Botaira Resort

旅先で出会った皆さんへ

庭の落ち葉を集めていたジェリーさん。

ブレのテラスで本を読んでいたら声をかけてくれました。

「ココナッツ味わったかい?」
「まだですけど」
するとどこからか椰子の実を採ってきてくれて、ケーンナイフで裁いてくれました。
「いいココナッツは、持ってみて重いやつがいいんだ」
なるほど、中にはジュースがぎっしり入っていました。

「日本から来たのかい」「はい日本から来ました」
「フィジーは初めてかい」「もう10回目です、昨年はロマイビティへ行きました、ヤサワは3年前ナヌヤに行きました。」
「トーキョーかい?」「センダイです、知っていますか?」
「知らない」「トーキョーから200マイル北東へ行ったところです」
「ツナミ大変だったね」「フィジーのみなさんが水を送ってくれました、とても感謝しています」
「何日滞在するの?」「1週間です」
「ゆっくりしていってください」

帰国してからわかったことですが、ジェリーさん実はボタイラリゾートのオーナーだったんです。
ココナッツのお礼に、ナンディで買ってきたkavaあげたらとても喜んでくれました。
この後、ボタイラのスタッフの間で私は有名人になってしまったのも、ジェリーさんのおかげかもしれません。

ヤサワ全般に言えると思うのですが、現地のフィジアンはどちらと言うと、とてもシャイで引っ込み思案なところがあります。

スタッフはあまり表には出ないで、ある程度距離を置いてゲストに接しています。

ゲストのためのリゾートを考えているのでしょう。
そのため、ゲスト同士がコミニケーション取れるような雰囲気作りを欠かしません。

ボタイラの裏手には広大な農地が広がっています。
野菜類、イモ類、フルーツとリゾートで使う食材を栽培しています。

驚いたのは、完全無農薬なのに、病害虫が発生していないことでした。

スタッフ毎日欠かさず手入れをしているので、元気に育っているのでしょう。

日本だとDIYで何でも揃えてしまいますが、ここでは自然にあるものだけを利用しています。

野菜作りの楽しみ方を見習いたいものです。

期間中、たぶん小児まひで右手右足が不自由な子供を持つ家族に出会いました。
子供と言っても、もう高校生ぐらいで、両親はシュノーケルの練習をさせていました。
この家族めちゃくちゃ明るくていつも冗談言ったりしながら話しかけてくれました。
スタッフや他のゲストもそっと見守っていて、リゾートでは人気者になっていました。
マンタを見に行ってきたなんてたいしたもんです。
この家族にはきっと明るい未来が待っている、そんなすがすがしい気持ちにさせてくれました。

ボートスタッフの子供。

まだ小学生ぐらいの子供だと思いますが、ボートを操る腕はなかなかでした。
いつもシャイでなかなか話しかけてこないのですが、写真を撮ってあげたらたちまち仲良くなりました。
「洞窟へ行くけど行かないか?」
うんうんと返事をしてついてきました。
フィジーの子供たちは目が澄んでいてかわいい。
自然の中で暮らすということがどれだけ幸せなことか、感じさせてくれました。

バーテンダーのジェイ
やっぱりいちばん話をしたのがジェイ。
はいていたスルが私と同じ柄で、どこで買ったのか聞いたら「ナンディ」
その時から仲良くなりました。
30歳で独身だそうで、「日本に彼女いなのか?」「いないよ、紹介するからフィジアン私に紹介して」と言ったら、厨房へ行って本気で連れてきた時は本気で焦った。
「来年も来いよ」「フィジーには来るけど、何処に行くかまだ決めていない」「ヤサワだったら必ず来いよ」「うんうん」

これで旅行記はおしまいです。
うまく伝わるよう努力はしているのですが、相変わらずお見苦しい内容となってしまいました。
最後にみなさんからサインしていただいた扇子を貼ります。

ジェイから始まって、ロン、ボブ、クリスティン夫婦そして最後のジェリーまで今回もたくさんの方との出会いがありました。

来年もまたフィジーへ行きますが、もしかしたらまたボタイラにするかもしれません。
ヤサワで居心地のいいリゾート見つけてしまいました。

ではではまた来年。

ni sa moce


2012/9/17
しぃー