リユースでガーデニング> 自然物のリユース カンタンな枝のリユース by みん |
散歩をしていて落ちていた小枝を拾ったとき、
剪定して沢山の枝を処分しなくてはならないとき、
あるいはちょこっと枝をカットしたとき、
これらの枝・小枝の一部をガーデニングにリユースしてみませんか?
もちろんガーデニング以外にもおしゃれにつかえます。
「ウッドクラフト」だと技術が要ったり、時間も場所も力も要る場合が多いのですが、
とにかくカンタンにパッとできて、アクセントとしておしゃれに・機能的なリユースに限定したご紹介です♪
ナチュラル感あふれたガーデニングがカンタンにできるかも♪
枝のリユースのこつはこちら |
その5 食事の時に木の質感を楽しむ | |
柿の枝の剪定後、日光消毒。 |
<箸置きとして>(ガーデニングへのリユースではないのですが) 農薬散布していない若い枝であれば、よく洗って日光消毒後、そのまま箸置きにして楽しむこともできます。塗料を使いませんのであまり長持ちはしませんが。 ◎特にすごい点 途中から枝別れした部分(左写真:箸の手前部分)であれば、転がることなく安定します。 枝をカット 日光消毒するだけ |
その4 ミニクラフトで鉢植えの飾りにして楽しむ | |
(ベニカナメモチの枝から) |
<ちょっとした飾りにして楽しむ> 小枝は木工用ボンドでしっかりくっつきます。 フラワー用のワイヤーでまとめることもできます。 ニス塗りをすれば、違った感じ出る上、耐久性が高まります。 (もちろんしなくても大丈夫です) ◎特にすごい点 危ない作業がなく、室内でお子さんと一緒に室内でつくるのにも最適です。 ナチュラル感を楽しみながらつくれ、鉢がおしゃれになります。 ▼弱点 木工用ボンドで接着したものは、雨ざらしには耐えません。 写真は多肉植物の寄せ植え内に使っています。水遣りを頻繁にしない点・背の高さを低くしてある点から、枝のミニクラフトにはぴったりです。 |
その3 土の上に置く・差し込んで機能を持たせる 〜境目を見せたい、はっきりさせる〜 〜寝てしまう葉や茎を起こす〜 |
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(柿の枝から) |
<植えた球根の目印に・・ミニサイズだとこんな感じ♪> これは、ゼフィランサスの球根を植えたものです。ミニサイズの球根にはミニの枝をうまく使えます。これなら、目立ちすぎない目印になるでしょう?ラフィアをリボンや毛糸・ワイヤーにすれば、小さいお子さんでも喜びそうです。もちろん枝の長さ・太さで全体をいくらでも調整できます。 ◎特にすごい点 ・ナチュラルガーデニングを目指すあなた〜お子さん・お年寄りまで、 危ない作業なく複数でおしゃべりしながら楽しく仕上がります。 ・なんとなく可愛らしいでしょう?! ・枝の選び方でちょっとしたセンスが出せます。 剪定した枝は、長さをそろえてまとめておくと便利です。 |
<植えた球根の目印に・・・球根の数が多くても> 球根の大きさ、数、草丈によっては、もう少し長め・太目の枝を使って、こんな風にミニテラコッタを引っ掛けると遠くからでもはっきりわかります。 ◎特にすごい点 ・何かを引っ掛けたり、飾りをつけることで、遠くから見えます。 ・枝〜枝の間を紐で結んで区切りをつけることができます。 |
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<寝てしまう葉を起こす><境目を見せたい> 地下茎で増える植物の場合、他の種類とまざって進出していきますね。 ←「ここまでよ」という境目を見せたい場合や、葉の下にある植物に日光を当てたい場合など、枝の分かれた部分を上手く利用して土にさしておくと、楽になります。 ◎特にすごい点 ・枝の分かれた部分を使うと、差し込み方と枝の長さにより、枝の傾き・高さの調整ができます ・分かれた枝は、重心が分かれますので、安定します。 ←差し込み方で、枝の傾きがかわります。右側をより深く差し込めば、右横に傾きます。 |
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<寝てしまう葉を起こす><囲みに> ムスカリは植えっぱなしでもどんどん増えていくのですが、掘り起こして遅めの時期(地域によりますが、首都圏だと11月の中旬以降ちょっと寒くなってから)に植えると葉が早く出すぎることがなく、葉の姿がよくなります。 しかし植えっぱなしにできるところこそ、ムスカリの楽しみ。だから葉が伸びてしまいます。 ←葉が寝てしまって邪魔になったら、回りを枝で囲んでみるのも、面白いです。 ◎特にすごい点 ・枝を一時的にストックする場所にもなります! |
