part4

(発言者の明記が無いものは齋藤重信先生の言葉)

決勝戦を前に

「決勝は相手より一歩前に出るサッカーをしたい」

「岡山って・・・?」
(多くの岩手県民/決勝の相手が岡山県代表作陽高校と聞いて)

「岩手って・・・?」
(多くの岡山県民/決勝の相手が岩手県代表盛岡商業と聞いて)

「国立に行きたいのはやまやまなんだけど、店もあるし・・・」
(熊谷寛さん/「とんかつ熊さん」店主)

「監督を胴上げして欲しい」
(釜石南高校・平聡監督/盛商サッカー部OB)

「優勝すれば盛岡のPRになる」
(盛岡市、谷藤裕明市長)

「1球1球に思いをこめて頑張ってください!」
(45、女性/テレビ岩手『盛商応援掲示板』より)

「お客さんの期待に応え得点を狙いたい。
おそらく、盛岡商のDFは僕のことは止めることはできませんよ」

(作陽、村井選手)

「うちらはみんなじょっぱりなんで、気持ちで負けたくない」
(藤村主将)

「先生を勝たせて欲しい」
(小笠原満男、林選手にイタリアから電話)

「ビックリした」
(林選手)


「しょうがないからチャンスがあれば使うかもしれないから準備をしておけ」
(決勝の朝、「もう1回やりたい」という顔をしていた大山選手に)


ロッカールーム

「来たときよりも美しく!」
(多くの先生が、敗れた選手に向けて)

「野洲のプライドをしっかり持って、世界を目指して欲しい」
(野洲高校、山本監督)

「後輩もいない中で、毎日毎日グラウンド整備をして
・・・誰も真似出来ないよ。 この三年間に胸を張れ」

(都立久留米、齋藤登監督)

「次ぞ! 次ぞ!」
(鳴門高校、PKを外した一年生に)

「適当なことやってる奴に こういう思いは出来ないんだよ」
(八千代高校、砂金監督)

準決勝後のロッカールーム、作陽の選手が忘れていった選手章を見つけた齋藤先生
「こういう選手もいるから、隙もあるかな?(笑)」


決勝・作陽戦(2007年1月8日/国立競技場)

「勝っても負けても、絶対に泣くな。勝ったら大いに笑え。
負けたら笑いながら、拍手で作陽をたたえよう」

「走ること、チャレンジすること 逃げるなよ、絶対に」
(試合前のロッカールムにて、選手たちに)

「ざわざわ・・・主審が家本?・・・ざわざわ」
(多くのサッカーファン)

「♪盛商ぞ・・・えっ?」
(スタンドの盛商応援団/校歌が短くて)

「♪想ふかな・・・えっ?」
(スタンドの作陽応援団/校歌が短くて)

「国立におよそ3万6千人の観客が詰めかけています!」
(実況)

「国立ノ 応援席ニ 居マス 〜賢治」
(某掲示板より)


試合開始

「鳴り物応援は自粛」
(監督の声が選手に届くように、盛岡商応援団の配慮)

「齋藤監督は家庭を犠牲にして・・・」
(実況)

「自宅にガレージまで作って、自分が59歳の時、こういう監督になれるだろうか。
ここまで情熱を持ってやっている監督はいない」

(青森山田高校監督/40)


ハーフタイム
「こんなとこで終わんねえぞ! ズームイン出るぜ!」
(藤村主将/押され気味だった前半を終えてのロッカールーム)

「準備中」
(ハーフタイムから「とんかつ熊さん」に貼り紙)


後半

「やばいと思ったけど、すぐに切り替えた」
(林選手、PKを外して)

「冷静さを保っていられる子」
(林選手の母)

「下を向くな。前を向こう。攻め続けるぞ!」
(藤村主将/「えっ、マジかよ・・・」と思いつつも、林選手に
──「福士さんのように、どんな時も下を向かないで先頭に立とう。
チームメートに声をかけ続けよう」


同点ゴール

「彼らと一緒に生活をしていて“これはいける”と思えば使います」
(準決勝後に「もう使わない」と告げた大山選手を投入)

「(攻撃サッカーが)これで“超”攻撃サッカーになる」
(成田選手/大山選手投入に)

「最後にチャンスをくれた。出たら流れを変えてやろうと思っていた」
(大山選手、同点ゴールのアシストについて。
05年、途中投入されながら流れを変えられなかった県予選決勝
──「出て負けた奴より、出ないで負けた奴の方が悔しいんだ」

「これが齋藤先生の掲げる、ひたむきな、 一所懸命な高校サッカーです!」
(テレビ岩手・平井リポーター/同点ゴールに感極まって)

「監督は自分の体調を犠牲にしてまで、熱心に教えてくれた。
その思いに応えたかった」

(藤村主将)

「サッコラ チョイワ ヤッセ!」
(応援席/俄然意気が上がるミスさんさ踊り)


決勝ゴール

「いいですねー好きですね僕!」
(ゴン中山/成田選手のプレーに)

「『疲れた』と思ったら終わり」
(成田選手)

「(盛岡は)一年のうち5ヶ月は雪にとざされ・・・」
(実況/ガセビア)

「スルー!」
(千葉選手/シュート体勢の東舘選手に、後方から)

「チームみんながつなげたボールを決められて良かった」
(千葉選手)

「これが雪国で育てたパスサッカーです!」
(実況/決勝ゴールに)


「あ、終わるな」
(後半40分/興奮して、決勝戦が45分ハーフなのを忘れて)

「もっとしつこくやれ」
(残り一分で下げた成田選手に)

「最後まで怒られちゃいました(笑)」
(成田選手)

「時計を見るな! ゴールを見ろ!」
(ロスタイム、実況掲示板より)


盛岡商業 2
前半
1 作  陽
後半

「岩手の子供たちが日本一 とんでもないことをやってのけました!」
(実況)

「すげえ、作陽のディフェンダー、シンクロして倒れた・・・」
(実況掲示板より)

「目指した物が手に入って、非常に嬉しいです」