2006. 9.10 at 定禅寺ストリートJAZZフェスティバル
− Set List −
feel my soul
スロウ
ソラアイ
ONLY STAR
Ready To Love
ついにこの日がやってきた。
今回で16回目を迎える仙台では有名な音楽のイベントだ。
仙台市内の公園や路上に約100箇所のステージを設け、2日間で約600のアマチュアがJAZZやロック、民俗音楽、ゴスペル、フォークソングなど様々な音楽を奏でる素晴らしい祭典である。
そもそもオレが3年前にバンドを再開したのはこのイベントに出演したかったからだ。
しかし、1年目は今の前のバンドで応募したが、残念ながら音源審査で落選。。。2年目はバンドメンバーの脱退により応募出来ず。 そして、今回3回目にようやく音源審査で合格し出演が決定したのであった。
今回、応募するにあたり、いろいろと情報収集していた。
それは合格するための秘策であり、なにやら、「先着順らしい」、「ロック系はステージが少ないので競争率が高いらしい」、「イベントのボランティアをやるとほぼ合格らしい」などという、ほとんどが噂話みたいなものであった・・・。(笑)
ボランティアは忙しくてやる余裕がないので、じゃあ今回は、
アコースティック系のバンドにし、募集開始とともに音源を送ってしまおう!
と、非常に短絡的に決めたのであった。バンドのポリシーも何もあったもんじゃない。。。(笑)
なお、アコースティック版でやる時は、バンド名に「?」を付与し、「Lips?!」にすることにした。オレが。(笑)
そんな訳で、急いでアコースティックで2曲だけ練習して音源を作成し、応募開始の翌々日くらい申し込みを完了させた。
そして、秘策(?)が功を奏したのかどうかは分からないが、ついに合格!合格通知が届いた時はマジで感激した。。。
その後、ドラムス(tk)が仕事で多忙を極めたためバンド活動が出来なくなるという危機を迎えたが、残された3人で何度か練習し、リハーサル代わりに「石巻トリコローレ音楽祭」に出演してアコースティックライブの感じを掴み、ようやく この日を迎えたのであった。
そして、当日。主演が1番目であったので早起きして会場へ行くと、なんとステージ向かいのビルで外装工事が行われており、工事の音がとんでもなくうるさい!
「まぁ、ライブが始まれば工事はやめてくれることになっているのであろう」などと考えておたら、イベントスタッフの方がやってきて、「大変申し訳ございません。我々の事前調査不足で、こんな工事が行われているのを知らなかったのです。うるさいと思うけど辛抱してください」などと言うではないか?!
「マジで?!ふざけるなよ!ロックバンドならまだしも、ここはアコースティック系バンドのステージだよ?!工事の音がうるさくて演奏が聴こえないじゃん!どう責任とってくれるんだよ!」と罵声をあびせようと思ったのだが、平和主義なオレとしては、つい、
「まぁ、しょうがないですよね。こんなこともありますよ。頑張ります。」
と、とても大人チックな受け答えをしてしまったのであった。本当に大人なんだからしょうがない。。(笑)
そんなこんなで、いよいよライブ開始!
1曲目、「feel my soul」のイントロ(オレの苦手とする速いアルペジオ。苦笑)をやや緊張しながら弾くオレ。そして歌姫mey☆ちゃんの歌が公園に響きわたる。
「う、う、うまい!」
いつも一緒に練習しておきながら改めてmey☆ちゃんの歌の上手さに驚くオレ。(笑)
そして、さすがはプロのPA。前回の石巻トリコローレ音楽祭とは違って、音のバランスも良い。また、ボリュームも上げてくれているせいか、もうビル工事の音も全然気にならない。
最初はがらんとしていた会場もいつの間にか観客でいっぱいに。そして知り合いの方々も観に来てくれている。
そんな中、気分良くギターを掻き鳴らし、最後の曲では弦が切れるんじゃないだろうか?というくらい思い切りギターを弾いた。そしてエンディングでコードを間違えた。。。(苦笑)
とにかく、今回は気分良くギターも弾けたし、全体的に前回の石巻トリコローレ音楽祭の時よりも良い出来だったのではないだろうか?憧れのジャズフェスティバルに出演できたし、演奏も満足できるものであったし、とても素晴らしい一日であった。(この後、仕事だったため、恒例の打ち上げが出来なかったのが残念であったが・・・苦笑)
暑い一日であったが、バンドのみんなお疲れ様でした!次回はロック系で出演狙うよ!
そして、ジャーマネファミリー、写真を撮ってくれたk君、友人達、お友達バンドの皆さん、その他初めてライブを観てくれた皆さん 、忙しい中、観に来ていただき、本当にありがとございました。
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なお、他のLips!画像はこちらにあります→ 200 6.9.10 Lips!at 定禅寺Stジャズフェスティバル
Written by ken(Guitar担当&サイト管理人)
photo提供:ジャーマネ&Kitamura氏(友人)