2000年代後半のアニメ界は、かつてないほどメガネっ娘たちが活躍する、「豊作」といってよい状況となっています。ということで、2000年代後半のアニメを中心に、メガネっ娘の活躍を振り返りました。ご紹介した作品は・・・

• 眼鏡なカノジョ：メガネ初心者への布教用に最適。
• 海月姫：５人のうち３人がメガネ。
• 青い花：夜羽音さんによれば、ふみはビッチなところが素晴らしい。
• ささめきこと：メガネがいっぱい。
• 電脳コイル：舞台は鯖江であるべきだった。
• 俺の幼馴染みがこんなに近眼なわけがない：最終回の第６話は素晴らしかったですね。
• 化物語：小説版でメガネをかけなおすシーンを延々と書いてほしい。
• 円盤皇女ワるきゅーレ 星霊節の花嫁：全ての女子にメガネを。
• きらめき☆プロジェクト：メガネとロボと一心同体。
• STAR DRIVER 輝きのタクト：委員長ノリノリアイドル。他にもメガネがいっぱい。
• デュラララ!!：メガネと巨乳の関係について。
• ハートキャッチプリキュア：ゆりさんを中心に。つぼみちゃんは時間の関係でスルー・・・
• ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破：これであと10年は戦える。
• ベヨネッタ：取らねーっつんだよ、と。

坂野専務をお迎えして、専門的な見地から様々なお話を聞きました。「似合うメガネの選び方」に関して、たいへん貴重なお話を伺うことができました。「プラ枠」という概念も把握。また、魯介コレクションから若林さんがチョイスして新堂さんのメガネの着替えを楽しんだり、小野寺さん指導による「メガネのかけなおし」などを堪能しました。が、一番印象に残っているのは、「巨乳」という単語。
坂野専務からはプレゼント用にメガネフレームをたくさんいただきました。市場価格はどれも15,000円以上はする高級フレームです。ありがとうございました！

古きを温めるということで、メガネ萌えの歴史を辿りました。1954年にアイザック・アシモフがハリウッドメガネを批判していたり、マンガ学会の現会長の呉智英氏が1982年に「メガネ女が好き」と表明していたり、1982年『ミンキーモモ』第２話「メガネでチャームアップ」がすごかったことなどを紹介したりしました。
さらに最近の全般的なメガネっ娘事情を展開する予定でしたが、時間の関係で不十分になってしまいまして、すみません。特に磨伸さんがイチオシの「電卓少女」は、夜羽音さんがズブズブにハマるなど、たいへん破壊力の高いアプリです。ぜひ試してみて下さい。

磨伸映一郎さんの軽快なナビゲーションで、映画に登場するメガネっ娘を堪能しました。映画通ならではの視点に、感心することばかりでした。ご紹介した作品は・・・

• UDON：途中でメガネを外したのは、監督の密かな反抗だったんだ！
• サマータイムマシンブルース：これがUDONのメガネ説の証拠。
• ７月24日通りのクリスマス：上野樹里、許すまじ。
• スウィングガールズ：現時点で邦画界最強のメガネっ娘。
• アンナ：メガネっ娘をメガネっ娘と認識できない男のクズさよ・・
• 百万長者と結婚する方法：メガネをかけることで幸せになれる！
• 007リビング・デイライツ：新ミス・マニーペニーがメガネで登場。
• ピンクパンサー：メガネを外せと言う男が馬鹿だということが分かる。
• 消失ハルヒ：メガネを外そうとすると天誅が下る！
• 宇宙ナチスのリベンジ：地球の命運はメガネっ娘に託された！？

新堂さんと上栖さんが2010年3月に鯖江で行われた「メガネっ娘＆メガネ男子コンテスト」に審査員として参加してきました。夜羽音さんからは鯖江への「ふるさと納税」のススメの話がありました。
さらにCutiePaiまゆちゃんが鯖江でメガネ工場を見学した模様を報告しました。手作りメガネを披露で若林さんと新堂さんが大喜び。ねこにゃんメガネが超かわいいので、まゆちゃんメガネの展開がありましたら、また御報告します。

メガネ描写に関して、クリエイター視点から話をしました。新城さんの「未がねっ娘」という概念。メガネを描く際にテンプレートを使用するかしないか。人物描写の際に、メガネから描き始めることがあるかどうか。歴史上、最初にメガネをかけた女性は誰なのか。といった話題を展開しました。
いろいろ問題提起がありましたので、気づいたこと発見したことなどありましたら、ぜひtwitter等でご連絡ください。今後の展開に活かしていきたいと思います。企画者としては、このイベントが幅広い研究報告の場としても機能する「メガネ学会」のような機会になるといいなあと構想しています。