*守護星の下に*


[102] サガ 2020-12-31(木)01:53
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雪に半分埋もれたカボチャを見つけて首をかしげる
積もった雪を適当に丸めて双児宮の一番下の階段のはしっこに置き、その上にカボチャを乗せる
「不本意だろうが、なかなかかわいいぞ」
くすくす笑いながら双児宮の掃除に戻り

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[103]サガ 2020-12-31(木)22:21
双児宮の大掃除を終えて自室に誂えたグラード財団の技術局特製の大型こたつに入ってくつろぎ
オマール海老の天ぷらの二匹乗ったというかはみ出した蕎麦の丼を前に途方に暮れ
「蕎麦のおつゆがない…しまったな、天ぷらがみんな吸ってしまったか」
鍋にまだ残っていたはずと丼をもって立ち上がり
日本から取り寄せた鰹節とこんぶからとった出汁に本大豆の醤油と日本酒、張り込んだ大吟醸で仕込んだつゆはまろやかで蕎麦によく合う
「今年もいい年だった。来年もいい年になるといいな」
暖かいこたつで熱燗を舐めながら来るべき新しい年に想いを馳せる

みなさまもどうぞ良いお年を



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