Meeting with staff biydhoo
モル人にはめずらしく、とても気さくで陽気なモハメド
私が一人旅のせいか、とても声かけやすかったのでしょう。
島のことなどいろいろお話してくれました。
モハメド・・・「今夜ボドゥベルやるんだ、モルディブダンス、来いよ」
しぃー・・・「どこでやるんだい、行くよ」
モハメド・・・「バーエリヤでやっているから」
しぃー・・・「出身はどこ?」
モハメド・・・「・・・アトール、北のはずれだよ」
出身の環礁の名前忘れてしまいましたが、北のはずれの環礁から来たと言っていました。
バーエリアでは毎日午後9時30分からバンド演奏などが行われていますが、
金曜日は「ボドゥベル」の日になっているようです。
スタッフがお揃いのユニフォームで太鼓を叩き踊りが始まります。
なんとも不思議な踊りですが、特に型は無いようでした。
だんだんリズムが早くなり、太鼓の音も激しくなると次々踊り手が増えてきます。
おっ! モハメドが踊っている、すると近づいてきて・・・
モハメド・・・「一緒に踊ろうよ、こっちに来いよ、上がって来いよ」
しぃー・・・「俺踊り知らねーし、踊れないよ?」
モハメド・・・「俺に合わせればいいから、早くこっちに来いよ」
と、私の手を離さなかったのでしぶしぶ踊りの輪に入りました。
マタマノアのヤドカリレースといい、いつもこうなってしまうんだもんな〜汗
いやー!これが実に楽しい。
夢中になって踊っていると、日ごろの緊張感から解放された感じでした。
しばらくこういう経験してなかったのですが、参加してよかったです。
モハメド誘ってくれてありがとう。
翌日、部屋を掃除に来たモハメドが、おもむろにこえかけて来ました。
モハメド・・・「夕べは素晴らしかったよ」
しぃー・・・「こちらこそ楽しかったよ、ありがとう」
モハメド・・・「今夜スタッフパーティーやるんだ、ダンス、来ないか」
しぃー・・・「またダンスかよ、それにスタッフエリアは入れるの?」
モハメド・・・「大丈夫、9時30分からだから、待ってるよ」
しぃー・・・「楽しみだなあ行ってみる、でももう踊らないよ」
後で知ったことなのだが、何ヶ月か毎に、スタッフの慰労と激励を兼ねて
パーティーを開いているようでした。
おおおーやってるやってる。
しかもかなり豪華なセットになってるし、ゲストも何人か案内されているみたい。
圧倒的にスタッフの催し物という感じでした。
途中、表彰式みたいなものがあって月間MVPらしきものが発表されていました。
私のレストラン担当スタッフのムフィードさんも表彰されていました。
ムフィードが私を見つけびっくりしていましたが、祝福してやったらとても喜んでいました。
ムフィードさんはあとで紹介しますね。
コロナビールラッパのみしながら、なんとも不思議な音楽と踊りに見とれていました。
しかし、にわか作りのセットのようで、音楽がなかなかかからなかったり、
途中でブレーカーが落ちてしまい、真っ暗になってしまったり、
その度に「おーおーおー、電気屋さん大丈夫かよー」みたいな野次が飛んだりしてました。
モル語なので解りませんが。
モハメドとムフィード
レストラン担当の、ムフィードさん
モルディブでは、指定席でウエイターさんも担当が決まっています。
モル人はシャイな感じの方が多いのですが、彼もとても物静かな感じの人でした。
出身はアッドゥ環礁、ガン島から来たそうです。
私が好きな飲みものや、紅茶の入れ方まで覚えていてくれました。
レストラン以外で会うことはありませんでしたが、
お客さんが少ない時間帯には、現在のビヤドゥの状況などお話しすることが出来ました。
最終日
ムフィード・・・「来年も来てくださいね」
しぃー・・・「毎日楽しく食事できたよ、ありがとう」「来年も戻って来たいです」
ムフィード・・・「きっと会えるよ」
しぃー・・・「また担当してね」
ある日のランチ
メインの品数こそ少ないですが、しっかりした味付けで美味しく、必ずお代わりしていました。
特に野菜サラダが豊富なので、野菜ばかりモリモリ。
こちらはディナー
見た感じはランチとあまり変わらないようですが、幾分グレードアップされています。
しかし、毎日同じようなものばかり食べていたような気がするのですが
ぜんぜん飽きることなく毎回お代わり出来るなんて、かなりシェフの腕はいいようですね。
こうやってドーニ型のテーブルの上に盛り付けてあります。
手前がフルーツ&スイーツコーナー、真ん中がメインディッシュ、向こう側が、サラダ類の3箇所になっています。
おっと忘れちゃいけないバーエリヤ
左側のカウンターに座っていつも飲んでいました。
イケメンバーテンダー、ハッサンのシェイクさばきなど眺めながら
夕暮れの一杯は最高でした。