ここからトップページに戻る

思い出(U先生)

枕草子(清少納言)

春は曙。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたる飛びちがひたる。雨などの降るさへをかし。秋は夕ぐれ。夕日はなやかにさして、山ぎはいと近くなりたるに、からすのねどころへいくとて、三つ四つ二つなど飛びゆくさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。日入りはてて、風のおと、虫のねなど、いとあはれなり。冬は雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜などのいと白く、またさらでもいと寒き、火など急ぎおこして、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもてゆけば、炭櫃火桶の火も、白き灰がちになりぬるはわろし。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二年のときだったでしょうか、この有名な作品はU先生から教わりました。これまでに長いときが経っているので、教科書なども散逸してしまいましたが、この国語の教科書だけは手元に残りました。その教科書を開くと、本文に先生から教わった様々な書き込みがありました。それらを読むとかなり難しく感じました。とても難しいことを教わっていたのだと改めて思いました。 (2008.6.21)
アルバム

両国高校定時制

都立両国高校定時制
次のページに