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<寝てしまう茎を起こす> 原種チューリップのペルシャンパールです。 草丈が低く、扱いやすいのですが、これの場合茎が細くて曲がってしまいそうでした。 ←手前のチューリップの花の右奥に目立たないように細い枝を立てて、奥のチューリップの茎を支えています。 他のものを置くより日当たりを邪魔せず、見栄えも悪くないのでよいと思います。 ◎特にすごい点 ・細い枝なら目立ちません。 ・分かれた枝はその曲がった角度を上手く利用して枝を土に差し込みやすい角度にできます。 |
その2 トレリス風にして機能を持たせる 〜つる性植物のつるを這わせる〜 〜強風から植物を守る〜 〜花後の邪魔な葉をまとめておく(紐も使う)〜 〜小さくて目立たない植物の目印にする〜 〜植えた球根の目印にする〜 |
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冬咲きクレマチス 「シルホサ・フレックス」 |
<つるを這わせる>(長期的に使う・・きちっと安定させる) 鉢に安定した手作り支柱を立てるには・・・ 鉢に穴を開けて支柱を固定するのが一番です。 これは子供が中学生の時に技術家庭科で「菊の三本仕立て」の実習をした際にもらった鉢のリユースです。 このプラスチック鉢は3方に2つづつ穴が開いてワイヤーが通っていました。 1箇所に2つ穴(×3箇所)を開ければワイヤーが通り、支柱を固定できます。 プラスチックの鉢なら、太目の千枚通しで力を入れてグリグリっとやれば開けられますよ。 短いワイヤーを3箇所それぞれに通し、外側で縛って支柱を固定します。 支柱は少し曲がりのある枝の方1点で縛りやすいと思います。 ちなみに、このプラスチック鉢は簡単にペイントしました。 ◎特にすごい点 ・鉢にしっかり固定されます。 ・少し曲がった枝を使うと曲がりが利用できます。。 |
<強風から植物を守る>(一時的に使う) ←これは「アクセント」というだけではなく植物が倒れないように支えています。 チューリップの花が強風にあおられているのを見かねて支柱として立てたもの。 ぐっと土にさしこんでありますので安定しています。 支柱は円柱状に立てた方がよかったのですが、強風の中、ちょっとでも早く結んであげたかったので円錐状にしました。そういう急ぎの時って、結構あるものです。 ◎特にすごい点 ・・簡単に完成するので、欲しい時にすぐできます。 ・まっすぐな支柱を何本も立てるより倒れにくく安定します。 ・この三角錐は横に並べることもできます。 ・簡単に立体感が出せるます。 ・枝の長さや自然の形が生かせ、ナチュラル感がでます。 ・枝にマスコットを引っ掛けたりして、さらにアレンジ可能! ・三角錐の立体物に比べて、枝なら保管時収納スペースを取りません。 ・ボロボロになるまで使えますが、要らなくなったら処分可能。 土に埋めることも他に使いまわすこともできます。 |
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<植えた球根の踏みつけ防止ガードとして>(一時的に使う) 花壇の中やプランターなら安心ですが、 地面の意外な場所に植えた球根は「踏みつけ防止」のアイディアが欠かせません。 これは2本の枝を組み合わせて踏まないように工夫しました。ヒヤシンスの芽です。 こちらのblogの記事を参照してください。 ◎特にすごい点 「踏みつけ防止」と「目印」は意味やや違い、体を張って芽を守ってくれています。 |
その1 トレリス風アクセントに 〜アレンジして立体感を〜 |
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←これは、庭のベニカナメモチの枝の剪定時に一部残しておいたものです。 アクセントとして使っているだけで、必要なものではありません。 高さの要素を入れて立体感を出したい時に、アレンジ用に便利です。 <手順> 1、枝から葉を取り除き、余分と思われる分枝をカット。 2、そのまま鉢に3本立てて、上の方をラフィアで結びます。 ・・・・何て簡単なんでしょう!! ラフイアはラフィアやしの皮をひも状に裂いてあるものです。。園芸店・DIYショップ等にあります。なければ麻ひも、シュロ縄、ワイヤー、毛糸など、結べれば何でもよいのです。 ◎特にすごい点 ・簡単に完成するので、欲しい時にすぐできます。 ・簡単に立体感が出せます。←これは意外と使える!! ・枝の長さや自然の形が生かせ、ナチュラル感がでます。 ・枝にマスコットを引っ掛けたりして、さらにアレンジ可能! ・三角錐の立体物に比べて、枝なら保管時収納スペースを取りません。 ・ボロボロになるまで使えますが、要らなくなったら処分可能。 土に埋めることも他に使いまわすこともできます。 ←こちらは、秋に咲くノボタンの樹木化した部分を花後に切り詰めた時に出たものです。 こちらはニスを塗ってみました。 ニス塗りをすると雨に強くなり、かなり日持ちします。もちろん見た感じも違います。 |
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