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10-10前半面に関する考察

エディット機能で自作面を作成していて、10-10の前半の面の仕掛けを使ったときに、ダーナの上から落ちてくる氷が空中で止まってしまうという現象が発生することがあります。このページは、その現象に関する考察です。

(1-1)

これは10-10の前半の面です。この面は当然クリア可能です。この面の考え方は非常に使えるものなので、私も自作面でその仕掛けを多用しているのですが、落とし穴があります。

それでは、まず、10-10を普通にクリアしてみます。

(1-2)

一例としては、このように氷を作り、この状態から右下の氷を消せば、後は簡単です。

(2-1)

10-10の前半面で、燃えているツボは炎で代替できるのではないかということで、燃えているツボをブロックにして、その上に炎を乗せました。燃えているツボを使うと仕掛けがばれやすいので、あまり使いたくないのです。それはさておき、この面もクリア可能です。全く問題ありません。

(2-2)

(1-2)のように氷を作り、ダーナの上にある氷を支えている氷を右に押せば、この状態になります。ここからダーナの右下の氷を消せば後は簡単です。

(3-1)

さて次は、足場にしていた氷をくぼみに落とすのではなくて、その氷で炎を消すようにしてもいいのではないかということで、くぼみを埋めて、その上に炎を配置しました。

これまでと同じようにしてクリアできそうですが、この面はクリア不可能です。どう頑張っても絶対にクリアできません。

(3-2)

これまでと同じようにしても、

(3-3)

このように途中で氷が止まってしまいます。この後、どう頑張ってもクリアできません。かといって、これを回避することもできません。

(4-1)

上と変わりないような気がしますが、この面は一応クリア可能です。しかし、解き方によっては、氷が止まってしまう現象が発生します。

ちなみに自作面No.2ver.1もこのパターンなので、クリアはできるものの、場合によってはクリアできない状態になります。

(4-2)

この画像の状態から、ダーナの右下の氷を消すと、

(4-3)

クリアできます。

(4-4)

ダーナの上の氷を支えている氷を右に押してから、ダーナの右下の氷を消すと、

(4-5)

はまってしまいます。

(5-1)

ダーナが足場にしている氷を使って炎を消すという仕掛けにして、かつ、氷が空中で止まってしまう現象を全く発生させないようにするには、どうすればよいのでしょうか。その対策を考えてみました。対策は2つあります。

まず、ダーナが落下する距離を長くすることです。これで、氷が空中で止まってしまう現象は発生しなくなります。でもデザイン的にすっきりしていないのが難点です。これだったら、ダーナが足場にしている氷をくぼみに入れる方がいい気がします。

(5-2)

もう1つの方法は、ダーナの上にある氷を支えている氷をダーナとともに落下させるように限定することです。そうすることにより、ダーナの落下とその上から落ちてくる氷の落下のタイミングをずらすことができ、氷が途中で止まってしまう現象は発生しなくなります。

ただし、燃えているツボを設置しなければならず、さらに問題なのは、ダーナが足場にしている氷が無かった場合、このような形で氷を作ることが不可能なことです。したがって、最初から氷を用意しておかなければならず、その結果、クリアの方法が分かりやすくなってしまうという難点があります。


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