2008. 9.13 at 第18回定禅寺ストリート・ジャズフェスティバル

 

− Set List −

タイムマシーンにお願い

mommy’s back?

Rolling Star

スロウ

こいのうた

Hi−Five!

キライチューン

 

 

今年もめでたく定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルに出演することが出来た。

 

 

そもそも、個人的にはこのイベントに出演したいがためにバンドを再開したくらいなので、他のライブに比べ、

このイベントにかける意気込みはかなりのものである。

 

うちのバンドは今年で3年連続での出演になるが、昨年はフェーン現象による猛暑と緊張感により、かなりの敗北感を味わった。

ましてや、前週にやったライブも過去最低の出来であったがために、今回のジャズフェスでリベンジしたい!という思いはとても強いものであった。

 

そのため、昨年の反省を踏まえ、今回我々は密かに様々な対策を考えていた。

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その1 事前に全体の音量バランスをしつこいくらいにチェックする。


その2 野外の場合、低音系は音が逃げやすいのでギターおよびベースの音色をトレブリーにする。

     また全体的に、スタッフから注意される限界まで音量を上げる。
 

その3 昨年、音がまったく聞えないと言っていたドラムスのために、ギターとベースともに、
     モニター代わりのミニアンプを準備し、メインアンプからライン出力する。
 

その4 野外ライブに慣れるために、事前に野外ライブを経験しておく。(野外ライブの内容は別レポート参照のこと)

 

その5 流れ落ちる汗を防ぐために頭にタオルを巻く。(←ドラムスtk&ベースKUBO−chan)

 

その6 暑さ対策として冷えピタシートを身体中に貼り付ける。(←ドラムスtkのみ)
 

その7 ライブ前にビールを飲まない。(←俺だけ)

 

その8 ライブ後の打ち上げで羽目を外さない。(←対策でもなんでもない。笑)

 

その9 廊下は走らない。(←小学生の時、よく先生に注意された)

 

その10 もういいでしょ、この辺で・・・(笑)

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どんだけ対策を練ってるんだという話だが、それくらいリベンジにかける熱い思いで本番に臨んだのである。

 

さて、本番当日。

 

今年の場所は昨年と同じ、「勾当台公園 志賀銅像前ステージ」である。

 

ふっ、昨年のリベンジにふさわしい場所だぜ。

 

また今年もよろしく、志賀さん

(↓ステージに設置された志賀さんの銅像)

 

って、誰なんだ?!あなたは?!

 

 (恥ずかしながら、仙台生まれの俺ですら分かりません。苦笑)

 

今年の夏は不安定な天気が続いていたが、史上最強の晴れ女(Vocal担当:mey嬢)のおかげで、まぁまぁの天気。

出演時間が早かったため、暑さも昨年ほどではない。

朝10時に集合し、早速入念に準備に取り掛かる。

 

^「シュー」っという音が聞えたので何事かと思って後ろを振り向くと、

な、なんと!ドラムス担当tkが、冷えピタシートを身体中に貼り付ける代わりに、エアーサロンパスを身体中に吹き付けていた。

周り中に漂うおばあちゃんの香り。。。(笑)

 

さぁ、入念なサウンドチェックと暑さ対策も終わり、あとはスタートを待つだけだ。

 

今年は、出演が土曜日の午前中ということもあり、観客がいるか心配だったが、あらゆる人脈を駆使して集客したため、

当日は、高校時代の友人、バンドつながりの知人、仕事関係者、飲み屋で知り合った仲間、そして、行きつけの飲み屋の元ママ(笑)など

多種多様な人々が勢ぞろいしていた。その他、見知らぬ観客の方々もいっぱいいました。

 

中にはこんな人たちも・・・

 

 

おー!さすが幅広いファン層を持つ我がバンドである。恐らく過去ライブ史上でも最年少ではなかろうか・・・?

断っておくが、我々のメンバーに幼稚園もしくは保育所関係者は誰もいない。

 

しかし・・・、一般的に幼児は気が短く、飽きっぽい。

案の定、ライブ開始を待ちきれずに帰ってしまった。。。頼むよ!保母さん!あと10分なのに!

 

観客の平均年齢が一気に上がってしまったが、11時になっていよいよ演奏スタート!

 

 

ハイハットのカウント後、ガツン!とギターリフをぶちかます!

前週のライブではいまいちな出来だったが、今回はリズムも良く、全体的にまとまっていて完璧!

ややギター音量がでかい気もするが、このくらいのほうがインパクトであって良いであろう。

あ〜、気分いいなぁ〜と思いながら弾いていて、もう少しで1曲目が終わりというところで・・・、

 

やっちまった。。。

 

曲の最後で、サビをリピートする箇所でドラムス担当tkがブレイクしてしまったのだ!

