コンテストへの道

【ブラックスコンテスト】

今年5月に行われるブラックスコンテストで私が作るサウンドにフィッシャー夫妻からどの様なコメントが頂けるのか!ただその為だけに参加を決定しました。このコーナーでは車両の製作記事も含めて少しずつ紹介していきます。

※参加車両 マツダ アテンツァW(BOSE仕様)

※オーナー 倉島さん 以前は自作でカーオーディオを楽しんでいたのですが車の入れ替えと共により深みに入り込んできました、どうせオーディオを付けるなら何か記念になる思い出が欲しいという事で今回のブラックスコンテストに参加することになりました。

第1段階 まずはBOSE仕様ということで車両の調査が必要ですね、編集下手ですので分かりにくかったらごめんなさい、精一杯自分なりに頑張りますんで暖かく見守ってください。

システム構成 H/U    純正
P/A    モガミ722tii
SP      マトリックス3ウエイ
N/W    ブレイクパッシブ
ケーブル類 モンスター、テクニカ、オリジナル他  
H/Uは純正を使うのでまずはどの様な回路になっているのか分解して調査しなくてはいけませんね、ばらして見て「よく出来てるな〜」が第一声でした。分解組み立てがスムーズに出来ました。この他に専用パワーアンプがありますが今回は外してしまおうと回路をパターンを追って解析中です。
BOSE仕様ではないシステムは此処にICパワーアンプが入っているのでしょう。
と言うことは送り出しのバッファアンプが何処かにあるはず・・・。
有りました。JRCのオペアンプです、結構良く出来てますね。真ん中あたりにある四角いICはデジタルボリュームです。
出力のカップリングコンデンサーです。フロント、リヤLRぶんがありますので合計8個です。そうです、バランス出力になっていました。(アンプのほうもバランス受けになっていました)これはなかなかのできですね〜。コンデンサーは音響用に替えておきましょう、何にしようか検討中です。
本体は前面パネルに差し込み式になっていました。組み立ての合理化が成されていますね。

次回は車両本体をばらして行きます。

シート、フロアカーペットを外した状態です。これといって変わった所はありませんでした、しいていえばリヤシートが座面と背もたれが一体になっていて重かったということかな腰にひびきます。
ドア内部です。最近のマツダ車はこんな感じになっているんですかね?デミオも同じだったような気がする、メンテナンスを考えると合理化されているんですねきっと。でも、バッフルの取り付け面以外は私にとって好都合な作りになっています。
ナビは最初から付いていました。ただ配線がごちゃごちゃになっていたので直すのが大変です、こうなってくると後からやり直すほうが面倒なような気がします。
サブウーハーです。なんとスペアタイヤのホイールにセットしてありました。これはアイディアもんですね〜、BOSE博士恐るべし!(タイミングもなかなか合っています)しかし、残念ながら今回はフロントのみの構成なので外してしまいます。
電源ワイヤーを通しました。なんと右側のサイドに純正のワイヤーがありません。しかもカーペットとパネルも配線が通せるようになっています、まさに此処に通せと言わんばかりですね!
此処に各電源のコントロールリレーを設置します。
純正デッキの電源もアンプとのインピーダンスバランスを合わせる為に引きなおします。
ナビの電源も今回はライン信号が純正デッキと併用する為インピーダンスを合わせなくてはいけない為引き直しです。
スピーカーケーブルをドアヒンジから通すことが困難でした、ドアを外して穴を開ける前にどこか無いかなと探していたらフェンダーライナーの中に一箇所ありました、室内からはサイドステップから通しました。
フェンダーライナーの中なので防水しておかないといけませんね。
ドアの中には純正のブーツの中に割り込ませました。ボディー側のカプラーが他のメーカーの様に外せれば何とかなったかもしれませんが細いケーブルしか通せないのでどっちにしても厳しかったですね。
メインヒューズホルダーです。鉄板を加工してステーに溶接しています。こうするとバッテリーの近くに設置できるので安全ですね。
ミッド用のピラーバッフルです。ガラスに反射している姿が不気味ですね。
正面から見るとこんな感じです。いつもスエード仕上げにしているのですが紫外線に強いパイルだと毛足が長くぽろぽろ落ちてきて大変だとお客さんから報告がありメーカーに相談しているのですがなかなか返事が来ないので今回はスエード調塗装にしました。しかし、これも納期に時間が掛かるとの事で納品待ちです。3月も月末だというのに困りました。
内張りです。此処は共振してもらっては困るところなのでデッドニングはしっかりしておきたいですね。全面張りしたいのですがレアルシルトが重ね張り出来ないので細切りにして張っていきました。実装後まだぶれるところがあるようならそこを改善して行きます。
グリルです。枠を成型してからパンチングメタルを成型して接着してます。この作り方は当店のスタイルです。
ツイーター台です。此処はシンプルに製作しました。角度がきつく見えるのはステアリングコラムを交わす為です。写真だと光が反射して目立ってますが実際は控えめに見えます。
デッキのコンデンサーが決まりました。BGにしました。物理的に実装できるメーカーが少なく色々探した結果これに決定です。
こんな感じです。なんか高級感が漂ってますね〜。
組みあがりました。まだリモート出力をチェックしていなかったので配線して確認です。おっと、電源回りを引きなおししたので全部くみ上げないと出来ませんね、急がなくては!

