尾に鍛冶工房 『酔鍛磨庵』を持って、作業を開始して1ヶ月です。およそ2ヶ月前に熊公のホームページのアクセス10000件を迎えて、日々のアクセス件数がグンと増えたのと共に、自分の鍛冶作業の環境がグングン変わってきています。
現在、1都15県に30名近い鍛冶仲間が出来、色々情報交換が出来るようになりました。ホームページを開設して沢山の方達と出逢ってきましたが、熊公は本当にすてきな仲間達と出会えていること感謝しています。
9日(日)に、山陰 島根の松江から『M・松永』さんが工房に遊びに来てくださることになりました。そこで、お隣の工房の『埼玉の村の鍛冶屋』さん、『酔鍛磨庵』の御常連になって下さった北本市の『ナイフメーカーK』さんに合流してくださるようにお願いして、横浜にお住まいの『がんちゃん』さんにも工房に来てくださるようにお願いしたところ、みんな来てくださいました。
熊公は勝手に『M・松永』さんはお仕事で東京に来られる用事があって、そのついでに工房に来てくださるものと思っていましたが、何とわざわざ3連休を使って熊公に会いに来て下さったのでした。東京−松江間は920kmあります。この距離を熊公のために往復して下さる。こんなに嬉しいこと無いですよね。熊公は嬉しくて嬉しくて興奮がしばらく冷めないほどでした。
9日は、みんなで鍛接作業を楽しんだり、バーベキューをして昼食をとったり、何より楽しい鍛冶屋談義をしたり、時間が経つのを忘れる一時でした。
熊公鍛冶工房 『酔鍛磨庵』は『埼玉の村の鍛冶屋』さんと一緒に鍛冶仲間の集える場所になったら良いと願っているのですが、工房開設1ヶ月しない内にこういう集まりが出来たこと本当に嬉しく、感謝しています。熊公の鍛冶仲間はみんなすてきな方達です。
『がんちゃん』さんは昨年暮れにご尽力下さり、刀匠が使われていた金床を譲っていただける道を開いて下さいました。
『埼玉の村の鍛冶屋』さんは、工房用地の確保にご尽力下さいました。
『ナイフメーカーK』さんは【鍛冶作業記録】を大切にして下さっていて、ハンドル材や鋼材のことを色々アドバイスして下さいます。
東京の『幸光』さんはいつも熊公をバックアップして下さり、鍛冶屋関係のビデオなど録画した物などを供給して下さいます。
徳島の『しか』さんはご自分の鍛冶作業の経験をメールで送って下さる熊公の鍛冶作業の先達です。
大分の『豊後鍛冶』さんは番茶による刀身の黒染め方法を紹介下さいました。
岡山の『EVERY 5160 』さんは浸炭焼き入れの方法など紹介して下さっています。
まだまだ沢山の方がアドバイス下さり、熊公の鍛冶作業の視野が広がりました。最初の頃は“鍛冶作業の記録”をアップしても誰も見ないのではと思っていましたし、事実、掲示板などは1ヶ月近く書き込みがなかったりしてやめてしまおうかとも思う時期がありました。しかし、今では自分の願った通りに、鍛冶仲間の集う掲示板になってきているし、熊公鍛冶工房 『酔鍛磨庵』にもお客さんが来てくださって、本当に幸せです。ここで改めて皆さんに感謝いたします。どうぞこれからも宜しくお願いいたします。
(2005.01.11.)
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