思わず顔を見合わせる俺とmey嬢。

(映像を見ると、まるでmey嬢が間違ってしまったかのように映っているらしい。いわゆる冤罪である。苦笑)

 

あ〜、あと少しで終わりだったのに・・・。

競馬で言えば、断トツのトップで走っていた馬がゴール直前に落馬したようなものである。

しかし、そこは百戦錬磨(?)の我々、強引に立て直し、無理やりゴールインしたのであった。(笑)

 

この夜の打ち上げにて、ジャンケンによる「北海握り寿司盛合せ」の争奪戦が行われたが、罰として、

ドラムスtkには最初の選択権が与えられなかったのは言うまでもない。

そして、彼の好きなウニは同じく「ウニ命!」の俺が食べました。(笑)

 

そんな訳で、やや動揺しつつも2曲目に突入。

ここからは過去に何度もやって慣れた曲なので、ほとんど問題もなく、みんな気分良く演奏する。

通りすがりの人なども足を止め、観客も徐々に増えてきたようだ。

たくさんの拍手がありがたい。

 

バラードではmey嬢は座ってリラックス。しかしその歌声は力強い。

そして、時折吹く風が心地よい。

 

これまた週のライブではいまいちの出来だった4曲目、「こいのうた」は抜群の出来!

間奏のギターソロ後にBassだけをバックにVocalがアカペラっぽく歌う箇所は思わず身震いがしたほどだ。

先週のリベンジ達成!パチパチ(拍手)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早起きの苦手なVocal担当:mey嬢

血液型:B型

嫌いなもの:ネギ (←子供。笑)

2週連続の早起き、お疲れ様でした!

朝からのライブだったけど、声は十分出てたよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映像製作担当兼ベース担当::KUBO−chan

血液型:O型

嫌いなもの:チーズ (しかしピザは好き)

彼は別バンドもやっているのでこの日で3週連続ライブであった。。。

お疲れさん!

 

スタジオ予約担当兼ドラム担当:tk

血液型:AB型

嫌いなもの:キムチ系 (そのくせに韓国へ旅行へ行ったことがある。笑)

彼は朝からバッドコンディション&ローテンションであった。。。

1曲目の伏線はあったな・・・(笑) お疲れさん!

 

Webサイト管理人兼ギター担当:ken

血液型:B型

嫌いなもの:りんご

リベンジに燃える男。前日から興奮状態で本番に臨む。

 

6曲目も前週のライブではリズムが走りまくってドタバタして終わってしまった曲だが、その翌日の猛練習によりまぁまぁの出来。

さすが、今が旬の曲は観客ウケも良い。

 

最後の曲は、我々のバンドでは定番ナンバー!恐らく原曲のアーチストよりも我々のほうが多く演奏しているのでは?!

もちろんミスなどあるわけもなく、完璧な出来!

 

こんな感じで今年の定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルにおける我々のライブは終了!

大きなトラブルもなく、楽しく出来ました。

昨年のリベンジも出来たかな・・・?(←しつこい)

 

それにしても、このイベントほどドキドキするイベントはないのでないだろうか・・・?

 

何故なら、

 

@出演するためにオーディションがある。(映像付き音源による審査。4月上旬〜5月中旬の間)

 これで例年、約300くらいのバンドが落選する。しかも上手いバンドも落選してるので、選考基準がまったく謎。。。

 さらに、発表まで締め切り後1ヶ月くらい待たされる。

 そして、発表は郵送による通知なので、到着予定日は朝から部屋と郵便ポストを行ったり来たり・・・。(笑)

 

A発表から1ヵ月後にバンドミーティングが開催されるが、それまでは出演場所や時間が分からない。

 ジャズフェスは、90箇所くらいのステージが設置されるのだが、時間と場所によっては集客が非常に難しい。

 (ちなみに初参加した時は、あまりにもマイナーな場所だったため、ヴォーカル担当mey嬢が道に迷ってしまい、

  集合時間までに到着出来なかった。苦笑)

 

B機材は各自持ち込みなので、ドラムセットを準備出来るか心配。

 (昨年は借りる予定だったバンドがドタキャンしたために、非常に焦った記憶あり)

 

C野外で行うイベントなので天気が心配。

 (昨年は前日に台風が直撃し間一髪セーフであった。今年は不安定な天気が続いていたのでまたもや心配であった)

 

という訳である。

 

つまり、約半年間もの間、ドキドキしているわけだ。(←そんな奴いないって!笑)

 

それだけに、ライブが終わったあとの達成感、充実感はもの凄いものがある。

世界に誇れるこの素晴らしい音楽の祭典に、来年も再来年もずっと参加し続けたいものだ。

 

最後に、

バンドのみんな、お疲れさん!

そして休日早くから観にきていただいた多くの友人達、仕事関係の皆さん、その他、初めてライブを観てくれた皆さん 、

ジャズフェス実行委員会の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとございました。

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Written by ken(Guitar担当&サイト管理人)

photo提供: Lips!応援団の皆さん