作業も佳境に入ってきました。ネットワークパーツも入ってきたので音だしする日が楽しみですね!

※第二段階 加工もほぼ終わりましたので組み立て作業に入りましょう!

ミッド用バッフルにSPをセットしました。グリルに当たりそうなので少し落とし込んでいます。写真ではわからないですがバッフルのセット面とSPのセット面は2重構造になってフローティングされています。
ツイーターの配線にリラックスをセットしています、SPの近くにセットすると効果がより良く出ます。写真は撮っていませんでしたがミッド、ミッドバスにも付けています。
ピラーにセットしたミッドです。なんか鬼太郎の目玉親父みたいですね、手前に白く見えるのは倉島さんからリクエストされたLEDを灰皿を照らすために控えめにセットしました。写真ではわかりにくいですがスエード塗装がいい感じに仕上がっています。
ドアの完成です。グリルの存在感がうすいですがそれだけ音の通りがいいということですね!
各SPの位置関係です。音だしが楽しみですね!
パッシブネットワークです。とりあえずエイジングが終わっていないのでMDFに組み込みました。最終合わせ込みが終わったらコンテスト一週間前位前に完成ケースにセットして仕上げる予定です。果たしてどんな音になるのか今から楽しみで仕方ありません!
デッキをセットしました。というか外観は何もいじっていないので純正そのままですね。

さあいよいよ音だしの時が来たようです。各動作確認が終わったら接続してみましょう!それは次週ということで・・・。楽しみにしていてください。

バッテリーターミナルを純正からオーディオテクニカ製に替えていよいよ音だしです。まずはどの程度各SPの能率差があるのか素のままで鳴らして見ましょう!
完成の前にオーナーの倉島さんの紹介です。冬季間は休みの間ほとんどスキー場でボードに乗っているボーダーです、DVDナビに入っていたソフトを再生したら(システムテストの為)スノーボードの映像が・・・ホント好きなんですね!しかし、カーオーディオ熱も負けてはいません!この気持ちに私も負けて入られません、しっかりと納得のいく物にしなくてはいけないという闘志が一段と沸いてきています!こうご期待です。
パッシブネットワークの完成です。あまりの大きさにケースに入らなくなり裸のままになりました隣のモガミアンプと比べてもらえれば分かると思います。それも一つの基盤に入りきらなく別基盤も追加です。
おっと、純正ツイーターの処理を忘れていました。ファストン端子の中をを差し込んだら丁度ショートピン代わりになりました。
とびとびの編集になりましたが車の完成です!奏でるサウンドも若干中高域にぴーくがありますがGOODです!さてさてフィッシャーさんにどう感じてもらえるか今から楽しみですね!

サ〜、結果やいかに・・・。コンテスト当日