☆お喰い初めとは…
子供が一生、食べ物に困らないように、と願い、
赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式です。
この時初めて、お母さんのお乳以外の食べ物を口にします。
ただし、口にするといっても、食べるマネをするだけです。
☆お食い初めの時期
赤ちゃんが生まれてから100日目に行なうのが一般的です。
ただ、その日に行なわなくてはいけないということではなく、
生後3ヶ月から4ヶ月はそろそろ離乳食に変わる時期なので、
その前後の都合のいい日を選び、お祝いすると良いでしょう。
☆膳の内容
一汁三菜が基本
(1)鯛などの尾頭付きの焼き魚
(2)すまし汁(鯛などの実)
(3)煮物 (4)香のもの (5)赤飯または白飯
その他、「丈夫な歯が生えるように」と歯固め用の小石と、
しわがいっぱいになるまで長生きできるように、
梅干を添える習慣もあります。
また二の膳として、紅白の餅を五つ添えるのが正式な形です。
☆儀式の仕方
正式には、「養い親」が箸をとり食べさせるマネをします。
「養い親」とは祖父母や親戚のなかの長寿の人ですが、
これも長寿にあやかると言う意味があります。
男の子なら男性に、女の子なら女性に頼みます。
両親だけでおこなう場合も父親が行えばいい記念になります。
まず、鯛などの食べ物を口にもっていき
食べさせるマネをします。それから、箸を小石に触れて
その箸をあかちゃんの歯茎にあてます。
この時に石のように丈夫な歯が生えるようにお願いしましょう。
正式な食べ方の順番は、飯、汁、飯、魚、飯の順に
三回食べさせるマネをします。
この場合に、「ひとつぶなめ」といわれるように
一粒だけでも食べさせるようにします。
■単価
4,000円+税(在庫限り)
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